【感想・ネタバレ】花の名を持つ君と恋をするのレビュー

深月ハルカ / 小禄

[ブクログ · ★★★★★]

世界観がドストライクな作品
フィオーレという不思議な生態のオルティシア
大国、月の都の元首候のジン
守ろうとするジンに対し、初めて自分の意志を持って行動をするオルティシアの強さのギャップ萌え
ジンの真面目なだけじゃない野生的な萌え
最高でした
オルティシアの花や生態の謎
月の都や世界の謎
海賊船など、まだまだ世界観が奥深く広がっていそうな予感がするんです！
ツィーンの事も気になるので、是非とも続編を期待

電子版にイラストが無いのが残念

[ブクログ · ★★★★☆]

ファンタジーとしての設定が丁寧。月の都の成り立ちやそれぞれの国の思惑とかもあり、物語性もある。ただその反面、受が攻と恋に落ちる過程がちょっと薄かったような。でも、月の都に来て自分で行動を起こそうと頑張る受はとても好感が持てました。

[ブクログ · ★★★★☆]

フィオーレという祖先は花だったという種族のお話なんだけれど、まぁ設定がなんとも壮大でそれを考えるだけでもすごいな！と尊敬してしまう。大人しかった受が攻を好きになり成長していくところがとっても良かったです。

[ふわふわ · ★★★☆☆]

評価が分かれる

可愛い花の妖精とスパダリのお話かと思いきや。
特別につくられたフィオーレという種の受け。
感情を表に出すことが苦手な受けが自分の気持ちに気が付かないまま攻めにもう一度合うために
街を出ていくところからが本筋。

街を出るといっても月の国まで聞いたこともないような乗り物で磁気嵐をも乗り越えて…
ＢＬを読んでいるというより、これはもうＳＦ。エチは1回ですし。
壮大な物語の導入部分であるかのようなお話でした。

評価は分かれます。
この世界がどう変わっていくのかお話に続きがあるのなら★４つ。
もしこのままで終わるのなら★２つ。
このまま終わったら作者さんのこの物語の世界観の半分も描き切れていないのでは。
今回は中間をとって★３つです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

美貌の種族フィオーレであるオルティシアと有能な執政官であるジンの話。
読んでいくうちに、オルティシアの印象がどんどん変わっていった。最初はオドオドした引っ込み思案の人。しかも表情に出づらいから、誤解されやすい。でも色々な経験を経て、どんどん逞しくなっていく。まだまだ弱気なところはあるけど、この変化を見るのはとても楽しかった。