【感想・ネタバレ】夜光亭の一夜 宝引の辰捕者帳ミステリ傑作選のレビュー

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Posted by ブクログ

着物の描写が女も男もやっぱり細かい。江戸の庶民の芸事や娯楽の楽しみ方がよくわかる。探偵が幸福な家庭を営んでいるのがいいな。曾我佳城の先祖らしき人が魅力的。

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2021年09月11日

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泡坂妻夫は今となっては懐かしい「幻影城」でお目にかかって以来のファン。現代ものは登場人物の言い回しとか、情景描写とか、いつの時代?という古臭さを感じさせて、しかもそれが作品の魅力だったりする。
時代物は文句なく大好き!無理目な展開やトリックがあるが、それもご愛敬。江戸の言葉、季節の風物着物の柄すべて丁寧で、読んでいるのが心地よい。
表題にもなった『夜光亭の一夜』は手妻師浮城はあの人の…と想像が膨らむ。
心がざわついてしまう時に短編一つ読んで寝ようかなと手に取る一冊。
唯一気に入らないのが表紙。辰親分、もうちょっといい男のイメージなんだけど。せっかくの森美夏さんなのに。

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2018年08月22日

Posted by ブクログ

宝引の辰「捕者帳」、傑作13編を収録。泡坂妻夫の捕者帳ならばハズレ無し。それぞれトリックやネタの趣向が違っていてコンパクトに纏めてくる鮮やかさ。面白いです。
印象深いのは、やはり紋章上絵師でもある氏が描いた「鬼女の鱗」、手妻ネタであり、且つ、例のシリーズのキャラクターのアレですねとニヤリとさせる「夜光亭の一夜」、判じ物の「雛の宵宮」辺りかな。

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2018年09月06日

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