感情タグBEST3
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関西弁とやさしい言葉で、読みやすく、愛に溢れる内容だった。
親子の成長、「たのちみだね」のエピソードなど、なぜか涙ぐむ。
我が子を犬と比べる話も、腑に落ちた。
指示を全くしない、先生からの電話の内容を一切伝えないのは難しいけど、目から鱗。
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今年下の子が産まれ、赤ちゃん返りが始まった孫の理解を深めたく手に取った本です。
周りの者が新たな捉え方で受け止めてあげることの大切さを、わかりやすく受け入れやすく書いてあります。
子どもへの声掛けの例がシーンごとに書かれてあります。
それはどの家庭でもよく見受けるシーンで、30年前の子育て時代に読みたかったと思う内容でした。
本当にためになります。
当時、我が子に対しては余裕がなくてできなかった事を今更ながら学んでいます。
「わかってあげられなくてごめんよ。」と心の中で謝りながら……。
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子育て中の人が読んでみるといい本。
年齢時期別に起きそうなことへの声かけの仕方が書いてあり、マイナスワードを投げかけないで対処することができるとわかる所が良き!
母親は、子どもに去られるためにそこにいなければならない。と言う一文が、刺さった言葉だった。
余計な小言は言わない努力が必要だ!
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子どもにこうなってほしい、という思いが強すぎて、あれこれ口出ししすぎてしまっていることに改めて気付かされる。子どもが自ら成長する機会を奪ってしまっていること、してほしい気持ちをどう切り替えるか、等なるほどと思うことが多かった。
繰り返し読み返したい。
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子供を信じれば、子どもは幸せに育っていくってことかな。つい言ってしまう子どもを否定する言葉。良かれと思って、というのを、さらに考えて、子どもにとって良いとはどんな状態?そのために何を伝えるべき?どうすれば伝わる?そんなことを考えてみたい。子どもが悪いことをしたときに、「あなたは私の宝物」って言える親でいたい。
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『子どもをしっかり育てなくては』という姿勢で臨む育児はしんどいし、辛いと思います。
この本の中で筆者は、『そんなに一生懸命、必死にならなくてもいい、ラクに育ててもいいんだよ』ということを伝えてくれます。
子育ての成功、失敗とはなんでしょうか。いい学校に行けば、スポーツで結果を残せば、いい会社に入れば成功でしょうか?勉強ができなくて、就職もうまくいかなくて、これといった特技もない。これは失敗でしょうか?
筆者は本の中で、子どもが『まぁなんとかなるよ』とピンチになっても楽観的でいられる力を身につけてあげることが学歴よりも大きな財産になると述べます。
そのためにどんな場面でどう対処すれば良いか、それをさまざまな場面を例にとって説明してくれます。
私はその場に当たってなかなか理想通りには実行できません。ただ最初は数回に1回くらいだけでも、うまく対処してあげられたらと思います。
もしも今子育てに困っていることがあるとしたら(1つもない人はなかなかいないと思いますが)、読むと心が軽くなってまた子供と遊びたくなるかもしれません。
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今まで読んだ育児本の中で自分に合っていると思った本の一冊。
思春期まであと数年、今の子供との時間をより大切にしたいと思った。子供が家でリラックスできるように心がけようと思いました。
【メモ】
「母親は子どもに去られるためにそこにいなければならない」
エルナ・フルマンという心理学者の論文のタイトル。「そこにいる」というのは、子どもの選択を見守り、必要な時にはいつでも安全な場所に戻れることを保証する態度。「そこにいる」ことは「何かをする」よりもずっと難しい。
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小1の壁にぶつかり、時間のない中で子どもに最良の選択を与えたくて、
「~すべき」「~でないと」とカリカリしていた私に、
子育ては楽しいもの、という原点を意識させてくれた1冊。
★家はとにかくリラックスする場所、小言を言わない
★「私の居場所」という感覚を子どもがしっかり身につけること
★「そのままのあなたでいい」
年齢別のよくあるシーンで
「×言いがちな言葉」「○信じる言葉」をそれぞれ解説してくれている。
ただ、私が何より心に響いたのは、「はじめに」の部分
★子育てを成功させなければ…と子どもに向き合うのはしんどい
どんな大人になるかという結果だけがすべてのような、
苦しみに耐えるような毎日を過ごす親が多い
★「この子が次の段階に成長するのはいつかな?」と楽しみに待つような向き合い方
★根拠のない楽観性が人生のピンチで子どもを支える宝物
<0~3歳子どもが世界と出会う時期>
★子どもが未熟で失敗したことは、叱っても自尊心を傷つけるだけ。
「大丈夫だよ」と何事もないかのように受け止める
★駄々をこねるのは、世界が自分の思い通りにいかないつらさ
そんな現実を学んでいることを慈しむ。そんな時期は一瞬。
<3~5歳その子らしさが出てくる時期>
★好き嫌いもその子の個性
★「ほめる」「お約束」は命令になっていることも。上から目線にならないように。
★ゆびしゃぶりやチックなど、目に見える問題をすぐに取り去る必要のあるやっかいなものと思わない
その問題は子どもがあみだした対処法かも。何か意味があるかもしれない。
<6~8歳学校生活が始まる時期>
★学校の行きしぶりは、まずは家でしっかりリラックス。指示や命令の言葉を使わない
★子どもが自分で試みて失敗して、そして自分で立ち直っていく体験を奪わない
★根拠のない自信、楽観性の心の根っこを育てるためには、そのままの子供を受け入れる
★子どもが意見したときは、まず意見できたことを認める
<9~12歳思春期が始まる時期>
★行動を指示せず子どもがリラックスすることを目指す
(テレビやゲームや宿題や生活習慣などなど…)
負の感情は冷静に伝える見本をしめす
★子どもに腹が立つときは「あなたの味方であなたは宝物!」と怒りながら言う
<13歳以上親子の別れが始まる時期>
★「そのままで大丈夫」「そのままのあなたが好き」が大切
自分らしくや自由に、幸せに、という願いも、それは親からの押し付け
★去られるためにそこにいる=子どもの選択を見守り安全な場所を保障する態度
★目の前の問題がどうにかなればなんとかなると無理に先に進めようとしない
子どもが自分から動き始めるのを待つこと
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なかなか思うように動かない、聞いてくれない男子を育てていて読んだ時。
涙が出た。
子供は近いうち、嫌でも他に関心が出てくる。
子供は不注意をしてしまうので食べこぼしをしても仕方ない。
おねしょや食べこぼしを拭く労力は、その子の傷ついた自尊心を回復する労力より遥かに小さい。
上手に食べられたら美味しかった?と聞いてあげたい。
子どもをいかに安心させられるか、子供といかに楽しい時間を過ごせたか、その貯金が子供の成長の糧になる。
しんどいことがあってもまぁなんとかなるよなという根拠のない楽観性になって、その子の重要な性質になる
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育児図書をたくさん読んだ人からすると、知っていることがたくさん書かれています。ただし、0歳から13歳以上まで親がかける言葉なので、子供の段階的な成長と共に、定期的に読み返したいと考えます。
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子育てでイライラが続いてると感じた時、たまたま検索した時に出てきた本。
こうするといいですよ!と言うよりは、こうゆう視点で見ると、考えてみると、少し気持ちが楽になりますよと教えてくれる内容。
著者がこれまで経験してきたことや受けてきた相談事をもとに言っているので、全く根拠がないわけではない。
読み終えて気持ちが軽くなった。暖かい気持ちになった。
またイライラ続いてるなと感じた時は、この本を読みたい。
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子供を叱るのではなく、親自身が怒って怒りに任せて行ってしまうNGワードと、子供を信じている姿勢を伝えるための言葉が整理されていて、なるほどなと頷ける内容が多数。やはり、何千人の面接、子育て実践、子供たちとのレク歴はだてではない!
無理矢理野菜を食べさせたり、こぼさず食べさせたり、おねしょをさせなかったりすることによる心理的な負担は、子供にとってとても大きく、あとあと残ってしまうもの。
親が片付けたり、怒りを抑えれば済むものなら、我慢、我慢。。信じてあげれば、何れ子供は育つし、小言を言ったり言われたりして親子ともどもストレスを抱えなくて済む!