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Posted by ブクログ
短編7話。
遺書の意匠
遅れてきた犯人
銀の爪きり鋏
四十分間の女
浴槽の花嫁
真冬のビキニ
扉のない密室
四十分間の女は,鉄道推理小説ならではの謎解き。
最初は「悪夢の最終列車―鉄道ミステリー傑作選 (光文社文庫)」で読みました。
Posted by ブクログ
『遺書の意匠』自殺する人間が楽しみにしている芝居のチケットを買うか?(笑)遺書の謎は納得(笑)
『遅れてきた犯人』自首しようとしてきた狙撃犯人の恋人の死体(笑)考え方を変えるわけだね(笑)
『銀の爪切り鋏』爪を切られてるのは分かりやすい(笑)しかし結末はすごいな。チョット現実離れしてしまっている感じの真相だったかな。
『四十分間の女』駅に現れ謎の女
『浴槽の花嫁』殺害された新婦。意外な真相。これも先入観に囚われているとダメだと言うことだね。
『真冬のビキニ』
『扉のない密室』花婿殺人。ちょっと無理があるような(--;)『黄色い部屋の謎』のような感じだ。
Posted by ブクログ
退職刑事第二弾。
言語は生き物だとはよく言われるが、「スタイリスト」には驚いた。
自分では使ったことはないが、
その昔、「おしゃれ」に近い意味で使われていたことはわかる。
決してテレビ等の出演者の服を用意する職業のことではない。
「デラックス」はもう少し新しい。
自分で使ったことは多分無いが、以前はよく広告で見かけた。
今で言えば「ラグジュアリー」か。
だいぶ時代感に慣れてきた中で、元刑事がハワイ旅行とはお大尽な。
この時代の海外旅行はかなり高額なはず。
長男のお支払、という設定のようだが。
「四十分間の女」が一番面白かった。
私が不名誉な骨折で入院中という設定の目新しさか、
見舞いの友達が持ち込んできた出来事という目新しさか。
最終列車の四十分前の列車でやって来て、最終で帰る女。
それが一週間くり返され、最後に死体で発見される。
女は何をしていたのか。なぜ死んだのか。
納得できる推理かと言えば微妙だが、
意外な展開でしかも未発生な犯罪とつながるところが面白かった。