【感想・ネタバレ】雪炎のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

馳氏の綴る北海道の情景は、その冬に暮らしたことがある者でないと体感し難いであろう〝うら寂しさ〟を感じられる。その特有の描写が今作に冠された『炎』を際立たたせている。情景と筋の温度差にぞくぞくとする。

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2019年04月10日

Posted by ブクログ

社会派ハードボイルドといった感じ。
読んでいる間、とにかく北海道の寒さ冷たさが一番印象に残った。
公安の闇を過去に背負う主人公の和泉。原発、市長選挙、ヤクザ、盛り沢山で、とても引き込まれて読み切ったが、今一つ消化不良のような。
満足感は少し足りなかった。
でもスッキリしない、これが社会の現実なのかも

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2021年02月01日

Posted by ブクログ

この本が、原子力利権や、選挙に対しどの程度現実に即しているのかわからないが、エンターテイメントとして原子力問題を扱いながらも、原子力と街の利権考えさせられます。今後の日本で田舎町はどんどん淘汰されていくだろうなかで、生き残るためにはお札でビンタされても原子力に頼らないとならないのだろうか。反対と言うのは簡単だが、エネルギー問題、田舎の過疎化問題など読み応えある馳ノワール作品です。

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2020年02月16日

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