【感想・ネタバレ】ソーシャルワーカーという仕事のレビュー

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Posted by ブクログ

ソーシャルワークとしての素質、大切なこと、役割が具体的を用いて非常に分かりやすく書いてある。
ソーシャルワーカーを目指す人には、ぜひ読んでもらいたい本。
個人的には、宮沢賢治の詩や与謝蕪村の句を用いて、ソーシャルワーカーとは何かを端的に言い当てているところがいいと思った。

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2022年01月31日

Posted by ブクログ

とても良かった。ソーシャルワーカーが大切にしなければならない理想が描かれていると思った。今後私はソーシャルワーカーを目指し、福祉に関わっていくと思うが、道に迷ってしまったときはこの本に帰ってきたい。今はまだこの本の言葉に涙してしまう。

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2016年09月01日

Posted by ブクログ

タイトルのとおり、ソーシャルワーカーの仕事内容を勉強したくて手に取りました。そんなに深くもない内容だろうと気軽に購入したものの・・・
読んでみて感動。
ただのお仕事紹介に留まらず、広く社会福祉の概念や方法論について分かりやすく触れられており、初学者にとっては充実の学び。そして何よりも筆者のワーカーとしてのマインドとフィロソフィーが随所に感じれれる素晴らしい内容でした。

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2015年05月06日

Posted by ブクログ

体罰、生活保護、格差、などでモヤモヤした人に読んで欲しい。正直、読み進めると、目をそらしたくなるかもしれない。でも、知っておくべきだと思う。

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2013年02月13日

Posted by ブクログ

読み物として興味深かった。
筆者が実際に対応したケースがいくつか挙がっており、ソーシャルワーカーの仕事や大変さなどを知ることができた。
途中は自慢話のような書きぶりになっていたので、苦手な人は苦手かも。

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2021年10月19日

Posted by ブクログ

カウンセラー仲間が貸してくれた本。援助の仕事の必要性が優しく説かれています。この本のおかげで、精神保健福祉士の勉強を始めました。

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2017年06月04日

Posted by ブクログ

ソーシャルワーカーという職業が気になって読んでみた。サラッと読めて、さらにどのような仕事をしているのか実体験も豊富に語られるので、イメージがつきやすい。

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2015年11月15日

Posted by ブクログ

事例を通して紹介されている、ソーシャルワーカーとしてのかかわり方が印象的でした。

ホームレスの方へのお声かけのエピソード、知的障害のある方の放火事案へのソーシャルワーカーとしてのかかわりのエピソードなど、どのエピソードもソーシャルワーカーとして深く考えさせられる内容でした。

終盤で伝えられている、ソーシャルワーカーは、絶望の中にも希望を、真っ暗闇の中でも一筋の光を見出していく手立てを講ずること、という部分が胸に刺さりました。
プロとしてのあり方を、突きつけられているように感じました。

いろんな意味で、心に残る一冊でした。

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2015年06月10日

Posted by ブクログ

"ソーシャルワーカー"という言葉は物凄く曖昧で、どんなことをしている仕事かよく分かりません。
たまに、もっと適切な呼び方があるんじゃないかと思ってみるのですが、その仕事をしれば知るほど"ソーシャルワーカー"と呼ぶしかないということに気付きます。

著者は1943年生まれ。長年、福祉現場で実際にソーシャルワークに携わってこられました。
その長い経験の中から、ソーシャルワーカーという仕事がどういう内容なのか、どういう姿勢でこの仕事に望めば良いのかということが、自身の体験を元に丁寧に書かれています。

著者は私より一世代上の先輩ですが、私はこの本は今まさにソーシャルワークの現場に入ってきた、もしくは入ろうとしている一世代後の後輩たちに読んでほしいと思いました。

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2013年04月06日

Posted by ブクログ

理学療法士という職業柄、MSW(Medical Social Worker:医療ソーシャルワーカー)と仕事をすることが多いので興味深く読んだ。

この本はソーシャルワーカの仕事が網羅的に解説されているのみならず、ソーシャルワークの信念的な部分が多く述べられている。

冒頭、宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の一節が紹介・解説されていたので、思わず手に取ってしまった。

第一章では、ソーシャルワーカーが対象とする人々
第二章では、著者が体験したソーシャルワークについて、どのような人にどのような関わりをしたか
第三章では、ソーシャルワーカーとしてどのような知識・技能をもとにして対応したのか
第四章では、ソーシャルワーカの成り立ちと広がりを歴史的に解説

冒頭では宮沢賢治の詩から話が進められたのだけども、エピローグでは与謝蕪村の句をソーシャルワーカ的に解釈して締めくくられている。

「愁(うれ)ひつつ 岡にのぼれば 花茨(いばら) 」

現職のソーシャルワーカーに対しても、また、これからソーシャルワーカーを目指す人達に対しても、非常に力強いエールになっていると思う。

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【内容(「BOOK」データベースより)】
ソーシャルワーカーは、社会の中の居場所を見失った人を、支え育てて、暮らしてゆく環境を整える仕事。困っている事情、家族関係や社会関係は多岐にわたるので、具体的な行動はさまざまですが、でも大切なことはひとつです。今後ますます必要とされるこの仕事に、ほんとうに大切なこと、教えます。
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【目次】
プロローグ;ヨクミキキシワカリ(宮沢賢治)

第1章 ソーシャルワーカーが対象とする人々
・人生を見直すきっかけをつくる
・守備範囲は非常に広い
 ほか

第2章 ソーシャルワーカーがやっていること
・“なかなか死ねない、のですか?”
・“その人、確かに放火はしたけど、でも、手加減してます!”
 ほか

第3章 ソーシャルワーカーの力
・相手を動かす三つの要件
・知識と技術が重なり合って
 ほか

第4章 ソーシャルワーカーの仕事の広がり
・ソーシャルワーカーの起源
・一九四五年という転換期
 ほか

エピローグ:愁ひつつ 岡にのぼれば 花いばら(与謝蕪村)
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2013年03月09日

Posted by ブクログ

ソーシャルワーカーの在り方、理念、事例、とバランスがよかった。ほんまに入門編な本。
貧困、DV被害者、精神障害者、犯罪者などの生活困難者に対して、想像力を発揮して向き合う。ソーシャルワーカーとは、そういう仕事。
知識と経験と思想と、やはりこのような職が成り立つには、それなりの努力による蓄積が必要やねんなあ。
これまでも名前は知っていたけど、自分にとってはかなり理想的な職業やなあと実感。
ソーシャルワーカー、ちょっと調べてみたくなった。

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2013年02月28日

Posted by ブクログ

ちょっと古いなーと思うところはところどころあるが、どのようなアプローチをしていくのかが具体的にわかってよかった。読みやすい。
ホームレスの方への声かけは、私にできるのか?と感じたし、そんなふうに上手くいくことはなかなかないというのが印象的で、正解のない仕事なんだということを再認識した。

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2023年06月14日

Posted by ブクログ

リーマンショックが起きた冬、地下道を通ろうと階段を降りると、たくさんの男性がうずくまっていた。私は怖くなって、遠回りしてその場を離れたのを覚えている。祖母と母親に虐待されて、二人を殺害した少女に私は同情したのを覚えている。

あの方達はやり直せたのだろうか。

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2021年04月23日

Posted by ブクログ

著者の経験を踏まえてソーシャルワークとは何なのかを教えてくれる。著者も迷いながら自分なりの答えを見つけ、それが信念になっていったのだと感じる。
世の中の矛盾や自分の感じたことのない苦しみを抱える人と向き合い判断に迷う時、どうしたら良いのか。著者なりの答えが一貫して示されているように思う。その答えを限りなく正解にする為にも、毎日自分の気持ちと照らし合わせ考えながら、丁寧に行動して行かなければならないと思わされました。

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2020年08月07日

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