【感想・ネタバレ】捌き屋 盟友のレビュー

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Posted by ブクログ

関西の元極道が多額の利益を求め、手放さない西新宿の再開発予定地の捌きを請け負った主人公鶴谷。

手足となって動く探偵の木村、関西での情報収集を買って出る盟友白岩の活躍で交渉の糸口を見つけ、関係者を宥め、威して、ゴールを目指す道中は、現実にもあり得そうなリアリティを持ち、緊張感を持続しながら最後まで読みきった。

シリーズに共通する特徴だが、現実世界でも起きそうな欲を求める人の生臭さのリアリティと、主人公鶴谷の仲間と共に動くが、最後の危ない橋は自分以外は渡らせずに、突き放す事で護ろうとする人間性、そのぶっきらぼうな性格を慕う仲間たちの関係性が面白い。

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2023年01月19日

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