感情タグBEST3
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旅好きのマハさんならではの旅エッセイ
旅仲間の千鈴さんとともに巡るぼよグルだったり、芸術家の生きた証を辿る旅だったり、最後のお父様のお話では涙したりもして旅に自分も出てるような感覚になる1冊
マハさんの文章は温かく、友達みたいに「この旅のさ
ー」と話してくれているみたいな感覚で読めるので今回もあっという間に読めてしまった
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マハさんの小説が好きなのでエッセイも読んでみました。終始ゆったりした雰囲気の旅をされていて一つ一つのエピソードにほっこりしましたし、自分の理想的な生き方だな〜と感じました。
最後のお話はそれまでののんびり旅とは一変、お父様との別れを綴られていて切なくもあたたかい気持ちになり、読みながら涙が滲みました。最後にあの話を入れることで、本として締まるので流石だなと感じる1冊でした。
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著書の『旅』に対するエッセイ集
時には仕事で、時にはグルメのために、自由気ままに旅をする著書をとても羨ましく感じる
声を出して笑えるところもあれば、原田マハさん特有の美術知識に感嘆とするところもある
その高低差のようでいて、一冊通して変わらない旅への愛がとても良かった
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エッセイ集です。やはり巧みな描写で、作者の時々の心情がすんなり伝わってきます。
小説もマハさんは素敵だけど、エッセイも別の意味で面白い!
高知のまっちゃん、行こうと思ったけど、(文中では5時開店とあったのに)行ってみたら『今日は8時開店』と言われ、断念。代わりに近くにあったカオスな屋台で餃子食べたけど、なるほど、高知の餃子は旨い!日本一!
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軽妙な口調・テンポのマハ節を存分に堪能できる1冊。
随所にクスッとするところが満載。
それでいて、ところどころ人生の核心を突いたような、ハッとするひと言もあり、ただ面白いだけではないのがさらに良い。
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私が死んだら一緒に棺に入れて欲しい本。
コロナ禍でなかなか外にも行けない時期に出会った。私を旅行に連れていってくれる本だった。
親友と一緒にアートとグルメが主軸の旅に出かける原田マハは私の理想の女性像。
フーテンは男はつらいよの寅さんから。
マハはスペイン語でイカした女。
私も目指すはフーテンのマハ!!!
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旅をするとは人生そのもの、それを実証しているエッセー
「カフー」は沖縄語で「幸せ」とか「良い知らせ」
小2で寅さんのポスターを部屋にかざる
人生という名の旅は続く
無駄な買い物
ロサンゼルスの電池←すべて使用済み
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小説家歴より長いフーテン歴。美味しいものを求め、イケメンとの出会いに心踊らせ、アートに想いを馳せながら世界中を大移動。そして、小説家の始まりは旅で出会った幸せでした。軽快なマハさん節を堪能し、私も旅に出たくなりました。
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-弘前のリンゴの冷製スープ-
是非一度、味わってみたい。
-鉄舌エピソード-
願わくば熱々のコロッケをフーフーしないで食べてみたい。
-NYの地下鉄で、中国系のおっちゃんから買った電池5パックのエピソード-
お店で読んでたんですが、声を出して吹き出し笑いしました。
-夜のルーブル-
ズルい。と思ってしまうくらい憧れます。行ってみたい。
製作エピソード。マハさんにしか描けない物語はこうやって産まれたんですね。少し、垣間見れたような気がします。
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旅屋おかえりのようにマハさん自身も旅好きな方だったんですね。とても心地の良いエッセイでした。
特にぼよグルがいいなと思いました。何年経っても気ままに2人で日本全国旅をするってなんて素敵なんでしょう。そんな友達切実に欲しい。しかもテーマを決めてっていうのも楽しそう。
あとマハさんが小説を書き始めたきっかけとなる話や、美術に関する小説を書く時のことも知れたのも嬉しかった。また原田マハさんの小説たくさん読もーって思いました。人柄を好きになってしまった。
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アート小説で名を馳せた原田マハさん。
自ら「フーテンのマハ」と名乗るほどの旅好き。しかも、何も計画せず、気の向くまま風のふくままの旅もあれば、目的のものを目指していく旅と幅広い。
とくに「ぽよグル」が楽しい。
三十年来の女友だちと、美味しいものを食べ美しい景色をながめ民芸品を買い漁り、宿ではひたすらゆっくりぽよよ〜んとする旅。
気心知れた…どころか家族同然の阿吽の呼吸で行く旅が楽しくないわけがない。そして、二人がこの旅をつづけていられるのが単純にうらやましい。
女性は人生の転換期があり、そのたびに人間関係も変化することがある。
大人の女性二人が自立していて自由に選択できることが眩しく感じられる。
ぽよグルの相方、千鈴さん(ペンネーム)は一般人ではあるが企業の役職でバリバリ仕事をされているが、このエッセイに寄稿もされててすごっ!
後半はマハさんのアート小説の取材旅についても書かれている。セザンヌの街やゴッホの晩年をたどり、こういう目で見てあのシーンを書き上げたのか…とファンには嬉しい。
コロナ自粛も終わり、今マハさんはどこに向かっているのだろう?
次のエッセイが楽しみ。
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マハさんの人間性がすごく好きになった!
自由ででもしっかり好きなことをしながら稼いでいて、人生を楽しんでいるのが伝わってきた。こんな風に歳を重ねたいなと思った。毎年のように旅行に行ける友達を今から作っておきたい!
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面白かった。
原田マハさんの素顔がわかる、、というよりは、純粋に旅行に行きたくなる。
テーマを決めて、各地をノープランで旅して、やりたいことだけをやる。そんな旅をしたくなる一冊だった。
そして、原田マハといえば美術に関する小説だけど、実際に現地に足を運んだうえで書いているそう。
どこまでがフィクション?といつもわからなくなるけれど、それもあえてそうしているそう。
また読み返したくなった。
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やっぱり、旅っていいな
この本を読んだ感想はこれに尽きました笑
原田マハさんがこれまでいろんなところを旅した記録
本を読みながらまるで自分も一緒に、その地に訪れたような気持ちになりました
ふと、なんで旅ってこんなにも心惹かれるのかなーと思いました
人それぞれ理由はあると思いますが、僕は頭も心も何もかも空っぽにしていろんなものを見て、触れて
いろんなことを感じでありのままの自分と向き合えるからじゃないかな、と思いました。
読んだ人が自分だけの旅の目的を
見つけることができるんじゃないかな、そう思える1冊です!
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原田マハさんの作品はまだ2作目で、原田さんのことを知りたくて読みました。
旅に行きたくなりました!
こんな風に旅をしながら年齢を重ねていきたいです。
まだ美術作品を題材にした作品は読んでいないのですが、ぜひとも読みたくなりました!
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浜田マハさん好きだったけどこんなにアクティブな人だとは思わなかった。
あと、どうして絵画についての本が多いのかも知らなかったけど、もともと芸術に通じたお仕事をされていたからなのか。すごく楽しく読めた。
でもスパゲッティナポリタンはナポリにはないのはなんとなくわからないかな?(笑)お酢をスパゲッティに使うなんてイタリアには絶対になさそうだと思うけどなぁ。
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原田マハさんの旅エッセイ。
「ハグとナガラ」もそうだったけれど、原田マハさんの楽しそうな旅の様子がとっても好きです。
特に作家デビューとなった「カフーをまちわびて」のきっかけとなった出会いのところがとても素敵です。
そういう何かに導かれるような出会い、私にもあったのかな。
そんな大きなことでなくても旅にはたくさん忘れられない思い出があって、思い返すだけで幸せになったり温かい気持ちになったり。
旅したいな〜。
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マハファン垂涎「マハのマハたる所以」が横溢。エッセイなのに、リズムよく読める。読み進めるほど、人となりが解ってきて、マハ感が高まる。特に「猫舌の反対」のエピソードは笑み無く読めない完成度。単に温度への耐久機能だけでなく「ぬるい珈琲」への怒りまで登場し、まさに、マハ感MAX。結局、マハ感にやられて、マハマハになったところで、マハ感って何だ?
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原田マハさんの旅エッセイ。「フーテンのマハ」と自称するだけあって、ふらっと出かけてはしばらく帰らず、自由気ままに旅をして、美味しいものに舌鼓を打ち、謎のお土産を仕入れてくるところ、なんとも自由で憧れる。
マハさんは餃子の生まれ変わりと言っていたけれど、私はきっと甲殻類か貝類の生まれ変わりだ。海老、蟹、牡蠣、ハマグリにホンビノス貝、アサリにシジミ、なんにせよ、とにかく硬い殻をまとって、海の底に沈んでいたに違いない。
そして創作の裏側の話が面白くて、マハさんの著作を読んでみたくなった。アートは自分にとって遠い存在で、「教科書で読んだことがある」「名前は聞いたことがある」レベルだったけど、これを機に読んでみて、画家達の世界に触れてみたいと思う。
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あっちへこっちへ、ふらふらと旅をするエッセイ。
フーテン、と言われれば確かに、というぐらい
色々な場所に行っています。
一度出かけたら…な日数にびっくりですが
昨今の通信が発達していて、よかったやも?
どこでも仕事ができる反面、仕事の催促がくる(笑)
元の経歴も出てきたりで、そういう本もあるのか、と。
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旅は山あり谷ありしたほうが記憶に残りやすい、が詰まった1冊。それにしてもぽよグルとアート巡礼との差がすごい!全ての根底にあるのは飽くなき探究心なのだろう。
私の前世は何かなぁ、スパゲティかな?(大好物なので)今度友達にも聞いてみよう。本を通じてマハさんと旅ができて楽しかった!
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旅エッセイ。
なぜ得意のアート小説ではなく恋愛小説でデビューしたのか、アート小説を書く際にやっていること、などが分かってよかった。
これは「リボルバー」を書く際の取材かな?と思われるアルルの描写などもあった。
デビュー作をまだ読んでいないので読んでみたい。
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著者の方が少し年上の同年代、同じ時代に生きると感じ方が似てくるのか、今住んでいる神戸の話も出てきて、なるほど、あ、そのお店知ってるな、今度行ってみようかなど、思ってみたり。お話を書くにあたっての準備や下調べ、思いを知ることができたと思う
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作者と千鈴さんと一緒に「ぽよグル」ツアーに参加してみたい!が読後の率直な感想です。何とか出版社等でツアーを企画しても欲しいですね。日本でもフランスでもOKなので。
きっと難しそうなので、著者に出てくる実名の旅館やお店、美術館等を探して私も「ぽよグル」してみたいと思います。著者の「ぽよグル」の旅は、今後も続きそうなので続編を期待したいものです。
私も一度だけ、オランジュリー美術館を訪問したことがありますが、マハさんが書いている通り、「アートは人を幸福にする」と強く感じました。また、行きたい!
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2023.08.13-2023.09.26
・この世界は旅するに値する。好きなところへ行って、好きなことをすればいい。
・今度は長い旅になる。ひょっとすると、父と会うのはこれが最後かもしれない、とのおそれが私の中にあった。けれど「いってらっしゃい」のひとことが、私の背中を押してくれた。
全体を通して、旅がしたくなる、美味しいものが食べたくなるエッセイ。
ライトで読みやすいので、日刊的に読み進めた。
最終章の父とマハさんの関係性が印象に残った。
最後の「いってらっしゃい」に対するマハさんの気持ちが清々しく書かれていた。
こういう互いの旅路を進んでいくようなさっぱりとした別れもあるのか、と思わず私にもいつか訪れる父との最後の言葉を想像した。
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一緒に旅しているような感覚で、楽しかった~という感想です。
芸術に興味を持つきっかけになりました。
他の作品も読んでみたいと思える魅力的な作家さんですね。
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原田マハさんの小説は好きで、エッセイも読みたくなり読んでみた。
前半の国内旅行はまさにフーテン。
後半は各小説に繋がっていく。
現地で感じたことを心に吸収して、マハさんは小説に書いているから、
あの情景描写ができるんだなぁと思い、
これを読んで以後、マハさんの小説を読むたびに、
楽しそうに取材するマハさんが目に浮かぶようになった。