感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年10月18日
使用人探偵シリーズの第二作目!!記憶をうしなっている主人公!首を切り取られた死体!浮遊する首!途中途中のシズカさんの謎セリフ!これは謎謎謎!!!謎の千本ノックやぁ〜ってくらい謎がどんどん増えていって謎が解けるまでは何が何だかなんのこっちゃ状態やったのに後半一気にわかりやすく謎も伏線も解けていって読後...続きを読む感スッキリ!!
シズカさんの謎セリフは意味がわかるまでは本当に「何を言ってるかわかりません」ってサンドイッチマン富澤さん状態になってドヤりながら意味不明なセリフ言ってるけど大丈夫??って心配になるけどきっちり回収してくれて意味がわかれば効果のあるセリフやったんやなぁ!って納得!
一作目を読んでからちょうど一年くらい経ってるけどシズカさんのクセ強スーパー使用人っぷりを読んでるうちに一作目の記憶もよみがえってきた!!!
Posted by ブクログ 2021年12月23日
貿易商、宇江神家が住む館は、世間から別名を首無館と呼ばれている。そこで実際に密室状況で、斬首された遺体が発見される。その事件を皮切りに連続殺人事件が発生していく本格ミステリー
Posted by ブクログ 2020年10月31日
この著者の作品を読むのは初めて。最初に想像していたのよりだいぶ面白かったな。ミステリを彩るためのガジェットが多いのでそれらもわくわくさせられた要因だがそれ以上に加害者と被害者にまつわる関係がとても良かった。探偵役である使用人のシズカの謎めいた問いかけも終盤で一気に解かれるところなんか鳥肌もの。多少ご...続きを読む都合主義的展開が多いような気がしたけれどそれを補って余るほど面白いミステリ。この使用人探偵が出るのは二作目との事で前作である「使用人探偵シズカ」も読みたくなった。
Posted by ブクログ 2020年08月03日
さくさく読みやすい。要所要所で思わせぶりなセリフで区切りがつくのは、マンガみたいな引き意識しているんだろうか?
首切りについてのロジックは奇妙なもので、ホラーちっくな雰囲気をつくっていて大変好みです。
真相は幻想から覚ましつつサプライズになっている。正に本格推理という読後感。
Posted by ブクログ 2019年04月30日
『他の誰かではないとしたら?』
分からなかった言葉の言い回しが、最後に全て腑に落ちる。とても気持ちが良い。
使用人探偵シズカを読んだので、それを踏まえた上で再読。
2021.07.06
Posted by ブクログ 2023年05月29日
没落した明治の貿易商、そこで発生する殺人事件。
なかなかの読み物だったが如何せん濃度の濃さを感じられなかった。仕掛けや導入部はなかなか面白そうなだけに少々残念だった。
Posted by ブクログ 2023年05月24日
舞台設定等は好きだったのだけど、今一つ……という印象だった。謎を解く過程というのか、登場人物たちのやりとりがちょっとひっつらこく感じてしまった。
シズカは好きだったんだけど……うーん。
首無館は微妙だったけど、この作品以降に出ている「館」シリーズ(?)、あらすじを読んでわくわくするものがあったので...続きを読む、機会を作って読んでみたいと思う。
Posted by ブクログ 2023年01月08日
穿った見方をすることに慣れてしまっているということもあり、最終的な結末というか、こう言うことだろう的なものは思ったとおりだったけれど、肝心の序盤からずっとテーマであった謎たちについては、「シズカさん、もう少し頭の悪い私にもわかるように説明してくださいな」と言いたくなるほどにさっぱりで、そう言う部分を...続きを読む含めて、痒いところに手が届かないと言うか、座り心地が悪いと言うか、そう言った心地悪さが常にある内容だった。
時代背景だとか、世界観はあまり読んだことのないもので、想像の範疇でしか描けなかったけれど、雰囲気がとても出ていて良い。
本のボリュームの割に、読み応えのある作品だった。
シリーズ2作目と知らずに読んでしまったが、特に問題はなさそうなので、のちに1作目を読もうかと思う。
Posted by ブクログ 2022年10月29日
明治時代。商家 宇江神家令嬢の華煉は目覚めると記憶を失っていた。
使用人探偵シズカシリーズ2作目。
今回もクローズドサークルもの。移転された洋館に幽閉棟。1作目よりも色んな謎がすごく入り組んでる感じだった。
シズカはかなり前からわかってる風で、台詞に「、」を振って意味深な台詞が多いんだけど なんて...続きを読む言うのかなぁ…目の前で自分にはわからない話題を他の2人にされてる時の感覚(笑)
Posted by ブクログ 2022年09月18日
明治の商人の別荘で起こる連続殺人事件。
時代背景がよく出てきて良かったです。
1年前に読んだ作品なので、また読んで感想を改めて書こうと思います。
Posted by ブクログ 2021年10月08日
相変わらず大好物のクローズドサークル&連続殺人事件。記憶をなくした華煉が目覚めた首無館で起こる首切り殺人事件。
かなり序盤からシズカさんが推理を試みるのだけど「シズカさん、もう少しわかりやすくお願い」と頼みたくなった…苦笑。首実験とか本人証明とか、理解が追いつかなくて、ちょっと最後の方大変だ...続きを読むった。なんとなくオチ的なものは予想ついちゃってたのもあるけどね。
Posted by ブクログ 2021年10月05日
雰囲気は良かった本格物。
比較的読みやすい分量なのがよい。
内容は、そこまで興奮はなかった。
というか、今ひとつ腑に落ちないところが多いかなという印象。
また、探偵役の意味深で回りくどい割に、伏線としてそこまでしっくりこない物言いが少し辟易とした。
…それは謎を解く一番の手がかりに最初から気づいて読...続きを読むんだからだろうか?
かといって、隠す気がないほど露骨に示唆していたし、そのつもりで皆読み進めると思うのだが…
Posted by ブクログ 2019年12月09日
前作と全く同じ印象。
手に取りたくなる設定と 途中まではサクサク読めて楽しいのだけど ある時急にごちゃごちゃしだしてわかりづらくなって なんだかスッキリしない結末と読後感の構図。
途中まではサクサク読めるってことは この人の文章が苦手ってわけではないだろうし 後半うーんってなるのはやっぱり腕かなぁ。...続きを読むそもそも書き手の中で消化されてる?
Posted by ブクログ 2019年05月31日
本格ミステリでは出尽くした感のある『顔のない死体』がテーマ。
殺した後に首を斬り、その首を浮遊させて見せつけておいて更に戻す。
その繰り返しにどんな意味があるのか。
主人公が記憶を失っていて、外界から閉ざされた館の中で事件が起き、家族も使用人たちも油断がならない。
これでもかというお膳立ての中で、一...続きを読む体どんな真相が明かされるのか。
派遣されてきた女性使用人が探偵役。この探偵役もいかにもなキャラクター。
クローズドサークルだけに殺人が続けば自然犯人も絞られてくるのだけれど、ここには中庭にある幽閉塔という存在がある。誰も入れないはずの幽閉塔の中にはだれかが幽閉されているのか。
いろいろ詰め込まれている割にはサクサク読める。ラノベみたいな読みやすさで一日で読めてしまった。
首を斬った理由については終盤になると見えてくるが、なかなか面白い。
ただやはり登場人物のキャタクター、ストーリー、背景などいろいろ薄い感じを受けて勿体なく感じる。
この使用人探偵が何者なのかとそこがものすごく気になっていたが、著作リストを見るとシリーズ物らしい。あちこちの怪しい家に派遣されては探偵するという設定だったのか。
Posted by ブクログ 2019年02月19日
没落した旧家で起きた連続殺人事件。
なんというか、事件や真相なんかはわりとオーソドックスなミステリミステリした感じでした。嫌いではないんですが、探偵役のメイドさんが「いかにも」というキャラクターで、話し言葉もいちいち大仰でそこらへんがどうにも抵抗がありました。同じ作者の作品でこのメイドさんの名前を冠...続きを読むしたものがあったからシリーズキャラクターなんでしょうか?
内容も中編くらいのこじんまりしたボリュームでちょっと読み応えに欠けたかな?
Posted by ブクログ 2019年01月18日
記憶を失った主人公、胡散臭い関係者達、意味深で存在感バリバリな美しき使用人、次々と現れる首の無い死体……。
出てくるガジェットは大好物なのです。これぞ本格ミステリ!って感じで、俄然期待値は上がりまくりました。
個人と登場人物達との関係性がモノローグで語られる冒頭にすっかり騙されたし、あ、これ出だ...続きを読むしイイ感じだぞ、久しぶりにヒットきたかも………と思って読み進めたら。
探偵役にあまり魅力を感じられなかった上に、全体に漂う雰囲気が、あまり怖くない。薄気味悪くない。なんか惜しい(何が?)
謎解きに関しては斬新さを感じる部分もあったので、文章がもう少し熟れれば良かったのかな?
でも、この作家の次の作品が出たらやっぱり手に取るだろうな。
Posted by ブクログ 2018年12月27日
「使用人探偵シズカ」シリーズ2作目。前作は未読だったが問題なく読めた。
明治時代、貿易商の館での連続殺人。記憶喪失の主人公、あやしげな幽閉塔のある館、首のない死体と霧の中を浮遊する首…
古典的なミステリのガジェットてんこ盛りだが、全体的に淡々とあっさり話が進むのがちょっと残念。
首切りの理由は面白か...続きを読むった。
Posted by ブクログ 2018年11月21日
使用人探偵シズカシリーズの第二弾。前作はやや変化球な本格ミステリだったが、今作はド定番の館物で、連続殺人、首の無い死体、浮遊する首、等々、本格度はグンと高まっている。
だけどなあ。これ、ページ数の割に少し盛り込み過ぎていないか? 充分理解出来ない内に読み終わってしまった。せめて建物の見取り図でもあれ...続きを読むばなあ。
それと、シズカの回りくどい言い方ね。自分だけ分かっている上での意味深な言い回し。こういう書き方をするのが、著者としては気持ちいいんだろうけどね。
アイデアは良いので、後はこういった題材をもっとフェアに書ける技量が必要だと思う。