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面白かった。とても面白かった
『謎の老人山田も馳せ参じ…』
カバーのあらすじの時点で面白かった。ズルい。
洋館に住む四人の女達の物語だが、うまれも育ちもてんでバラバラの女達が導かれるように集まった訳ではなく、鶴代と佐知は母娘でこの洋館が生家だ。おまけに四人の人生が変わる程のドラマチックな展開はほとんどない。
なのに、佐知の生き別れの父親から謎の老人・山田、ストーカーと化した多恵美の元彼、カラスの善福丸さんに河童のミイラ等、登場人物は実にカラフル。それなのにゆる〜い平和な空気を保ち続けているのだ。
どの台詞も面白かったけど、
「嫌いになったから別れたわけではありません。
ただ関係が終わっただけなのです。」
この台詞が個人的にグッときました。
代々外交官を輩出している牧田家といえば「ののはな通信」のはなのお家ですよね。
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■現代版「細雪」というキャッチコピーに惹かれて手にとった本。(とはいえ、内容としては細雪を知らずとも全く問題なし)
■ひょんなことから一つの家で同居することになった母娘+友人2人が織りなすコメディ。
4人の女はそれぞれ性格が違うが、
「くだらないけど品がある」
「自虐的だけど悲観的でない」
「冷めているというよりは俯瞰的な視点」は共通点。
(三浦しをん氏の人間性などが反映されている?)
加えて、突然ナレーターとして登場するカラスの善福丸や、父の霊が乗り移る「河童のミイラ」の存在感がシュールな笑いをもたらすと共に、結末のオチ的には妙にジ〜ンとさせてきたりもする。
結論、個人的にはめちゃくちゃ好きなテイストの作品でした!オススメです。
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女だらけの共同生活
男だらけの共同生活「風が強く吹いている」「まほろ駅前」とはその意味で全然違うのに、同じようなおふざけ感が漂う
生きるのに必要な不真面目さみたいなのをすごくよくわかってて実践してる人な気がして好き
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サスペンスホラーのような題名。しかし、あの家である古い洋館に暮らすのは佐知母娘と同居人2人の不思議な共同生活。母娘はしをん嬢(独身)と母上を投影させたような雰囲気が楽しい。カバーに描かれたカラスは、集合知であるところの善福丸。これが登場した時の唐突感ったらない。更に、佐知の父が霊魂となって登場し、何でもアリな展開に。しかし、ストーカー、強盗、佐知の恋心といったストーリーにすんなり入ってくるのは流石だ。
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三浦さんの描く人間関係は、寄り添い過ぎない距離感で、ほんのりと温もりを感じる事ができて大好きです。どんな境遇の登場人物に対しても、平等な描き方…とでも表現したらいいのか。淡々としているようで、終盤は物語の展開も大きいので、読み応えがありました。
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たとえ家族であってもわからない部分はあっていい。
ならば、家族じゃない人と同居していても問題ないし、今、一緒にいたい人と一緒にいればいいんだと思った。
お母さんのキャラが好き。
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面白かった!三浦しをんさんは「風が強く吹いている」、「舟を編む」や「神去シリーズ」が好きで、お気に入りの作家さんのひとりなはずなんですが、なぜか私の長い長い読みたい本リストの中には三浦しをんさんの新たな作品が入っておらず、久しぶりにお目にかかった気がします。知人が貸してくれたのですが、人から借りるとこうやってノーマークの知らない作品を読む良い機会となるので、ありがたいかぎりです。
さて、本書は、タイトルの通り、古い洋館に住む4人の女性について描かれたもの。
鶴代、その娘の佐知、佐知の友人の雪乃、その後輩の多恵美の4人。この4人の名前を見て、「お?」と思われた方はさすがです。どうやら谷崎潤一郎の「細雪」へのオマージュのようです。と、言ったものの、私、文学作品や名作、古典といったものを全然読み込んできていないので、全くわからないのですが、オマージュというのは確かなようです。
鶴代と佐知の母娘のところに、雪乃と多恵美が転がり込んでいる設定も普通ではないですが、なんとこのおうち、かつてはりっぱな洋館だったようで、離れというか守衛小屋のようなものもあり、いまだにガードマン気取りの山田というおじいさんも住んでいるという変わった人間関係なのです。
この4人が住まうところは東京杉並。阿佐ヶ谷駅から徒歩20分ほど、善福寺川がうんむんかんぬんとあるので、かなり具体的です。グーグルマップを見て楽しみましたが、都内に住んでいたら散歩がてら行ってみたい気がします。
で、この4人の風変りな同居生活、珍騒動のあれやこれやもおかしいのですが、なんといっても余計な文章がおもしろい。いや、「余計」な文章のはずないのですが(笑)たとえば、ガードマン山田を、高倉健に憧れているらしいという憶測から、出来損ないの高倉健と(心の中で)呼んだり。いや、「文章がおもしろい」ということを説明するための好例は他にもいっぱいあったはずなんですが、なぜかこの山田さんを高倉健にもっていこうとする文章が記憶に残っていて、これを紹介してしまいました。なんというか、ちょっと毒舌だったり、物事を斜に構えて上から目線で見ているような表現をしたり、かと思えば、くだらないこと言うので「なんでやねん」とつっこんでしまいたくなるような一文があったり。真面目なのかふざけているのか。つまり、話のあらすじとかなんとかの前に、好きなタイプの文章でした。これを貸してくれた知人は、「なかなか進まなかった」と言っていたので、本当にこれは好みの問題なんだと思いますが、この真面目なのかふざけているのかみたいな文章がダラダラ続きながら、ゆるりと進んでいく感じ、良かったです。ダラダラと感じるのは、「真面目なのかふざけているのかみたいな文章」がだいたい心情描写のところでたくさん顔を見せ、物語の進展を止めているかのように感じるからだと思います。谷崎潤一郎の「細雪」もこんな感じなんでしょうか?(←完全に無知)
佐知が母の鶴代を、雪乃が佐知や鶴代、その二人の関係を、という具合にそれぞれがそれぞれをマンウォッチし、思ったこと感じたことをつらつら書いているところなんかは、作者の力を感じます。人間の本質や人間関係の描写って作家としての力量が分かる気がするのです、私は。ちょこちょこ視点が変わるところがなんとなく引っかかっていたのですが(良い悪いではなく「ほぅ、こういう書き方ね」的な意味で)、そこについて後々わかることが出てくるので、「ほほぅ」となりました。(←何の説明にもなってない。何も言葉が浮かばず悔しい。)
女4人のゆるりとした穏やかな生活が読者に「こんな生活もいいかもね~」「都内に土地があってしかも庭付けでいいじゃない。年寄りだけど守衛さんもいるし~」なんて思わせながらもきちんと驚きの事件が起きるのです。今回のレビューはなぜかあまりネタバレを含みたくない気がするので、書きたいけれどこれ以上書きません。(←何その宣言)。
カラスの善福丸が語り始めたり、いきなり出てきた「私」が語り始めたり、「えぇ?!」「おぉ!!」と思わされること度々。苦手な方もいるかもしれませんが、急なファンタジーも、私は楽しめましたし、さすが三浦しをんさんだと思わされた小説でした。私はとても楽しく読み終えました!
匿名
よくありそうな日常だけど、女4人(母&友達)で暮らすのって実際には聞いた事がない。
きっと難しいだろうな。
性格が違う4人だけど、根っこの所は似た所があるから居心地よく暮らせてるのだと感じました。
ずっと一緒にいても居心地が良い女友達ていいな。
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谷崎潤一郎の没後50年にあたる2015年、谷崎作品にちなんだ書き下ろしを現代作家に委嘱され、書かれたものの一冊だそう。
『細雪』が下書きになっている。
4人(うち2人は血のつながりがない)の女の同居生活。些細な事件や大きな事件がありつつ、全体として緩やかに時間が流れていく。女ばかりの共同生活は父親が不在。主人公は父とは何か、家族とは何かという自問を繰り返し、他の同居人にもそれぞれに悩みや不安がある。
楽しいばかりではないけれど、それでも楽しい女ばかりの共同生活。一人暮らしを経験せず夫と暮らし始め現在に至るわたしからすると、羨ましい。楽しそう。
原作である谷崎潤一郎の『細雪』も読んでみようかなと思う。中谷美紀さん主演でドラマ化もされているようなのでそちらもまた拝聴したい。
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癖がある女性たち4人の家を描いた話で表紙に惹かれました。
くすっと笑えて結婚していなくても子供を産んでいなくても生きていていいんだなと思える本でした。
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何か、オチがあるかというとないんだけど、
四人の女の掛け合いが面白かった〜。
会話に自分も入ってるみたいで、
結構笑いました。
でも、会話ってそんな感じじゃないかな。
行き着くのは結論じゃなくて。
みんな、結論なんて求めてないんだから笑
私が心惹かれた一文↓
夢を見たっていいじゃない。
「いつか」の未来を恐れて夢を見るのをやめてしまったら、おとぎ話は永遠におとぎ話のままだ。
起きてもないことを不安がったり
考えたりすることが多くて、
そんな時に起きてもないことを考えるのはやめようって心に思っていて、
なんか似てるなぁと思って。そうよね、生活は続いていくものだから少しでも楽しく生きよう。
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しをんさんがめっちゃ楽しんで書いた事がひしひしと伝わってくる。ミステリアスなタイトルだと思ったけど、タイトルそのまんまのお話で、ちょこちょこ笑える。
主人公、佐知の小さな頃に別れたっきりのお父さんが、河童の干物(?)に乗り移ってしゅこしゅこ言いながら「ダースベーダーに憧れていた」と言うシーンとか、最高でした。
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三浦さんの文面は凄いユニークでいい!
ベルゴ好みです
面白おかしく書かれてますが
みんなそれぞれ ゆっくり歳をとっていく
不安、寂しさ、少しの期待なども感じるけど
家族のあたたかさ、地の繋がりだけに拘らなくて良いのと
あと皆が気取らず 見栄をはらず
等身大で生活してるのが素敵でした。
※だから結局話変わるけど 俺が何を言いたいかって言うと…
【身近な人や、TVのインタビューでよく聞くんだけど…感動したり、悲しくなった時の感想を聞かれ「いや!本当に泣きそうになりました!」って多様する人多いけど…ぃや泣かねえのかよ!!っていつも思っちゃうよ!】って事!!
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喜ばしい不自由 を選ばなかった、自由な暮らし。
唯一の正しい幸せなんてないし、皆それぞれなのだと。
“些細で愛おしい、私が手放してしまった営みだ。”
“きみたちは守られている。私に。すでにこの
世にはいない多くのものに。知らないだろう。それでいい。きみたちは生きているのだから。”
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同じ家に住む4人の女性の穏やかな生活が描かれていて安心するような本。相手を理解しているからこそ生まれる信頼感が物語を和ませる働きをしてた気がします。
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この小説のジャンルはなんだろう
とにかく電車の中で読んではダメな本
ふいに笑わせられる
この4人の関係がちょっと羨ましい
笑いっぱなしと思ったら
ラストはきゅーっとなりました
よいお話し
楽しかった
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表紙が可愛いから読んでみた。でかい事件が起こるとかじゃないけど、日々のちょっとした出来事が宝物みたいに詰まってる。登場人物それぞれのキャラがたっているのも良かった。お父さんのくだりで不覚にも泣きそうになった(笑)
☆勝手にイメソン
朝ごはんの歌(手嶌葵)
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タイトルどおり四人の女が一緒に暮らしているお話し。佐知と鶴代以外は血縁ではないけれど、気の合う友達と暮らし、ただいまと言って帰れる家がある生活はとても羨ましいなと思いながら読んだ。ずっと一緒には暮らせられないかもしれない。と思ってしまうからこそ、今、一緒に暮らせてることが大切なんだなと思う。
過去の過ちや未来への不安やいろんなことを考えてしまうけど、結局は今をどう楽しく生きていくかだな思った。
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さちと母親つるよと人違いから友達になったゆきのその後輩たえみの4人の女性の日常生活のちょっとした事件?のお話で面白かった。時々くすっと笑えて…
最後はさちと内装やさんがどうなったのか後日談あったらなーと。
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女4人の日常がほんわかと描かれていくだけかと思いきや、意外な展開に驚いたけど、最初から語りに違和感を感じてたので納得。
テレビドラマ化はすでにしているようなのでそちらも見てみたい。
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1つの家で暮らす4人の女たち(母娘と、娘の生徒2人)の半年間の日常。だらだらと読めるドラマで、ぜひドラマ化してほしいと思える、そんなほっこりする瞬間、ドキドキする瞬間が散りばめられている。ただ、女が4人集まったからといって常に恋愛トークに花を咲かせているわけではない。むしろ恋は多くないほとんどが中年・更年期の女たちである。ただ、少ないながらも出会う人のありがたさ、一期一会を滲ませている。
一番大きなテーマは、家族の形と父親であろう。のほほんとした物語の中で、その主題がどんよりと光っている。
ただ、読んでいて驚いたのは、突然予期していない登場人物が話し出すシーンがあること。(ネタバレを避けるために、細かい言及は避ける)あまりに突然で、読者はちょっと置いていかれる。心しておいた方がいいかもしれない。
それがあったとしても、息抜きにクスと笑えて楽しいドラマだ。
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途中で語り手がカラスになる場面がある。なるほどだから表紙がカラス。気高きカラスの王風味なのに、建て替え反対運動に協力してくれる実は世話焼きカラス。
DVストーカー男を美化する描写がでてきたら読むのをやめようと決意していたけど、雪乃のおかげで最後まで読めた。
雪乃みたいな友達いいな。憧れる。
老後の理想形のひとつだと思う。
気の置けない同性の友人とルームシェア。一人の時間も必要だけど、くだらない話を聞いてくれる相手もほしい。
お互いの距離感が同じというか。お互いを縛り付けるものは何もないというか。理解不能な領域があっても流せてしまう自由な関係。まずね、そういう関係の相手が存在するかどうかなんだけど。ヤマアラシのジレンマ状態続くよね。
鶴代と佐知の関係。親からみたら子どもはいつまでたっても子どものままなんだなあ。なんだか危なっかしくて、そこがまだまだ可愛くて。そして子どもからみたら親はうっとうしくて、でも邪険にできない。
鶴代の年の取り方も羨ましい。鶴代のように心身共に元気な老人になりたい。
山田さんはなんなんだろうね。
それから佐知のお父さんね。なんなんだろ。
昭和時代の「男は外で稼いで、女は家庭を守る」という考え方は、女性だけでなく男性も苦しめる。本当にそう思う。こうあるべきに捕らわれると、誰も幸せにならないな。失ってから気づいても遅いよ、神田くん。
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なんとなーく目について借りた本。
読み始め、洋館に住む女性4人たちの悲喜交々な日常を描いた作品なのかな?と思いつつ、私にはまどろっこしく感じる書き方に、「これは、読み切れるのか?」と、思ったが、途中から、「え?何、これ?」と違和感ありありの展開が始まり、その後にも、「え?何、これ?」という展開がまた始まり、最後はコミカルに終わる。というか、「おまえだったんかーーーい!」と、ツッコミをしたくなる終わりだった(笑)←(ネタバレしたくないから読んだ人にしかわからんな。。)
最初の展開からしたら、予想を遥か斜めに裏切られた感じ(笑)
まあ、それもアリか。と思える終わりだから良しとするが。←(上から目線だな。。。わたし)
佐知の心の声がとことん面白くて、「あー、それわかるわー」と思うほぼ同世代(笑)
これから先も仲良く楽しく暮らして欲しいものだが、この続きを考えると。。そうはならない予感もするなー。
まあ、それも、良いこと良いこと。
(若干羨ましい展開)
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語り口は好き、楽しかった。
またなんとか荘的な共同生活物を選んでしまった。気が合う同居人が見つかるのは幸せだ。
子供の時の方が死ぬことを考えて眠れなかったことない?と言うセリフがある。あります、わかる!
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妙齢な4人の女性によるシェアハウスもの。それぞれのキャラが特徴的で物語に入りやすい。牧田家の娘と母の関係は好ましい母子を感じさせ、娘の佐知と雪乃が羨ましいほどの素敵な同居生活を見せてくれる。シェアハウスものはやはり楽しいです。
同じ敷地内に住む山田老人もいい距離感と一途さに好感を持ちました。
カラスと佐知の父親の件は逆に興味をそそられず、省いてもらってもいいかな、と。表紙絵のカラスはこの本のイメージじゃない気がする。
登場人物が少なく、気軽に読める1冊。
Posted by ブクログ
現代版「細雪」。姉妹ではないが名前ももじってあり暮らしぶりが淡々とつづられる。女性4人の物語ってよくある気がするのだけれど、個性が分かりやすいのかなあ。前半は余りに波乱がないので中々読み進められなかった。
後半になると、カラス、ミイラ、幽霊、梶さんの登場により日常話から不思議な話、少しの恋話へ転換していく。
年老いていく一人の未来に希望は持てないけど、不安ばかり気にしていても仕方ない。気楽に行こう。でも何となく周りに誰かいたらいいよね。佐知と雪乃の二人の中年女性の肩の
力が抜いて行こうとする生き方、有りなのだと思います。
でも梶さんとのロマンスもうまくいけば良いと期待します。
Posted by ブクログ
エッセイなんか読むと愉快な女友達とのエピソードがわんさかでてくる三浦さんなので女同士のホームシェアは得意の題材かも。友達だけじゃなくて母親も一緒ってところがいい。
三浦しをん版「細雪」だそうですがなんと、私「細雪」読んだことないのです。さらっと入ってきたファンタジー要素に二度見したんですけど、本家「細雪」を読んでいたら納得の展開だった…?
Posted by ブクログ
好き嫌い分かれるかもしれないけど、私は結構面白く読ませていただきました!!
がちがちに狙いに行ってる感はないのに、ふふっと笑っちゃう文章で、上手だなーと思った。
大人の女性たちの恋愛観、人生観もリアルで面白いと子供ながらに感じた。
人間は "うつくしいと感じるなにかに、大切なひとの姿や思い出を仮託する" っていうのは確かにって思ったな。この161ページの話はすごく好き。
家族とも友達とも恋人とも違って、いつ切れるか分からない関係だけど、確かに信頼しあって、心地がいい、この身内感は良い。
おかえりとただいまが言える場所があるっていうのは、確かに素敵なことだなと思った。