【感想・ネタバレ】ビジネスエリートのための!リベラルアーツ 哲学のレビュー

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Posted by ブクログ

これは、哲学入門者の方には、おすすめできる書です。
哲学史を辿っていく作業もあるが、その後、現代的なお題に対して「哲学する」のである。これが、哲学は今を生きるものである、ということを私達に気づかせてくれる。また、入門者に対するおすすめ書籍だけではなく、哲学に関わる映画も紹介してくれている。これから、哲学を学ぼう、という人たちにとっての強い味方である。著者のファンになってしまった。
audibleで聴く。

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2023年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リベラルアーツは、思考力を高めるもの。
フレームワークやロジカルシンキングでは大胆な発想は生まれない。
奴隷としてではなく自由人に必要とされた技術のこと
古典を学ぶこと=哲学を学ぶこと

哲学と思考の違い=徹底的に思考する
哲学は学ぶのではなくやってみる=しつこく考えてみる
学ぶのは観光旅行、見物。やってみるのは探検。
疑う、関連させる、整理する、想像するのプロセス。
本を読む、考える、言葉にする

思想は世界観。思想は考えた結果はなんでもいい。
宗教は信じること=疑わない
倫理とはルールのこと。哲学によって徹底的に考えてルールが出来上がる。
道徳とは、自分のルールのこと。

各哲学の解説は浅いので参考にならない。

インターネットは自由を奪う
つながりすぎた世界
限界費用ゼロ社会
暮らしの哲学気楽にできる101の方法
ソクラテスカフェにようこそ
哲学の使い方
哲学はこんなふうに
あなたを変える7日間の哲学教室
ラッセル幸福論

映画マトリックス
おみおくりの作法
ベンジャミンバトン数奇な人生
A.I. スピルバーグ

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2022年05月30日

Posted by ブクログ

入門書としてわかりやすい。
哲学とは、といった内容から著名な哲学者の紹介、現実の問題に対する哲学の使い方、哲学するための方法、哲学ブック、映画ガイドといった内容で理解しやすかった。
現実の問題に対する哲学の使い方の部分のみ中身が薄く感じたが、入門書でありそこがメインでないため仕方ないかと思う。

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2020年02月17日

Posted by ブクログ

1.今話題のリベラルアーツについて気になったのと、この著者の本を前に読んだことがあり、わかりやすかったので、購入しました。

2.著者にとっての教養とは、何らかの物事について考えるための基礎となる思考や知識を意味しています。すなわち、思考のベースとなるものです。これを育てるためには、哲学という、物事の本質について考える学問が必要と述べています。哲学を学び、実践することで現代に必要な分析・決断・解決・創造の4つの力を高めることが出来ると述べています。このような入りから、有名な哲学者の紹介に続きます。そして、それを読んだ上で、テロやAI、資本主義などの問題点を著者の視点から述べています。
入門書となっているため、どの章もわかりやすく簡潔にまとめていますので、2時間もあれば読み切ることができると思います。

3.自分にとって哲学とは、「考え方を学ぶ学問」と思っていました。まだまだ未熟なので、思考を深めることができないですが、本書の21世紀の問題を述べている時に、それぞれの問題について、自分なりに考えてみると楽しかったです。しかし、哲学の言葉の意味、例えばイシューやイデア、フィリアなどは意味が難しくちゃんと学ぶのであれば、かなりの時間を要すると思いました。現に私自身、全てを理解しているわけではありません。
入門書なので、すぐに読めますが、3章の21世紀の問題については、じっくり考えて自分なりの考えをまとめた方が思考の訓練になるので良いと思いました(おかげで私はこの本を読み切るのに3日かかりましたが、、、)。これをやった後だと、ニュースを見ても少し違った見方ができたので、このやり方はおススメしたいと思います。

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2019年06月09日

Posted by ブクログ

ビジネスエリートの為かはわからないが、物事を考えるうえで哲学が必要であることに漠然とした問題意識をもっていたことから、本書を読んでその思いが確固たるものとなった。今後は以下哲学者の理解を深めてゆきたい。

・プラトン(理想の姿)
・アリストテレス(人間は本性的にポリス的動物である)
・カント(人間の本質を考える)
・ショーペンハウアー(意志の否定)
・レヴィ・ストロース(構造主義)
・サルトル(人間は自由の刑に処されている)

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2018年11月11日

Posted by ブクログ

学術的な関心を満たすというよりは、ビジネスツールとしての哲学の紹介、といった内容。思考のトレーニングの紹介に近い印象。

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2021年04月25日

Posted by ブクログ

哲学する、というのは問いを通じて思考し、本質に迫ること。新たな考え方を想像すること。
哲学の方法について詳しく記述されていて親切な印象を受けた。

哲学の本ってこんなに面白かったかなと思った。
知識がついてきていること、わかり良い入門書が増えていることがその理由だろう。やっぱりわかるところから読んで行かないとダメ。某大学の哲学科は育成方法をよく考えないといけない。

貫さんの哲学史が紹介されていたのでまた読みたい。

紹介されている哲学者は現代寄りで、その点好感が持てる。というのも、古代ギリシャや中世の哲学には興味がなく、デカルト以降の哲学でないと知識も興味もない。

ロールズやネグリとか、興味のある哲学者も取り上げられていた。

AIや環境問題、ポピュリズムなど今日的な問題にも触れている。とはいえ、各問題をさらっと触れている印象を受けたので、もっと深掘りしたいなと思った。AIが人間かどうか、そもそも人間なんて何かといった問題に興味がある。

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2020年03月06日

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