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続編をとても楽しみにしていました!
個人的なこのシリーズのイメージは、人間の深層心理だったり、おいちの第六感に焦点があたってるなあという感じです。
この作品は少し血なまぐさいところもありましたが、おいちがより強く自分の意思で行動している様子が描写されていました。
そして相変わらずおいちにとって新吉さんは頼りになる存在なんだなとほっこりしました。
前作を知らなくても、十分楽しめる作品だと思います!
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おいち不思議がたりのシリーズ第3弾
面白かったです。
不思議な力を持つ医者見習いのおいちちゃんが難しい事件を解決に導きます。
頑張れおいちちゃん^_^
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おいちの物語に花岡青洲が出て来るとは、同じ時代を生きる人たちの物語だったとは、そのことに一番驚いた。
人は菩薩にも般若にもなれる。お京が哀れ。でも、それよりも庄之助が哀れ。人の有り様は、様々なことが折り重なり、歪められていくのだと思う。そう思えば、それと対極にあるような、新吉のまっすぐさが救いである。
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シリーズ第三弾。面白かった♪
医者の娘 おいちの持つ不思議な力。その力で生きている者だけじゃなく、そうでない者も救えるものなら救いたい。
おいちだから解ること、出来ることがある。
父のような医者を目指すおいちの気概と覚悟、優しさをもって対応にあたる姿が格好いい。人として魅力的だなぁって思います。
おいちの父 松庵と伯母 おうたの軽口の叩きあいが小気味よくておもしろかった!
新吉さんのおいちへの思いは見ていてもどかしいけど、実直で恋に奥手なところが微笑ましくて可愛くもある。
私は深読みしないので、ミステリーとしては作者の思惑通りに引っ掛かりました。
時代小説初心者でも読みやすいシリーズです。
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おいちの潜入捜査にはどきどきした。
敵地に乗り込んで単身戦うのだもの。
もちろん、親分はおいちを信じて手を打ってくれたのだけど。
新吉との仲、ゆっくりとでも進んでほしい。
新吉も本当にいいやつだから。
人の心の弱さにつけこむような犯罪は、まったく許しがたい。
おうたや松庵の出番がちょっと少なかったのは残念だけど、読み応えばっちり。
手元にある4巻目も時間をおかずに読もう。
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おいち不思議語り第3作
おいちは18才に。
父親の松庵、伯母のおうた、岡っ引きの仙五郎、新吉らが見守る中、父のような医者になりたいと真っ直ぐに成長している。
おいちのひたむきな姿の清涼さと、血生臭い事件との対比が際立つ。
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この世に思いを残した人の姿が見えるという、不思議な能力を持つおいちが主人公の時代劇ミステリー第3弾。
今回は、連続する夜鷹殺しの犯人を捜すため、岡っ引きの仙五朗とともに行動を起こす。
異能を発揮して事件を解決するおいちの活躍と合わせて、見逃せないのが、おいちの父親松庵と、おいちの伯母おうの、この二人の存在。
飄々としているが、情に厚く、包み込むような温かさを持った松庵。
口が達者で、少々やかましいが、おいちを実の娘のように可愛がるおうの。
そんな彼らの、度々交わされる丁々発止の会話が、このシリーズの欠かせない魅力。人間の闇が繰り広げる事件に対局して、一服の清涼剤ともなっている。
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おいち不思議語りの三作目。おいちも18歳になる。年を重ねるたびにおいちも成長していく。医者への道を真っ直ぐ向いている姿は好感が持てる。
今回は双子の姉弟が不思議な事象を起こす。さて、精神病なのか?人を喰う鬼か?不思議な事件なのか?それとも?・・・ミステリー作品として楽しめる。
仙五朗親分と新吉、松庵とおうたがおいちの周りを固める。ミステリーとなると、動機、機会、方法が解決への道筋である。方法がまず描かれ、機会も次第に明らかになる。動機には薄々気づかされるものの、下手人が誰かの推理は合っているかわくわくできる。
そして、それすらもミスリードの可能性も想定して読み進めた。
最後に全てが明かされた。切なくも悲しいミステリーであった。