【感想・ネタバレ】ギルドの新人教育係(自称)のレビュー

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冒険者に、乾杯。

もっと続いて欲しいのに、もう続く事はない。
いくつもの出会いと別れが登場する物語です。

他の「冒険者モノ」では味わったことの無い読了感を得ました。
締め方の好き嫌いは分かれるかもしれませんが、
私は読み終えたあと、もう一度カーマセンとウルザの日々を覗きたくなり、読み返しました。

最後に改めて
険者に、乾杯。

#切ない #エモい

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2023年05月26日

ネタバレ 購入済み

読後の余韻に浸り……

じんわり読後の余韻に浸れる一冊(一巻完結)。
ただし前提としてハッピーエンドとは言えないので、注意。

冒険物の冒頭でテンプレの、【ギルドに来た主人公に絡んでくる噛ませ役】が本作の主人公。
・年齢的にも全盛か下り気味、才能も普通な中堅冒険者
・過去の蟠りを胸に抱え、才能の上限もあり、酒場でくだを巻くおっちゃん(悪ぶりつつも人情派の一面あり)
この前提は最後まで堅守され、同年層が主人公だとよくある【何らかの理由で才能が開花(または付与)】という展開もなし。

何人もの駆け出し冒険者達と出会う主人公。
その中には落命する人もいれば、反発する人、指導する仲になる人もいるが、延々一緒にとはならず、駆け出し時期の、更に一時。
また、指導も先輩冒険者として教えられる事といった内容で、
総じて全編を通して【特別ではない、どこまでも普通の人】を描けている様に思う。

そんな本編の最後は、涙脆い方は外で読まない方が良い終わり方。
普通の人が懸命に抗い、出来る範囲で守り、散ってゆく。
現実にはピンチに颯爽とヒーローが現れて大逆転、なんて言う展開は滅多に、ない。
創作なのに現実的過ぎる、と言われるかもしれない程に現実的で、だからこそ、目の前の現実であるかの様に感じられる。

長く書いてしまいましたが、是非、多くの方に読後の余韻に浸って欲しい一冊。
最後に、ウルザさん、いい女過ぎる( ノД`)…

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2018年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いい本だとは思うのですが、すこしつらい気がします。そういう意味でもう一度読み直すか?という点では、どうでしょうか。

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2018年07月15日

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