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温めても温めてもなかなか孵らない卵(石)を不思議そうに見つめるロイとシロの表情が印象的。
飼育員の機転で幸せな家族ができて本当によかった。
アンナ・カレーニナの法則「すべての幸せな家庭は似ている。 不幸な家庭は、それぞれ異なる理由で不幸である。」を思い出した。
幸せな家庭は家族が愛し合っている。この一点が重要なのであってそこに性別は関係ない。
子どもが産まれたらぜひ読んであげたい1冊。
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LGBTQの骨抜き法制化の最中に、天声人語で紹介された絵本である。雄2匹のペンギンが卵を温めて孵化させるニューヨークの動物園での実話に基づく絵本である。同様な話は日本でもあるかと思うが絵本にはなっていないであろう。
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オスのペンギン2匹が愛し合い、子どもを守り育てる話し。実話。LGBTについて子ども達に触れてもらうのに良い絵本だと思う。
8分。遠目がきく。中学年から。
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ブレディみかこさんの本で知った絵本。
ニューヨークにあるセントラル・パーク動物園で実際にあった話。
ロイとシロのオスペンギンは仲良しでいつも一緒。
他のカップルがしているように、たまご(の形をした石)を、毎日毎日交替であたためはじめました。でも石のたまごはかえらない…
飼育員がはたと思いついた、他のペンギンカップルが育てられなかったたまごをそっとふたりの巣においてやります。そして、ふたりにしっかりあたためられた卵から、タンゴが生まれる。
タンゴはふたりで踊るから…という名付けの理由。
ペンギンをよく見ていて気づいた優しい飼育員、なかなかかえらない石のたまごを暖め続ける切なさ、待ちに待った赤ちゃんペンギンが生まれる瞬間、とてもいい話だった。
日本の絵本には無い発想だと思う。
ぜひ今こそ、保育園にも幼稚園にも置いてほしい。
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前にブレディみかこさんの本でこの本を知りました。
多様な性について子供の時から受け入れる土壌を作っておくのもいいかもと孫たちのために求めました。
いざ、読んでみるとページを進むごとにジンワリと心にくるものがあり、作者あとがきで実話であったことを知り、さらに感動して、絵本を読んでここまで深く心が動いたのは初めてでした。彼らが石を温め始めたこと、飼育員さんが彼らの行動をよく見ており、見守っていたこと、卵を抱かせる機転を働かせたこと等何という展開でしょう。孫たちの反応も楽しみです。
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ペンギン好きの娘に。ヒゲペンギンがクローズアップされていることもめずらしいが、実話でLGBT理解の一歩としてもよく読まれる一冊。純粋で健気な2羽の姿、とてもかわいい。
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Savage GardenのAffirmationの歌詞を思い出した。
“I believe you can't control or choose your sexuality.”
And Tango Makes Threeが原題。愛し合うふたりが家族となるのはすばらしい。そして我が子を迎えることで、その子によってふたりが三人となる美しさへの歓喜。そういった感情の込められている良い題名だと思う。
でも、このニュアンスを短い題名で日本語に翻訳するのは不可能レベルに難しいし、「タンタンタンゴはパパふたり」という邦題はかわいいしリズムが良い。これ以上の邦題はないと思う。
絵本のラストで、この話が実話だと知らされて驚いた。
人間以外の動物で同性愛が確認されているという話は聞いていたので、ペンギンたちについてはあまり驚かなかったけど、ペンギンをよく観察して、卵を多く産みすぎて育てられなくなった母親の卵をゲイカップルに預けてみようという判断をしたロブ・グランジーさんが素晴らしいと思った。
この本を巡っては、「同性愛色が強すぎる」とか「子ども用の本棚に置くのは不適切」とか、主にクリスチャンの反LGBTライツの人たちが大騒ぎしていたらしい。
そういった偏見や憎しみが、この絵本を誰もが読むべき本に引き上げている。
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「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」という本に出てきて読んでみようと思った絵本。
子供達に読み聞かせをしました。
読んだあとに、「パパが2人だったりママが2人の家族もあるんだよ」と伝えたら、娘も息子も少し驚いていました。LGBTについてまだ何も知識がなかったようです。
イギリスではこの絵本は読み聞かせの定番というのは、さすが進んでいるなぁ。子供達もそのうち学校でも学ぶことがあるのかな?
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ニューヨークの動物園で暮らすペンギンのロイとシロ。オス同士の2羽はとても仲良しで、年頃(?)になっても女の子には目もくれず、ずっと2羽で一緒。
回りペンギン達がつがいになり、それぞれ巣作りをはじめると、ロイとシロも同じように巣作りを始めます。
しかし、他の巣からは赤ちゃんが誕生するけど、二人の巣は空のまま…その様子を見ていた飼育員さんはあることを思いつきます。
なるほど、今時はLGBTをこうやって絵本で動物を使って教えるのね…と思って読んでいたら、後書きを見てびっくり。
これはニューヨークの動物園で実際にあったお話なのだそうです。
動物の世界にもこういうことがある…人間だって動物なんだから同じか…とか、
パートナーを求める気持ちに男だからとか女だからとか関係ないんだなとか、
2羽のペンギン達を温かく見守る飼育員さんやニューヨーク市民の懐の広さとか、色々感じた絵本でした。
まさに新しい時代の一冊、という感じです。
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とてもかわいく素敵な絵本です。
海外ではメジャーな絵本の様ですが日本ではあまり受け入れられないのか?勿体無い。
ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルーを読んでからずっと読んでみたいと思っていた絵本。
2匹が愛らしくて心温まる絵本です!
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LGBTもここまで来たのか。
これは実話を基にしているのだが
卵を置いてよかったのだろうか。
よくわかりません。
自然界では起こり得ないことではないの?
それでいいの? という感想でした。
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一通り読んだあと、いろいろ考えさせられる内容だし、これからの社会を生きていくにあたり大事なことだと思いました。
なので、今回は中学校で読み聞かせしました。とっても静かに聞いてくれました。
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イギリスでは超人気で誰もがみんな知っているお話
ニューヨークのセントラルパークの動物園で実際にあったお話を元にした絵本
動物園ペンギンのロイとシロは、どちらもオス
でも他のカップルペンギン同様に恋をした
2羽はいつも何をするのも一緒
そのうち他のカップルにあかちゃんが生まれるのを見て
自分たちにもあかちゃんがほしいと思う。。。
インパクトは思ったより弱く
たんたんとしたお話
でもそこがいい!
多様性をこどもの頃から受け入れることができる
とっても素敵なお話でした
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ペンギン社会のLGBTのお話。
セントラル・パーク動物園での実話だったとは!
いつも一緒にいるロイとシロはどちらも男の子。
何をするのも一緒。
飼育係さんは気づきました。
「このこたちは、きっと愛し合っているんだ」
飼育係さん。すごい!すごい観察力!
お陰で、タンゴちゃんは生まれてくることができたし、
ロイとシロもパパになれたんだね。
ペンギンにもいろんな子がいていいんだよね。
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ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に登場した絵本で、2匹のオスのペンギンがカップルとなって卵をあたため、やがて2匹とも赤ちゃんペンギンのパパになったという実話を元に書かれたものです。性の多様性にふれることのできる絵本だと思います。
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実話です
動物園のペンギンロイとシロはとっても仲良し
でも2人はオス同士
みんなと同じように巣作りを始めたものの卵はない
飼育員さんが育児放棄された卵を2人に預けてみると、、、
無事赤ちゃんが誕生!
どんな形でも家族はおなじ
ひとつじゃないよ
というお話
読み聞かせ時間7分くらい
あとがきも入れると8分ちょっとです
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実話なんだ!
結構、衝撃!
そんなこともあるんだなあ・・・
とってもあったかくて幸せになりました。
こんなふうに人間の世界も受け止められたら、世界は住みやすいのにね。
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NY、セントラル・パーク動物園にいる、オスのヒゲペンギン、ロイとシロは愛しあい、他のペンギン家族のように巣を作りともに眠るが、子どもが作れない。
そこで飼育員さんが、他のペンギンが産んで育てず捨てられてしまっていた卵を巣に運んだところ、2羽は交代で温めあい、生まれた赤ちゃんペンギン・タンゴを仲良く子育てをする話。
実話というのが驚いた。
非常に珍しい例だと思うが、ジェンダーの多様性は人間の世界だけじゃなく、動物の世界にもあるんだと知った。
タンゴにパパが2人いることはオンリーワンで他のペンギンたちと違うけど、お客さんにとても愛されていて、他の動物たちと同じように家族で仲良く眠るんだよ、というソフトな描写は優しく穏やか気持ちにしてくれた。
難しいジェンダー論とか教育的な評価はわからないけれど、こういう形の家族もいるんだなって自然に受け入れやすいのではないかと思った。
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ブレイディみかこさんの本で知り早速読んでみました。
うん、イギリスだわ。多様性を口にするだけでなく現実に生きている人々。
残念ながら我が国は遠いね。
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「動物の世界だって、同性同士で愛し合うことあるよね〜!」という当たり前なんだけどあまり考えてこなかったが故の感動
卵が孵ってよかった、とても幸せな気持ちになれた!
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実話。ペンギン界の、ひとつの愛のカタチ。
性の差、歳の差、育った環境の差、生まれた国の差、言葉の違い、宗教の違い、貧富の差、体格差、ちょっと考えただけでもいろんな違いがある。
出会って、好きだと思う気持ち、全てが万人に受け入れてはもらえないかもしれないけど…。
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プレディーみかこの本「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」に紹介されていた絵本
NYのセントラルパーク動物園での実話
オスのアゴヒモペンギンのロイとシロがカップルになり
巣を作り、卵をかえして 家族を作る。
アメリカではLGBTを子どもたちに伝える とっかかりとして
広く昔から読まれている絵本と言う事らしい。
絵が柔らかで ロイとシロが仲良くなっていく様子
家族を作る様子 そして 卵がかえる様子
とても丁寧に描かれていて 暖かい。
日本では 異質なものを受け入れない文化が根強いが
まっさらの気持ちで受け入れることができる 子どもの時に
こういうテーマの絵本を読むことも大切だろう。