【感想・ネタバレ】図書館の殺人のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

83点:「・・・・・・裏染くん」
「なんだ」
「本好きな女の子の話、書かないほうがいいよ」
「どうして?」
「主人公が卑怯者だから」
「別にいいんじゃないか」

シリーズが進むにつれて読みやすくなりおもしろくなる。過去作のキャラが絡んでくるところは今まで読み進んできたご褒美のよう。
犯人の動機が弱いとぱっと見思えるが、「鏡の国星」が明らかになれば、おそらくイメージは一転する。
「面倒だからでしょ」
「その問題が理想形だからだ」

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2024年01月09日

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 三作目にしてキャラの掘り下げはもちろんダイイングメッセージやフーダニットなど謎解きと面白さは健在。さすが「平成のエラリィ・クイーン」と呼ばれるだけはある。

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2023年12月31日

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裏染シリーズ第4作!

今回もまぁ面白い!やっぱり好き過ぎる〜!
ミステリ苦手でもこちらは読みやすいし、トリックとかも理解が出来るのでおすすめなんです♪

キャラがとにかく立っているので、楽しく読める。
次が早く読みたい…先生…お願いしまする…

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2023年04月04日

Posted by ブクログ

 手元にルーズリーフとフリクションのペンを用意して、事細かに手がかり書き出したというのに、犯人を突き止められなかった。
水族館の時より精度が上がっている。
「もう、お手上げ」と解決編を読み始めると、序盤で犯人の名前が出てきて面食らい、さらに意外な犯人の名前に「ぅえッ!?」と声が出た。
 見え隠れしていた裏染天馬の過去に少しずつ陽が射してきたところで次回におあずけとは、しかもその続編はまだ出ていないらしい。なかなかサディスティックな著者だ。
だが裏染天馬シリーズを四作連続で読んで、四連敗。
「次こそは」と思う私にとってはちょうどいい休憩かもしれない。

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2023年01月29日

Posted by ブクログ

裏染天馬シリーズ長編三作目。
これは面白かった。ここまでで一番好きかも。

ダイイングメッセージものの解決の仕方はやはりメッセージがわかればすぐわかるというものよりは他の要素で犯人を確定して、駄目押しとしてこうだったとわかるのが一番スッキリするんだよなぁと思う。
有栖川有栖が好きなので「比類のない神々しいような瞬間」(元はクイーンだけど)が引用されてるのもワクワク。
これまでの作品の中で一番小ネタが拾えた気がする

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2022年08月28日

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論理的に犯人を絞り込んでいく過程は引き込まれる。シリーズ4作目で、各キャラクターもお馴染みになってきたためそれぞれの言動も違和感なく楽しめる。

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2022年01月10日

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ネタバレ

もう、とにかくバランスが良い!

読みやすい文体、コミカルなキャラクター、ニヤっとさせる小ネタ、そして読者への挑戦からのスッッキリする謎解き。これは友人に自信を持ってオススメできる作品です。

天馬、天馬、天馬ーー!
って心の中で、謎の叫びを上げながら読んでました。安定のナイスキャラです。ドヤ顔でアニメ化してほしい。

推理小説において、ダイイングメッセージの意味、動機からの推理なんて確かにあってはならない!素人?の私達はそこばかり気にしてしまいますが、キッチリそこに頼らず論理的推理に優しく誘導してくれます。そんで、最後にはダイイングメッセージのネタもスッキリ回収してくれる。

高校生探偵がありえない?この街で殺人おきすぎ??良いんです!米花町に負けず、どんどんヤッちゃってください!続刊楽しみです。

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2021年06月13日

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『風ヶ丘』に続き、青崎作品四作目。表面はラノベチックの青春ものっぽいものの、中身はカッチリした本格ものだ。ミステリィに読み慣れていない方はこのシリーズから入るのもいいかもね(^^) 勿論、玄人な読者でも楽しく読めるのでご安心を(笑) 余談として、まだ読まぬ作品の犯人当てなんて…裏染センパイさすがッスw 星四つ。

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2024年04月28日

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小説ではあるけれどラノベを読む感覚だった。
他の方も書いてたけど犯人が本を持ち去った理由がわからなかったのと、殺す理由がもうちょい欲しかった…自分が犯人なら躊躇ってるかな

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2024年04月23日

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ネタバレ

裏染探偵シリーズ3作目(4作目?)!
今回も丁寧に容疑者やトリックをヒントを出しつつ読者に考えさせようとしてくれる。
まあ全然今回もわからなかったけども笑

登場人物のコミカル感がなー、仙堂警部、裏染くんに頼むくせに嫌々感がすごくて捜査情報は渡すけど協力的じゃない感じがあんまりかなー。
袴田兄も社会人のくせに言動がコミカルすぎる。

そして今回は動機が納得いかなかった…
被害者を守りたいがために1人目を殴ったのに、それを見られたから被害者を…?え…?

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2023年12月15日

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ロジカルなミステリで楽しめた。本筋の事件だけでなく、定期試験に絡んだ学園パートも充実。裏染くんの過去も少しずつ明らかに。次回作も楽しみ。

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2023年09月10日

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裏染天馬シリーズの4作目。
今回のテーマはダイイングメッセージ。
平成のエラリー・クイーンの名は伊達ではなく、今回もロジックが冴え渡っています。
キャラの軽妙な掛け合いも面白かったです。
次回作がとても楽しみ!

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2023年05月19日

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裏染天馬シリーズ4作目です。
今回のテーマはダイイングメッセージです。
このシリーズ本当に読みやすかったのですが、今回は少し動機が薄い気がしたのです。。。
ただし本当にこのシリーズはキャラクターが素敵でした。
楽しく読ませていただけました☆
最後に天馬の過去も少し出てきます!
連続ものなので、ぜひ体育館の殺人から読むと登場人物の関係性がよくわかるのでおすすめです!!

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2023年05月08日

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 青崎有吾さん初読みです。平成のエラリー・クイーン? え、何それ! 読んだことも、当然作風も知らないんですけど‥。
 加えて、本書が『裏染天馬シリーズ』の第4段?(短編集を除くと、体育館→水族館ときて、本作が第3段とのことです) え、読む順番守んないとダメ? 等々、全くのミステリーど素人丸出しの私は、何となくのタイトルで選んでしまったのでした。トホホ‥。

 と、ボヤきながら読み始めましたが、エラリー・クイーンもシリーズの順番も関係なく、十分に楽しめる作品でした。
 主人公がアニメオタクの高校生探偵・裏染。なかなかの曲者です。ポンコツ・ダメ人間のようでいて、高い知性と学識を備えており、体育館と水族館の事件を解決し、既に県警からも捜査のアドバイザーとして協力依頼されています。
 徹底した論理で推理を組み立てていく緻密な構成と、裏染と周辺人物(特に女の子たち)との軽妙な掛け合いの妙が大きな魅力で、スルスル読み進められます。

「読者への挑戦」、探偵読者に事件解決のヒントをすべて提示するのが、もしやのエラリー・クイーンのスタイルなのですか? 「楽しみながら推理してね!」ってことですね? なるほどー、勉強になりました。
 キャラクターの魅力と相まって、このシリーズが人気なのも頷けました。これは、第1〜3段も読むしかないですね。

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2023年01月28日

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体育館の殺人に続く第4弾。第2,3弾とすっ飛ばして第4弾を読んでしまい後悔しています。出てくる登場人物が前の巻に出てきていた人たちがいて・・・。やっぱり順番に読むべきだったのか?でも裏添天馬の推理力はパワーアップしているし物語を牽引していく袴田柚乃も健在だし、その二人に振り回される仙堂警部、袴田兄もいい味をだしているし。最後に天馬の過去がチラリと見え隠れしこの次が気になるところで終わったのが残念でした。この本が2016年出版なのでもう続きでないのかなぁ。とりあえず第2・3弾を読みたいです。

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2022年11月08日

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「体育館の殺人」で裏染天馬シリーズのファンになり、現発行済4作品を一気読み。こういう、論理立てて物事を考える描写の作品が、自分は好みだと改めて感じられた作品集でした。
今作も非常にロジカルな推理に心踊らされて、活字の世界から抜け出せなくなりました。このシリーズに出会えたことに感謝を。
次の作品が待ち遠しいです。

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2022年08月27日

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ネタバレ

続きが読めないのが寂しくてずっと勿体ぶってたけど、裏染が恋しくなって読んでしまいました。このシリーズ本当に面白い!柚乃と裏染の会話が可愛すぎる。有紗ちゃん可愛かった。従兄と仲が良くて一緒にイタズラもする有紗ちゃんが少し羨ましいなと思いながら読み進めてました。動機がよくわからなくて、でも恨んでいたとかじゃないのがなんとも言えない気持ちになります。最後の『鍵の国星』が持ち去られた理由が読者に委ねられる形で、私には理由が全然わからず、消化不良です。 そして続きがすごい気になる。早く出ないかな。

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2022年04月07日

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面白かった。
ミステリーだった。
裏染の事情は分からす仕舞い。続編で分かるかな。あと2冊くらいかかるか。
とすると、以降は美術館?公民館?

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2021年12月31日

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主要キャラたちが青い(青春的な意味で)

サブカルの小ネタとかちょいちょい自分と世代があっているので面白かった。

犯人の動機としてはなんかイマイチなような気もするけど、まぁ人のは気持ちなんてわからんよねー

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2021年10月23日

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ネタバレ

読みやすすぎてあっという間に読み進めてしまい、いやまだ終わらないでくれ楽しいんだ頼む、と思ってたら読み終わってしまいとても複雑な気持ちになった。面白い作品に出会ったときならではの気持ち。
前作まで同様、主要登場人物たちの軽妙なやりとりも微笑ましく、本格推理抜きとしても十分楽しめる。と思う。
今回も読者への挑戦の後数時間考えてみたけどもさっぱりわからなかった。裏染天馬のこれでもかというほどの論理的推理でスッキリ。
犯人の動機は結局袴田兄の言っていた方ということなのだろうか。深い愛情から憎悪への反転。

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2019年11月28日

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やっぱり面白い。水族館に比べてそこまで細かくないから読みやすいという印象。裏染の過去に少しずつ迫っていくところが良き。次作も読むのが楽しみ

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2019年11月15日

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なるほどな。ナンバーロックの書いてある期限票ほどこに行ったんだろうなと思っていたけど、そういわれればそうか、他にいないなと思わされる。ただ殺人があったその時、被害者と加害者の間にどんなやりとりがあったのかなぁ。『鍵の国星』読んでみたい。

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2019年06月01日

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・読み終えて時間がたってしまったのでうろ覚えだが…
・論理の構築はこれまでのシリーズ通り。主人公たちキャラのユニークさと、推理小説としての論理性のミスマッチが楽しい
・犯人の意外性はある。というか、消去法だよねえ。私には犯人当ては無理だわ
・キャラものとして読むか、本格として読むか、どちらにも読めるのが魅力だと思う

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2019年01月23日

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裏染長編第3作。ダイイングメッセージの扱い方が好きです。手がかりが揃うにつれ、ますます犯人が分からなくなるというジレンマに陥りますが、そこから発想を転換させて、1人の人物を浮かび上がらせる逆転の一手がお見事でした。

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2018年11月08日

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久々に読者への挑戦状があるミステリを読んだ。個性的な探偵だけどやってる推理は詰め将棋みたいで手堅い。時おり挟まれるサブカルネタが分かるとちょっと嬉しかったり。

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2023年09月14日

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シリーズ屈指の出来と思っていました。
ストーリーもトリックも、キャラのやり取りもいい感じで★5確定と思って楽しく読み進めていたのですが、最後の最後、殺人の動機が訳分かりませんでした。
★ふたつもマイナスしてしまうくらい突飛な展開で、もう少し何とかならなかったのかなあと。とても惜しいです。
次作が長らく出ていませんが、面白いシリーズではあるので期待して待ちたいと思います。

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2023年06月24日

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疲れた頭でも軽めに聞けるAudibleとしてよかった。
特に何かどんでん返しなどがあるわけではなく、起こった殺人事件を1つずつ論証して解き明かしていく典型的なミステリー小説だが、その部分が心地よく読めた。

※Audibleを3.5倍速で聞いている中で高校生の女の子の声がキャンキャンと耳に響いたためその部分の音が私には中々合わなかった。

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2022年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯人は、この人も容疑者リスト(冒頭の登場人物)に入るんだな、と気になっていたので「予想」は当たった。
ただ、論理的に推理する上で、髪の毛のことには気が付かなかったので残念。
メガネのほうは怪しいと踏んでいたので、その意味でも、犯人臭いな〜という感じはした(動機はイマイチわからなかったが)。
今回もハーレムラノベ感が満載で、合わない人には合わないんだろうなと思う。

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2021年10月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相鉄瓦版に紹介されていて、舞台が沿線モデルということで読み始め。
シリーズものとは知らなかったので人物関係に冒頭混乱。
ですが、正当な推理小説で面白く読ませていただきました。

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2020年10月30日

Posted by ブクログ

終盤の畳みかけるような推理は期待通り心地いい。個人的には体育館と水族館の方が好きかも。天馬の秘密にも少しずつ近づく柚乃。次はどこが舞台になって、天馬の秘密にどこまで迫るのか、楽しみです。

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2018年11月26日

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