感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何の気なしに、手に取って読んだ本。
すばらしい。これからの人生の道しるべになったような
気がしました。
いろいろ、悩みというか悶々とした最近に対して、そういう
世代であることを踏まえて、今後の灯明をもらったような。
ある部分を読んだとき久方ぶりに、体に電流が走るというか
丹田のあたりがぎゅうっとなって、下っ腹があつくなった
感じを覚えました。
50を半ばにして、なんとなく先を歩む道しるべの内容を
もらった気がしました。
Posted by ブクログ
五木寛之 著「白秋期」、2019.1発行。百歳人生、50~75歳は白秋期。60代から始まる黄金時代。著者が振り返って、もっとも自分らしく生きることができたのが白秋期だそうです。健康、経済(お金)、孤独の3K(不安)を乗り越えて。著者が設定した道標は、コンパクトな生活、浪費しない、車の運転をやめる、粗食にする、自分本位の生き方をする など。健康、命、寿命に関しては、自分の体と仲良くいい関係をつくること。そのためには、いい加減に生きる、そしていい加減の手加減が重要と。また、深い呼吸を勧めていらっしゃいます。
座禅、ヨガ、気功、太極拳・・・、すべて「深い呼吸」。本川達雄氏の「ゾウの時間 ネズミの時間」によると、哺乳類は一生に5億回の呼吸を。その観点からも「深い呼吸」を。
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人生を4つに分けて考えます。
25歳までが「青春」
50歳までが「朱夏」
75歳までが「白秋」
100歳までが「玄冬」
人生100年時代では白秋期は晩年ではありません。
むしろ人生の収穫期であると、著者は言います。
その収穫期を実り多く過ごすためにどうするべき
か。人生の先達である著者に学ぶ一冊です。
例えば「定年後をどう生きるか」ではなく、
「白秋期をどう生きるか」と考えると、なぜか
大きな自由を手にいれたような気分になるのでは
ないか。
再就職で会社に居残るか、それとも新しい道を
行くか。人生の最大の選択期をポジティブに
捉えることができるのではないでしょうか。