感情タグBEST3
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個性的であることを認めるというより、個性的であることを付加価値としているような、温かい人たちがいっぱいで感動した。
リトグラフについて知らないことばかりでしたが、また美術館で違った見方ができるなと思いました。
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男子美大生の美智之輔が芸術の街パリで織り成すアートラブコメディ。主人公、美智之輔の心の声が乙女すぎて心がなごみ思わず笑ってしまいます。帰国ビザの期限を気にしながらも将来の夢に好きな作品に恋にとても一生懸命な美智之輔には乙女だけど好感が持てます。終盤はハラハラする場面もキュンと来る場面も色々かっさらってくれてテンポも良く温かい気持ちになれました。好きな事は諦めてはいけないと背中を押された気分になりました。登場する工房やそこのオーナーは実在し、原田マハさんが実際に滞在してたと知り作者の凄さを実感しました。
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登場人物がみんな素敵でユーモアに溢れて
私もパリに行ってみたいっ!
読んでるとパリの街並みがマハさんの
愛に溢れた文章で表現されていて
一緒に旅してる気分で読み進めれました!
とにかくクスッと笑えてじんわり泣けて最高でした
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最初から最後まで、ハルさんが書けるまでワクワクがずーっと続いた。のめり込んだよ原田マハさんは本当に好きで、idem が実在して街も手にとるように描写して、美術史の正確さに本の書き方に、良い。出だしのハルさんの文章から本人に出会うと、ミッチーの乙女な心の声、声では男らしく、空港で見送る高瀬君の手が触れて2年間耐えられたとか南京錠を違う意味で大事に持ってて最後はセーヌ川に捨てた。ハルとムギが片桐はいりともたいまさこ、とか面白さが飛び抜けてる。松原さん出てこないけど、idem の生活がじっくり読めて幸せ
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何度も読み返した本です。
自分もあんな風に夢中に一生懸命に何か見つけて、人と出会って、頑張れるみちのすけに憧れます。
私は30代になってしまったけどみちのすけのような一生懸命さ、頑張って諦めないところを忘れないようにしたいと思いました。話の展開やテンポもよく、面白くて元気がもらえる本です。
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とてもおもしろかったです。出てくる人がみんないい人でエネルギーがあって個性があってすてきです。高瀬くんのことを好きなみちのすけ、失恋しちゃったけどどこまでも可愛かったです。
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アート×ラブコメディ
さすが、原田マハさん!
これまでアートミステリー的なのが多かったけど、ここまで振り切ったラブコメも描けるんや!って。
なんか一本の映画を観たように、一気に読めた。
面白かったー。
しかも、現実に展覧会を開催したって、ほんまスゴイ…!
なんか一つの小説を何重にも、いろんな角度から楽しめるようになってる。
アートに対する愛が溢れてる。
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とにかく読んでて楽しくニヤニヤしながら読みました笑
原田マハの作品は2作目ですが読みやすくてとても入り込めます。
他の小説も読んでみたいです。
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私にとって最高のビタミン小説。全力で生きて笑って恋をしている主人公が、ほんと可愛らしく思えてくる。自分がいるのは世界の片隅なんかじゃない、端っこなんかじゃない、どうでもよい存在なんかじゃないと言われたような気がした。そして、驚いたのは小説と現実の展覧会を連動させたこと。その原田マハさんの情熱と行動力にも、感動した。
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パリの街並みを想像しながら読めた。
美智之輔の乙女心心情描写が面白かた!ちょっとオタク気質な感じで。
美術っていいなー
国境関係なく作品で分かり合えるって素敵だなと感じた。
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『ロマンシエ』とはフランス語で小説家という意味
romancier
実在するリトグラフ工房idemが舞台。
乙女系美術男子のラブコメ。
数行に1回は笑っちゃうのにタイトルの意味がわかった瞬間涙…( ; ; )
「君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ。」
マハさんの本にも必ず刺さる名言があって心に沁みる。
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ロマンシエは小説家の意。
主人公のみちのすけは、友達の高瀬くんに思いを寄せる。
話は、カーチェイス?なんかもあり情景が目に浮かぶようで楽しい。
最後あの二人が結ばれる展開となり、なんだか意外で、嬉しくなった。
リトグラフに興味が湧いたし、何よりもドーヴィル行ってみたくなった、、、!
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自分のジェンダーに違和感のある主人公とロマンシエのハルさん。何とも言えないいい関係でした。最後には、小説と現実が交錯してすごいことになってたんですね。
ロマンシエ(=小説家)、フランス語で言うと響きがいい。マハさんのアート愛が色々と感じられる一冊でした。
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かわいいお話!だけどみんなかっこいい!
ミッチーはセクシュアリティのことで不安定だろうに、芯をしっかり持っていてかっこいい。ハルさんは人生経験少なそうなのにスマートでかっこいい。高瀬くんはアーティストの道に進まなくてもアートを好きなまま仕事にしてて真っ直ぐでかっこいい。私が叫んだところが世界の中心。
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とても読みやすく、グイグイ入っていけて、一気読みしてしまいました。
著者は、元キュレーターであり、作品に絵画に纏わる作品が多いですが、この本も「絵」纏わるストーリーであり、とても面白かったです。
絵画の知識が豊富で、どこまでが小説なのか曖昧なのがとても素敵でいいです。
とても好きな作家さん一人です。
ぜひぜひ読んでみて下さい!
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主人公が本当可愛い、、、読んでてニマニマしちゃうくらい、愛おしいなぁと思った…
と同時に作品というか創作活動、芸術へのリスペクトや愛も感じる。
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気がつくとにやりとしてしまってしまうようなパリを舞台とした微笑ましいラブコメディ。
主人公である美学生・美智之輔の心の声やツッコミが面白すぎる!
うわあパリに行きたい… と思った。
笑あり、涙あり、大好きな作品のひとつになりました。
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最後の特別寄稿を読んで、
この本が大好きになってしまった
さすが原田マハさん
さすが、の一言に尽きる
これだから「原田マハ作品」はやめられないのだ
私もいつかidemのリトグラフ工房に行ってみたい
パリの街を歩いてみたい
これから道に迷ったとき、私は思い出すだろう
"私が叫んだこの場所こそが、
本当の世界の真ん中なのだ。"と
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ピカソもマティスもシャガールも、そりゃすばらしい。だけど、彼らの創ったものに感動して、その気持ちを直接伝えたいと思っても、彼らはもういない。でも、いまを生きてるアーティストは違う。もしも彼らにメールを送ったとしたら…
ひょっとすると、返事がくるかもしれないんだ。
こんなにすばらしい作品をついこないだ生み出した彼らと、同じ時代を生きてるんだ。
現代アートじゃないけど、同じことを思うことがいっぱいあって、それをこんな優しい言葉で紡いでくれたのがとても嬉しかった。どのシーンよりもとてもジーンときた。
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パリが舞台のお話なんだけど、とにかくパリの素敵なスポットがたくさん出てきて、実際に行って見てみたくなった。男子でも女子でもない主人公に正直最初は戸惑ったけど、本を読み終わる頃には自然と受け入れられてたし、今後知り合いにそういう人ができてもすぐに友達になれると思えた。1番最後の一文がとにかく素敵で、思わず読んで素敵ー!って言いながら満面の笑みになってしまった。最初から最後までずっと出ていたリトグラフを見てみたくなった。
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小説としても面白いが、実際の展覧会も連動して実施されたことの方が面白いと思った。idemも見てみたいものだ。
物語はみんな心根の良い人たちばかりで円満な空気感で満たされている。
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初めてリトグラフという言葉を知り、ググってた。発売後すぐにこの本を読み、展覧会に行けた人が羨ましい。サクサク読めた。モノをつくることへの興味を覚えた。
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素敵な物語でした。
大好きな人に大好きと伝えることができない気持ちは、想像するだけで苦しい。それでもユーモアを忘れずに、必死に生きる美智乃輔。
真のアーティストとは、どんなことでもユーモアに変換できる人なのかもしれない。
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娘が忘れていった本。
ラブコメディだねえと読み進めていくと、
最後、実際に東京ステーションギャラリーで開催された、実在のidemという工房の展覧会と連動した小説だということがわかった。なんと手の込んだ仕掛け!展覧会開催にまつわる苦労話じゃなくてラブコメディってとこが好き。
(この展覧会、ぶらぶら美術館博物館でみたような…記憶違いかな。実際に観たかったな)
リトグラフ、恥ずかしながら、いつも出品されててもさらっと見るくらい。今度は、興味を持ってじっくり見てみよう。リトグラフの素晴らしさは、紙とインクの織りなす発色の妙、ということだそうだ(255ページあたり)