感情タグBEST3
匿名
おっとりしっとり
時間がゆったり流れているような、読んでいてじわわ~としてくる作品でした。
登場人物の表情だったり会話だったりが温かいし、それだけじゃなくてコミカルな部分もあったりで、しっとりした中にも賑やかさのある作品だと思いました。
ストーリー自体面白いし、ストーリーの中で伝えたいことと、絵や台詞が合っているからでしょうか、読みやすく、スッと入り込んでいきました。
これはもう、エロが無くても好きになっちゃうタイプのお話ですね(こちらは本番ありでしたが)。2人の会話や空気感がほっこりして良いんですよね〜。2人とも朗らかな性格だからかな。ページ数そんなに多くないのに、がっつり読んだような満足感があります。何度も読み返すでしょう!
Posted by ブクログ
穏やかな優しいストーリーでした。
ストレートだった男性の糸瀬さんがゲイのホーキンスを受け入れるまでの過程が
これまで読んだ同じような設定のお話の中で一番自然に思えました
ホーキンスの恋心が糸井さんに届くまでと、
奥さんを想って靴下を編む糸瀬さんとその糸瀬さんに寄り添うホーキンの様子に涙が止まりません。
その後の大人な二人が幸せそうに微笑み合う様子にはこちらまで和みました。
ふたりのそれからが読めると嬉しいです。
胸に残る温かなお話
作家買い。編み物を縁に出会った二人の物語。先生は奥様に先立たれ、その心の痛みを昇華出来ないまま。途中まで編んだ靴下という形で残っています。主人公は祖父が英国人であり編み物を日常にする人だったためか、編み物と先生にハマってます。ちょうど先生に海外の仕事が入ってきて、アシスタントのような位置に。美味しい、けれど辛い位置。けれど、少しずつ先生の心は変わっていくのです。じんわり泣けるお話でした。