【感想・ネタバレ】赤い猫 ──ミステリ短篇傑作選のレビュー

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Posted by ブクログ

仁木悦子さん、やっぱり好きだなぁ。
事件も陰惨なものでないのも読みやすくていい。
今回収録の作品のいくつかで探偵役を務める悦子さんが車いすなのは、自身を投影しているのだろうな。
最後の「最も高級なゲーム」での学生たちの様子も好き。
また仁木さんの作品を読んでみたい。

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2024年01月16日

Posted by ブクログ

無駄がない良質な短編集。発行から随分時間が経っているのに、古くささではなく懐かしさを感じる。良い本です。

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2019年05月19日

Posted by ブクログ

短編集。
殺人やら誘拐やらが起きるのに、なぜか読んでいて不快な気持ちになる描写に出会わない。登場するこどもたちへの視線が温かい。おなじみの兄妹、鷹揚な雄太郎とママになった元気な悦子にも会える。大満足の一冊。

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2019年03月09日

Posted by ブクログ

少し読みにくさを感じたのは、ポップな装丁を裏切り、結構前の私が生まれた時代の文章だったからかな?
作者の仁木さんはおそらく私の祖父母と同世代。
旧仮名遣いとかの古さはないけれど、セリフの感じとか出てくる物に昭和を感じました(笑)
第2部の「小さい矢」が一番好きだったかな?
少し読みにくさもあったけど、なかなか面白かったです。

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2021年12月13日

Posted by ブクログ

推協賞受賞の短編集「赤い猫」に3篇を追加した傑作短編集。さすが仁木悦子の作品。サラッと読ませて粒ぞろいの作品達。どれも優劣付けがたい面白さでした。(仁木作品の代表シリーズキャラクターが色々入ってるのも楽しいですね)殺人事件や傷害事件など基本的には犯罪のお話なんだけど、常に出てくる子供達には優しい視線が注がれてるのも良いです。

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2018年11月05日

Posted by ブクログ

日本推理作家協会賞を受賞した表題作を含む短編傑作選。
日下三蔵氏がセレクトしただけあって、収録作全て面白かった。表題作がやはり頭一つ抜き出ていたが、伏線が丁寧に張られ、殺人を扱っていても殺伐したムードにならない短編ばかりだった。現在、ホンワカしたミステリを書く女流作家が何人かいるけど、そのルーツが仁木さんなのかも知れないな。

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2018年06月14日

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