【感想・ネタバレ】量子力学はミステリーのレビュー

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Posted by ブクログ

量子力学は、自分の暮らしている世界よりはるかにスケールの小さい世界のことを想像しなければならない。しかも、その概念は「光は波であり、粒子である」とか一見矛盾するものが多い。量子力学の概念を理解するには、想像力を働かせるのが良いと個人的には思うが、それを助けてくれる本はなかなかない。この本は、読みやすい文体で想像力をかき立ててくれる。何だか難しいかも、と尻込みしている方には一読を勧めたい。

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2011年07月24日

Posted by ブクログ

「相対性理論から100年でわかったこと」佐藤勝彦著を読んで、もっと量子論を知りたいと思ったので、家にあったこの本を読んでみた。古典物理学における波の性質や原子モデルの話から書かれているので、とても分かりやすい。確率波やエネルギーレベルの話を繰り返し説明しながら、二重スリットやトンネル効果を説明している。この本を読んで、さらに量子力学を数学的にも知りたいと思った。何で自分は高校で物理をあまり勉強しなかったのかと後悔した。高校の物理でも量子力学を教えれば、物理に興味が湧く生徒が増えると思う。

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2011年07月14日

Posted by ブクログ

微粒子は粒子であり波である。数多の入門書が人間には決して実感出来ないこのイメージの解説に苦労しているが、安易に現実的な例示に走って誤解を与えている場合が多いのでは。本書は、人間的なイメージをどんどん否定して行くことで、却って正しい理解(という自己満足感?)に近付ける独特の良書となっている気がする。

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2010年10月24日

Posted by ブクログ

波と粒子の両方の性質を持ち、どこにあるか予測できず、エネルギー保存の法則が適用されない。突然、どこからかエネルギーが発生する。こんな量子論は通常の感覚では理解不可能ですが、現象として存在することは確かで、実際にその現象を用いたレーザー技術が利用されている。ただ、説明する数式などは素人目にみて、どうも無理やりあてはめている感じもする。(相対性理論などに比べて・・)
まことに不可思議な世界なのですが、本書一冊ではとても理解が進んだとはいえませんでした。とりあえずはアタマの体操としてこういう世界にも付き合っていくことにするか。。

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2011年10月24日

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