感情タグBEST3
今回の作品攻めがめっちゃ紳士で優しい人になってましたが、受けが暗示を解いてからかなりダークな話になりました。受けがすごく献身的になって、まさか視力まで無くす選択するなんて。篠束と同じく彼もまた親による呪縛があることでしたね。天人なんて力を最小限にして長生きして欲しいです。
Posted by ブクログ
「視淫に溺れる」の半年後の弥上時澄がメインになったスピンオフです。
"天人"は、特殊能力を持っているせいであらゆる功罪相半ばで、苦労が多そうです。
時澄は前作ではダークな役回りで好感度も最低レベルwでしたが、篠束に矯正されて頭痛持ちのハイスペックで紳士な政治家に変身してて、思わずカッコいいと思ってしまったのでした。
頭痛と不眠に悩まされている時澄の担当医になったのは、眼鏡美人な精神科医の和基。紳士な時澄と野獣な時澄に翻弄されてて、ものすごく健気でした。
覚醒してしまった時澄に、己の責任とはいえあそこまで自己犠牲してとことん向き合うなんて、ひ弱そうに見えて芯の強さはハンパないです。時澄への愛の深さを感じました。
時澄は前回非道な悪役だったので、頭痛の苦しみに寄り添ってくれていた和基だけにはこのまま優しくラブラブでいて欲しいと思ったんですけどね…和基との初めてのキスシーンには痺れまくったんですけどね…
紳士から病み魔人に戻ってしまった時には、どうなってしまうのかとハラハラさせられ、思わずストーリーにのめり込んでしまいました。
篠束や西賀、そして十市兄弟が重要な役回りで今回もいっぱい絡んでいて、天人の物語としても興味深く掘り下げてあって面白かったです。
エロ的にも、紳士時澄とダーク時澄で、二度美味しい仕上がり!
でも自己中かそうじゃないかの違いだけで、結局どっちの時澄も和基を想う気持ちは一緒だった気がします。
和基の献身愛は本当にすごかった…二人とも救われてよかったです。
こうなると、気になるのは十市兄弟ですよね~?
この二人のスピンオフもぜひぜひプリーズ!
なかなかいい!
何かに取り憑かれたように、一気に読んでしまいました。そのくらい面白かったです。
前作のスピンオフになるのかな?
天人という力は、いいのか悪いのか?…どんな使われ方が正解なんだろうか…色々考えさせられました。
監視の為であるにせよ、あぁーんなシーンや、こぉーんなシーンを見せ付けられた十市兄弟の今後が知りたいと思いつつ、☆4つです。
読む順番間違った…
話がわからない訳ではないけど、ちゃんと「視淫〜」から順番通りに読んだ方が違和感がなかったかも
後半でかなり前作を踏襲してるから、知ってると知ってないじゃ印象が違ったんだろうな
順番の間違いに気付くまでに話がだいぶ進んでしまっていた…
あーでも、黒弥上を知らずに白弥上始まりだから素直に読めたのかな
ちゃんとハッピーエンドだけど、和基があまりに不憫過ぎる…
いたたまれないです
Posted by ブクログ
政治家×精神科医のお話し。
「視淫に溺れる」のスピンオフで、本編でバリバリに悪役だったあの人が攻として登場します。
めちゃめちゃダークな展開でハラハラドキドキしました!!
本編での出来事により、穏やかになった攻ですが、原因不明の頭痛と不眠に悩まされ、受の勤務するメンタルクリニックを訪れます。
受は攻と接するうちに、攻の孤独や苦しみに寄り添い、助けてあげたいと思うようになります。
やがてたどり着いたパンドラの箱。良かれと思って開けた先には………。
攻を丸ごと知って支えたい・受け止めたいと、
まさに命懸けで攻を愛そうとする受。
そんな受にもまた人に言えない力があり、
ずっと孤独に生きてきました。
序盤は攻受ともに痛々しかったのですが、パンドラの箱を開いてからは破滅に向かう攻と、それでもそばにいようとある決断をする受が悲痛でした。
本編での主要人物もほとんど登場します。本編での攻と受の絆がより強固になり、お互いを大切に思い信頼し合ってるのが伝わってきます。
今後はたまに6人で集まったりなんかもありそうなラストでした(≧∀≦)