【感想・ネタバレ】燃える水のレビュー

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Posted by ブクログ

78エネルギー資源についての着想が面白かった。おはなしの進め方としては、社会派硬派な部分もあり、家庭内の会話はコメディーであったりと、ちょっとあっちこちに向いてましたね。池井戸氏とは異なるアプローチで面白かったですよ。

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2019年06月27日

Posted by ブクログ

「水が燃える」という一見非現実的な事象を科学的に証明する、所謂ガリレオ的なミステリを読む前は勝手に想像にしていたんだけど、、、ちょっと違ってたかな(^^;) 
大手電機メーカーをリストラされた主人公が今度は中小企業の人事課に採用され、逆にリストラする側になるという、リーマン小説的な雰囲気が特に前半は強い。まぁ、それはそれで面白くて一気に読み進められたし、後半は打って変わって謎解き展開が畳みかけられる上にどんでん返し的なところもあって面白く読めたけど、ちょっと急展開すぎる、、、。主人公のキャラが途中で激変して、面食らってしまった。

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2018年11月11日

Posted by ブクログ

前半は大手電機メーカーに勤めていた主人公がリストラされ、ハローワークを経て中小企業の人事課長に再就職する過程が丁寧に描かれています。
後半はコンゲーム的な展開になり、思わず一気読み。クライマックスのどんでん返しは大仕掛けではないものの、さり気ない伏線の張り方や希望を持たせる結末は好印象。ミステリー要素を含んだ痛快なサラリーマン小説だと思います。

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2018年07月12日

Posted by ブクログ

正直なところ、「池井戸潤のパクリ?」と思うほど、ストーリー構成に既視感たっぷり。
大手電機メーカーの庶務課で働く平原は、ある日突然退職勧奨を受ける。退職した平原はハローワークで紹介された人事課長として、零細企業に転職するが、そこで待ち受けていたのは、「経営再生」と言う名のリストラ係&事故死した技術者の労災交渉係。
ここまで読むと、本当に池井戸作品かと思う。
しかし、この平原。ことなかれ主義で生きて来たと前半でたっぷり主張しておきながら、何故か転職先で謎のやる気を発揮し、会社が本当は何を隠したいのか?何を求めているか?を炙り出し、経営者にアドバイスまでしてしまうのである。
うーん、人物設定にかなり無理があると思うのは私だけだろうか?
タイトルの「燃える水」の件については、結構面白かったし、複雑な背景の描き方はこの作者ならではなのだけど、主人公がどうにも受け入れがたいので、ちょっと微妙…
普通に鏑木シリーズの続編、書いてくれないかなぁ。

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2018年06月17日

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