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Posted by ブクログ
神田松之丞から六代目神田伯山になった著者による、講談とは何か、に始まる一問一答式Q&A、自身の持ちネタを中心とした講談演目の解説と、先日鬼籍に入られた人間国宝の講談師一龍齋貞水との対談、および自身のインタビューと、著者によりつい最近講談に興味をもった私にとっては、正に「入門」の一冊。
何しろ、神田伯山本人の講談会のチケットは取れないので、当分は本書を参照しながら、You TubeやCD,DVD等で著者はもとより、本書で紹介されている他の講談師の講釈を聞くか、寄席、あるいは伯山以外の講談師が出る講談会へ行くしかなさそうである。
Posted by ブクログ
私みたいな、最近講談聴き始めて、挫折しそうな人にとっては非常にありがたい本でした。連続ものの概要を知っておくと、物語へ入りやすい。畔倉重四郎とか、少し読むと超悪いやつじゃん!コイツがまっちゃんにどう語られるかと思うと確かに聞きたい、観たい、と思っちゃう。
慶応太平記、村井長庵、どっちも悪い奴。けど惹かれるんだろうな。
しかし、長そう…
Posted by ブクログ
貞水先生との対談だけでお釣りがくる。
普通なら松鯉を継ぐんだろうけど、可能なら伯龍になれ、と思うところだな。
いっそのこと、雲黒斎談志と名乗っちゃえば、とも思ったりなんかするけど(笑)
Posted by ブクログ
入門書として手に取るにはちょうどいい。
講談の歴史、神田松之丞さんの考え方などを知れるいい本だと思う。
講談と落語の違いでの一節。
「落語は基本的にフィクションだが、講談はノンフィクションである、ただしノンフィクションでも脚色は自由。」は、使えるなぁと思った。誰かに話しをする時には使ってみよう。
講談の未来をどう捉えられているのかに興味がある。
他の本も探してみよう。