【感想・ネタバレ】期待はずれのドラフト1位 逆境からのそれぞれのリベンジのレビュー

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Posted by ブクログ

自分を正しく把握できればいいんだけど、それがいちばん難しい。ひとりで解決できる問題ではないからね。

まあ、とにかく。ぼーっとした時間をなくして、明日からがんばろうと思わせてくれる本です。

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2016年11月17日

Posted by ブクログ

仕事や生き方にとても役立つ事が多かった。
普通に当たり前のことも多いだろうけど、伝えている相手がドラフト1位で色々な挫折や経験をしているから、説得力が違う。
阪神ファンとして、藪さんがここに入ってるのはちょっと違うかなぁ。と感じた。

・事が起こった瞬間にすぐに手を打つ。反応ではなく対応する。一旦感情を脇に置いて次の一手を考える。
(仰木監督)
・学ぶときに大切なのは謙虚になる事
・未来に楽しい事がある。何でも自分の力で変えられる可能性があるから。
・明日を変えるために知識と技術を身につける
・これからどうするか未来形で話す。昔話は不要
・失敗は沢山しても良いが同じ失敗は二度としない。

・自分のゴールを決め、ゴールにたどり着くために何をするべきかノートに書き出す。
目標、乗り越えるべきカベ、解消すべき課題
・目標をノートに書く事で行動が変わる。
・トレーニングを怠らず準備に時間をかける。
・つらいときには今は神様が我慢しろと言っているんだ。勉強する時期なんだと考えて我慢する。
どんなときにもポジティブに!

・営業は自分がいかに気に入ってもらえるか。
・退路を絶ってじぶんを変えようとする姿は美しい。
・人の言うことを鵜呑みにしない。自分で正解を見つける。

・プロ野球は自分を持っている人だけが生き残る世界。周りに影響を受けたり他人に気を遣い過ぎたりする人は生きにくい。
・悪いなら悪い状態でどうやってバッターを打ち取るか徹底して考える。
万全の状態でなくても全力を尽くす。過去の自分と決別し今を懸命に生きる。
・習慣と心構えが本当にすごく大切

・人からはムダに見える事も自分にとっては大事な経験、財産

・準備をしっかりしたうえでの失敗はそこから何かを学び取れる。
・頭の柔軟さが必要だけど、自分の真ん中にしっかりした芯を持つことも同じくらい必要。

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2017年10月29日

Posted by ブクログ

謙虚に学ぶこと
何を変えて、何を変えないのか、自分を持つ
柔軟な頭を持つこと
状況に応じて考えてベストを尽くすこと

分かっちゃいるけど、むずかしい。

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2023年09月12日

Posted by ブクログ

 プロ野球でドラフト1位指名されたが、十分に活躍できなかったと目される選手の「その後」を取材したノンフィクション。登場するのは水尾嘉孝、的場寛一、多田野数人、江尻慎太郎、河原純一、藪恵壹。それに本人は2位指名だが、学生時代から多くのドラフト1位選手と接点のあった中根仁にも取材している。名前を見てわかるように、全く活躍できなかった選手は皆無で(むしろ多くは一時期でも球史に結果を残した選手たちだろう)、彼らに「期待はずれ」というのは酷ではある(本当に「期待はずれ」だった人に面と向かって「期待はずれ」とは言えないだろうが)。

 10代の読者への教育的効果を想定した「岩波ジュニア新書」なので、失敗や挫折をバネに別の世界で復活という定型的なリベンジストーリーばかりなのが綺麗事すぎるが、その中でも日本野球界の「古い体質」の問題が垣間見えるのは興味深い。各人の話に共通するのは、従来の日本の野球界では監督・コーチの権威主義的な指導(怒鳴る、殴る、失敗を責める、気に入らない選手を干す、無理にフォームを変えさせるなど)が横行し、選手は「やらされる」感覚で萎縮してしまい、自分の頭で考えることができなくなってしまうということ。特にプロ生活をアメリカでスタートさせた多田野は「日本のコーチはやってはいけないことばかりをしている」(p.82)とまで指摘する。最近はメジャーとの人的交流が増えて変化しているようだが、完全には払拭できていまい。単に野球界のみならず、企業や学校などにも通じる日本社会の構造的欠陥と言えよう。

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2018年10月24日

Posted by ブクログ

なかにはぜんぜん期待外れじゃない人もいたけど、まあそれは置いといて、第二、第三の人生をしっかりと歩んでいる人を追いかけた企画はとてもよいと思う。

読後は、本書にも登場しないほどの「期待外れ」もすごくいるんだよなあ、とちょっと悲しくなる。

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2018年02月25日

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