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近藤史恵さんの作品を続けて読んでいる。怪事件、お悩み解決のちょい軽ミステリー。
とある会社の新人社員と掃除人キリコが事件を追う。他作品同様に短編オムニバス形式でとても読みやすく面白い。
最後の介護の話は少し考えさせられる。
シリーズになっているようで続きが楽しみ。
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清掃人探偵シリーズ
この短編集で大介とキリコが結婚まで辿り着くとは思わなかった。
登場人物に可愛い又は綺麗な女性の比率が高いことにも驚いた。
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赤茶色の髪をポニーテールに結い上げ、耳につけた複数のピアスを揺らしながらキビキビとビルのお掃除をこなすおしゃれな女の子キリコが会社内でおこるさまざまな問題を解決するミステリー。
「掃除をしていると、見たくないものまで見えてきてしまうのよ」
嫉妬、逆恨み、不倫、マルチ商法、摂食障害、セクハラ…人間の心の闇の部分が文字通り汚れとなってこびり付いているオフィス。そんなオフィスを小さい体1つでお掃除するキリコちゃんはまさしく天使なんだと思いました。問題そのものは重いものばかりでしたがキリコちゃんのキャラがとても癒しになってとても軽快な気持ちで読めました。お掃除って素敵だな、彼女を見習おう!とも思いました。彼女をサポートする新入社員の大介がちょっとヘタレなのですが、キリコとともに大小の事件を追っていくごとに成長しているようで、そこもなかなか面白かったです。
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結構前に書かれた本の再文庫化。
古さを感じさせないお仕事探偵小説。
問題が多すぎないかこの会社とは思いますが、それは小説ということで。人間関係に鋭くメスを入れて、さくっと終わらせる。読後は心が爽やかに掃除されます。
近藤さんの後書きを読むと、前のバージョンと結末が違うそうな。どこが違うかぜひ読まねば。
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軽い感じで読める。短編集なので隙間時間でも読めるのが良かったです。
若くて可愛い女子はビル清掃「なんか」するのは勿体無い的なことを言う男が出てきて、色んな意味で、なんて失礼なやつなんだ!と思いました。
最後の「史上最悪のヒーロー(だったっけな?)」だけ、毛色が違うしなんとなく無理矢理感があって好きではなかったです。ハッピーエンドではあったので、良いのかもしれないですが…。
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ある会社で起こる事件を新入社員の大介と清掃員のキリコが解いていく物語。
8話の短編でできているので隙間時間に読みやすいです。
ただ、最終話の『史上最悪のヒーロー』がなんとなく他とテイストが違っていてちょっと不完全燃焼。
シリーズ物のようなので、最終話を踏まえて次回以降のストーリーがどうなっていくのかが楽しみです。
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続編を先に読んでしまってからの初回。
たぶん、書いた時の作者のキャリアの違いだろうが、内容的に薄い気がしてしまった。
面白いは面白いんだけれど、続編の方が面白かったなーと。
最後の章は、途中まで全くの別人だと思っていて、突然の正体判明に驚いた。
そのあたりの書き方も、なんだか腑に落ちない感じなのかも。。
あと、突然の「ひよこ」も。
このシリーズをきちんと順番に読む方!
この本で判断せずに先に進んでください。
きっと楽しくなるよ。
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突然のひよこにはびっくり。何が起きたかわからなくて何回か読み返してしまった、笑 とってもほっこりするお話でした。私は掃除が苦手だけど、キリコの一生懸命な姿を想像してると掃除したくなっちゃったな
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近藤史恵さんのお話は読み心地が軽くて読みやすい。
所々ちょっと舞台が昔なのかなと思われる表現があったけれど、後書き見て納得。このお話20年近く前に書かれたものなんですね。それにしては今読んでも話の内容がすっと入ってきて自然なので、時代を読む観察眼に感服しました。
ただ印象に残らない登場人物が多くて、主役二人以外はあまり個性が見えないのが勿体無いと思いました。
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近藤さんのコージーミステリーはやっぱり面白い。
とあるオフィスの怪事件や悩み事を持ち前の洞察力で見事解決する清掃人探偵・キリコシリーズ。
軽やかに読める。
だけど真相や動機を知るとまるでトゲが刺さったようで胸に残るものがある。
扱う題材は意外と重めだから印象的。
残念
近藤作品が大好きでしたが、この作品はつまらないな、と思いました。
後書きをみると、デビューして5年目くらいだそうでだからかなともおもったり。
読み飛ばしたりしたのも今作だけなので、その理由は多分魅力的な登場人物がいなかったことと、もう一人の主人公「大介」が気持ち悪い男性だったことが原因かと。