感情タグBEST3
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大変良かった。
情景が思い浮かび、街、スイートホーム、を中心にすべての人がつながって、暖かく、ほんわかとみんなが幸せにつつまれていくような感じでした。
駅からスイートホームまでの道のりの風景、匂い、季節の移り変わりが、そこに住む人を幸せにしてしまうような感じがしてきて良かったです。
原田マハさんのは本日はお日柄もよく以来の二作目ですが、また続けて読んでみたいと思わされました。
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キンモクセイの木があるケーキ屋さん「スイート・ホーム」そこには秋子さん、妹のいっこさん、娘の陽皆ちゃんと晴日ちゃん看板娘4人、そして香田パティシエ。
短編集だが、登場人物が繋がっている。
玄関前に植えてあるキンモクセイが咲く季節に、毎年家族写真を撮る香田家。年々家族が増えていくのが素敵だった。
結婚の話ではホロリと泣ける。温かく幸せな話ばかり。
読み終わった後ホッコリしました。
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やっぱり原田マハが好きだ。
こんなところに住んでみたい。
そう思わせる1冊だった。こんなに胸踊る連作短編はそうない。
以下引用
もしも窓がなければ、窓辺のように花を置けばいい。光が入らなければ、明るい絵を掛ければいい。家は、そこに住む人が、明るく、あたたかくするものなのだから。
家は、人が住んで、家庭になる。「ハウス」は、人が人と暮らして、時を経て「ホーム」になる。
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スイートホームが繋いでくれる登場人物同士の絆が凄く素敵だなと思った。
どの項目も、読み終わると心が温かくなった。
皆が悩みを抱えていても、最終的には幸せになっていて良かった。
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宝塚の自然豊かな風景と、優しい人々が住む街並が頭に浮かびました。
スイーツの甘い匂いと、花の色彩と香りに包まれ、五感を刺激されて幸せな気持ちになりました。
あったかいなぁ〜、幸せだなぁ〜
街の雰囲気がまさに理想で、素敵なホームタウン。
そこに彩りを添えるのが洋菓子店『スイート・ホーム』
私もスイート・ホームの常連さんになりたい!!
と切実に思いました。
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バレンタインの季節、スイーツが題材の本を読んであたたかい気持ちになりたいと思って買ってみました。結果、大正解。誰かを想う気持ちとスイーツの組み合わせって間違いなさすぎる!親子、姉妹、好きな人、想う人はそれそれで、その気持ちに寄り添うようにスイーツがある、そんな物語!わたしもケーキ食べたくなりました!
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スイーツ食べたいな
ってな事で、原田マハの『スイート・ホーム』
スイート・ホーム
あしたのレシピ
希望のギフト
めぐりゆく季節
秋の桜
ふたりの聖夜
冬のひだまり
幸福の木
いちばんめの季節
の短編集
街を見渡せる住宅街に佇む小さな小さな洋菓子店スイート・ホーム。
その店のパティシエで父の幸田さん、奥さんの秋子さん、長女の陽皆(ひな)、次女の晴日(はるひ)を中心に家族、友達、ご近所さん達の甘くて照れる話や、ほろ苦くちょっぴり涙目になっちゃう時も
登場人物全ての人が不純物ゼロの甘~い良い人ばかり
コチョコチョと身体をくすぐられる様な甘~い内容でございます
読破後にブックデザインがアンディ・ウォーホルって事に気付いて良かった(笑)
2020年59冊目
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地元が出てきて読みやすかったし入ってきやすかった。
連作短編集でそれぞれの歩んできた人生が他の人の糧になったり、アドバイスになったりと人の繋がりが良かった。
誰に対しても丁寧な対応ができるようになりたいと思えた。
内面から輝いている人がかっこいい。
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短編集ですが、小さな洋菓子店「スイート・ホーム」を舞台にした、様々な物語となっており、それぞれの物語がリンクした一冊となっています。
とても優しく暖かいドラマが、そこにはありました。
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舞台は阪急沿線の小さな洋菓子店。そこに住む家族と周囲の人たちはちょっと不器用だけど、互いを想う気持ちはまっすぐであたたかい。
読後はやさしい時間が流れ、家族や周りの人たちとの絆をより大切にしたくなる物語です。
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【あらすじ】
舞台は阪急沿線の小さな洋菓子店。
頑張るあなたに元気をくれる、
とびきり温かな絆の物語。
香田陽皆は、雑貨店に勤める引っ込み思案な28歳。
地元で愛される小さな洋菓子店「スイート・ホーム」を営む、
腕利きだけれど不器用なパティシエの父、明るい「看板娘」の母、
華やかで積極的な性格の妹との4人暮らしだ。
ある男性に恋心を抱いている陽皆だが、なかなか想いを告げられず……。
さりげない毎日に潜むたしかな幸せを掬い上げた、
心にあたたかく染み入る珠玉の連作短編集。
【個人的な感想】
以前訪れたことのある島根県の出西窯のマグカップが出てきた
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宝塚の高台にあるキンモクセイの香る赤い屋根のケーキ屋さん。
パテェシエのお父さんに看板娘のお母さんそして娘二人とそれを取り巻く人々のお話し。
良い人しか出てこない読んでいて幸せな気持ちになる物語でした。
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原田マハさんの優しい文章が好きです
最初の3章くらいは涙ぐみながら読みました。
最後の章だけ、なんだかめまぐるしく登場人物が変わって感情移入できなかったので、マイナス星一つです。
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心温まる、時に涙腺を刺激する短編集。5を付けようかと思ったら、某不動産屋さんのHP用だったことを割引きました。本当にこんな街に住んで見たいと思わせられた。
小さな家族経営の洋菓子店と、その前に植えたシンボルツリーのキンモクセイ。次女が生まれてから、その前で記念撮影するのが行事となる。最初は4人から始まり、長女の結婚式当日に長女の夫が入り、その子供が入り、叔母が加わり、次女の夫が加わる、という歴史が刻まれて行く。
また、洋菓子店のお客様達の心温まるエピソードも紹介される。
何気ない日常に、全て善人だけの登場で、心穏やかに読み進められる。
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とても優しく、甘く、あたたかく、ほっこりとした気持ちになった。私もお菓子が好きだから、「スイート・ホーム」みたいなお菓子屋さんでお菓子を買いたくなった。登場人物がみんな優しく、こういうご近所付き合いができたらなあと思った。
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スイート・ホームを中心に話が展開される!
冒頭から心惹かれて、読み進めていくと
心の中までほっこりするような内容だった☺︎
こういう家族って素敵だな〜
て心から思えるような本☆
原田マハさんの本は初めてだったけど
また読んでみたいな♡
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高台の街にある小さな洋菓子店の家族たちと、街の人たちの連作短編集。
みんな暖かく、美味しそうなケーキと素敵な家族。
心がホッとする作品でした。、
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関西にある街のケーキ屋さんを舞台に家族や地域の人との温かい人間関係を築いていく物語。この街の情景を感じられ秋の金木犀を楽しみにするこの時季に手に取れた事は何か縁を感じ素直に温まることができました。
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地元で愛される洋菓子屋「スイートホーム」を中心に、心温まる優しい住人たちの短編ストーリー。
自分の気持ちに素直に、そして隣人に優しい。
思いやりの連鎖が詰まっていた。私も大切な家族に、甘いケーキを食べながら、幸せな時間を共有したいと思った。
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いつものマハさんとは違う作品
最初はたるくて読むのどうかなと思ったけど
ホッとな感覚になり
途中からケーキの香りまでしてきた
こんな理想的なファミリーはなかなか
見つからないと思うけど
読むほどに暖かい気持ちになった
毎日を丁寧に生きなければ
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宝塚の小さな温かい洋菓子店「スイートホーム」のお話。
この洋菓子店を営む家族と、このお店の常連さんの温かい家族の話が短編集として書かれている。
疲れた心を癒してくれる、温かい話たち。
甘い香りも一緒に感じながら、美しいスイーツを感じながら、心優しく温かい人達の絆を感じ、ホッとする。
金木犀の香りと一緒に毎年撮るポートレート、素敵だなぁ。
家族が増えていく感じも、微笑ましい。
香りって、やっぱり人を幸せな気持ちにさせる。
高台から見える景色も、想像すると、キラキラとして美しい。
癒され感満載な一冊だった。
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評判のケーキ屋さん、個性的なスキルもあり人間のできた登場人物、意地悪な人も全く出てこないしハラハラもしないしただただ幸せなお話。え、終わり?とひとつ終わるごとに思った。心温まるといえばそうだけど、あまり残るものもなかった…出来すぎてるというか…私の心が荒んでるのかな
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ほんわか、温かくなる話。
春が来る頃に読めて良かった。
スイート・ホームみたいなケーキ屋さんがあったら、確かに通いたくなるなぁ〜!金木犀の香りと、美味しいケーキ、優しい看板娘たち...想像するだけで、優しい気持ちになる作品。
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阪急宝塚の洋菓子店の家族とこの街に住む人々の物語。短編集。スイートホームというお店が軸にありつつも、作品それぞれの主人公が違うので色んな視点からの景色や思いがあり、読んでいて楽しい。
物語の中心となる香田ファミリーを筆頭に、登場人物が全員温かい。こんないい人いるか?ってくらい良い人達。
良く言えばホロっと涙する優しくて温かい一冊。
悪く言えば人の良い一面だけを切り抜いた話。
悪いヤツが出てこないので読後感は良いです。万人受けしそう。この本を言葉で表すなら、温かみ、安心感、家族愛、そんな感じ。
Posted by ブクログ
素敵な街に暮らす、素敵な人々の物語。
阪急沿線にある洋菓子店〈スイート・ホーム〉を巡る、オムニバス短編三話とショートストーリー五話が収録されています。
まさに、ハートウォーミング!終始幸せに満ち溢れていて、嫌なことがある日常に慣れきっている私のような人は、読んでいて落ち着かない気持ちになるかも・・と、いう程“ハートフルが過ぎる”展開となっております。
本書にはいい人しか登場しません。出てくる男性陣も皆“出木杉君”ですし、美味しくてアットホームな洋菓子店と、そこに集うご近所さん達とのふれあい、そして何といっても家族がめっちゃ仲良し・・そう、“女性のユートピア”がここにある感じです。
本当、来世はこんな暮らしがしたいものだなぁ・・と、ため息をつきながら、読ませて頂きました。(ええ、今世は諦めていますww)
こちらは、元々阪急不動産さんのホームページ「宝塚山手台」に掲載されていたとあって、“街推し”が根底にあるようで、同じ沿線を舞台にした有川浩(ひろ)さんの『阪急電車』もそうでしたが、“こんな街に住みたい”と思わせるものがあります。実際、宝塚山手台って民度が高そうですしね。
因みに、本書で度々登場するスーパーマーケット〈オアシス〉は、以前の職場の近くにもあって、よく行っていたのを懐かしく思い出しました。
世知辛い昨今、荒んだ心の浄化にぴったりな癒しの一冊かと思った次第です。