【感想・ネタバレ】進化した猿たち―The Best―(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ

星新一さんの聡明さと少しの変態さ(もちろんいい意味です)を感じた一冊でした。1000本以上もショートショートは、星さんだからこそ書けたのだなと改めて思いました。

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2023年06月03日

Posted by ブクログ

アメリカで娯楽的読み物として浸透している「ひとコマ漫画」。
言わずとも知れたショート・ショートの名手・星新一はこのマニアとしての一面も持つ。本作はそんな星新一のコレクションから傑作を紹介・解説する本である。

単純にコンテンツとしても面白いが、それ以上に「この漫画の何が面白いのか?」を淡々と解説する星新一の言語化力に感嘆した。
膨大なインプットの量と、それを体系化してロジカルに自分の中に取り込む力があるからこそ、星新一はショート・ショートの傑作を出し続けることができたのだろう。

クリエイティビティとは偶発的な瞬間のひらめきではない。むしろ、長期的に自分の中に蓄積した知識・知見を組み合わせて新しいアウトプットを出す行為である。
そしてクリエイティビティとはなにも小説家や漫画家だけに求められるものではない。ビジネスマンも業務上の課題解決、効率化の施策を考える上では独創性・創造性が必要である。
だからこそ、絶え間ないインプットを続けることでクリエイティビティの下地をつくることを意識しなければならない。本作を読んで改めてそう思った。

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2023年12月07日

Posted by ブクログ

さすがアメリカの漫画はキレてるなって思った
こんだけ集めた星新一もすごい
やっぱり笑えるネタって流行に左右されないものだな

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2022年08月04日

Posted by ブクログ

古いアメリカ漫画だからか、ずっと続けて読んでると飽きてくる。間を置きながら読んだら、結構新鮮。1970年連載物を編集。「アダムとイブ」「水晶玉の周辺」が落語のまくらのように始まってたのが良かった。2020.1.19

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2020年01月19日

Posted by ブクログ

アメリカの一コマ漫画を収集した作者のエッセイのベスト版。
着眼点というか発想というか一コマ漫画から自由に紡ぎ出された文章は面白い。しかし一コマ漫画が各章の扉にしか無いのは大不満。著作権の関係かもしれんが生殺し。遺族の方是非星新一の一コマ漫画図鑑とか発刊していただけないでしょうか。

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2018年03月28日

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