【感想・ネタバレ】座敷娘と料理人 2巻のレビュー

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ジーンと来た

今回もケータロー関係でジーンと来る話があった。姫様、本当に幸せだねえ、でもちょっと切なくて寂しいねえ。美味しいものたくさん食べてもっと幸せな神様になって欲しいです。

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2021年06月23日

Posted by ブクログ

ほっこりさせてくれるなぁ、佐保里先生
『永遠娘』を読んでいるってのもあるんだろうが、人間の青年が、見た目からは想像できないほどの年月を、和装少女の状態で存在している座敷童に、淡い恋心を抱き、側にいるってストーリーが、自然に受け入れられる
改まって言う事でもないんだろうが、食系とファンタジーは、相性が良いんだろう
もっとも、その相性の良さを、しっかりと活かせているのは、佐保里先生に、努力に裏打ちされた実力があるからに他ならない訳だが
柔らかさを感じる一方で、なよなよはしていない絵柄が、ストーリーのテンポを乱さず、多緒の心が成長していく様を、ハッキリと表現してくれている
料理そのものの描写は、まあ、「普通」なんだが、多緒の料理を食べた時の、ファンタジー世界の住人らが見せるリアクションが、実に良くて、ほんと、美味しそうに見えるのだ
この(2)では、姫さんは勿論として、先の巻で、多緒と、ほんの少しだけ仲良くなれた金華も美味しい顔をしている
そんなヒロイン陣に負けず、いや、ある意味、勝っているのが、金華の弟・小鐘だ
少年態も、子狐態も、可愛すぎて、プルプルしてしまう私
例に漏れず、多緒も小鐘のキュートさに、メロメロとなってしまっている
新たに、小鐘の餌付け(笑)にも成功した多緒は、不思議な屋敷の中で、様々な経験をしながら、姫さんとの絆を強めていく
年齢や種族の差はあるけど、多緒には「頑張れよ」とエールを送りたくなる誠実さっつーか実直さがある
家族に対し、ちょっと、壁は作ってしまっているが、今後の展開では、その壁が取り払われることもあろう
多緒の精神がタイムスリップ&憑依しちゃう、『幽霊になった料理人』も「読ませるなぁ」と感じさせるだけの質だが、個人的には、9品目「クリスマスはたこパーで」の方が和んだ
和系の存在が、クリスマスを楽しんでいいのか、とツッコむほど、私は野暮じゃないし、時代錯誤を拗らせてもない
楽しい事は、立場に関係なく、皆で楽しめばいいのだ
たこ焼きを楽しみ、熱さと味、ちょっとのスリルを楽しむ姫さん達は、マヂに可愛いなぁ
久しぶりに、タコ焼きが食べたくなった。ちなみに、私のお勧めだが、ケチャップも美味しい
この台詞を引用に選んだのは、グサァァッッ、と来たので
私以外にも、ダメージを受けた漫画読みもいるだろうな
偏見かも知れんけど、漫画読みってのは、コミュニケーション能力が高くなくて、人付き合いで、ちょい失敗を繰り返している事が多いので、この手の失敗もあるんじゃないだろうか
「本物の愛」と同じくらい、「対等の友情」を見つけるのも難しい、今日この頃
「罪悪感から、何かをするのは、相手のためではなく、自分のためじゃからな。する方も、される方も、あまり気分のいいものではないんじゃ」(by姫さん)

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2019年09月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

姫様、「夢」が叶ってよかった。少しずつにぎやかになっていくのもいいね。たこ焼きとスイートポテトが食べたくなって仕方ない。表紙のおにぎりも素敵。金華の上司へのおもてなしはどうなるのか。

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2019年05月01日

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