【感想・ネタバレ】新訳 オセローのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

白人社会の中で、黒人でありながら中年まで結婚もせず邁進し、将軍の地位までのぼりつめた男をどう見るか。劇中では紳士的な言動をし、名誉を重んじる様子が描かれている。明言されてはいないが、女性に不慣れであっても、まあよいだろう。

ひそかにいだいていたコンプレックスによって虚言を信じ、ありもしない妻の不貞を疑い、我が手にかけて殺す。
そういうこともあるかもしれない。

クライマックス、死んだと思われた人物が死んでおらず言葉を残すことが2度繰り返される。繰り返しは、シェイクスピアを詩として語るとき重要な要素だとか。
アホか。死んだと思われていた人物が実は生きているという展開はゲキガンガーで揶揄されるまでもなくしらける要因である。デズデモーナのいまわのきわの言葉は、まあ、よかろう。だが、ロダリーゴーはあかん。しかも盤外での出来事。説得力の欠如をやっつけで補った観がある。

そういうこともあるかもしれない物語。
だが、展開はやや苦しい。

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2023年09月13日

Posted by ブクログ

好きな俳優さんが舞台・オセローに出演するので、初めてシェイクスピアに手を出してみた。
演劇の世界が文字になっていて、なるほど、と興味深かった。
脚本を読んでいるようなものなので、心理描写やシーンを把握するのは難しい。
演劇とセットで読むのがいいだろう。

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2018年08月17日

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