【感想・ネタバレ】南洲残影のレビュー

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Posted by ブクログ

江藤淳 が 西郷隆盛の悲哀的な最期(西南戦争)を再現した評伝記。西郷隆盛率いる薩摩軍が 全滅していく様子を 叙事詩「城山」わらべ歌 とともに再現。正義のため 国家へ反逆した 西郷隆盛の悲哀に満ちた最期

著者は 西郷隆盛はじめ薩摩軍の全滅によって 近代日本が始まったと論述している。近代日本の始まりを 日本の滅亡といった 否定的な出来事として 捉えている

西郷隆盛の正義
*国の西洋化(近代化)=国の滅亡
*西郷隆盛の正義=西洋化を止めること

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2017年11月04日

Posted by ブクログ

南洲=西郷隆盛を通した作家:江藤淳が自身への内省を進めていく本と理解しました。

明治当時の人も数多くの作家も西郷隆盛という
人物の人間性・心の深淵を捉えることができないほど西郷隆盛は巨大な人物であったらしいので
この本もその西郷を通した江藤さん自身の心の旅に近いので大変難しかった。。

全に理解できたかはいまだ理解できない。
はっきり言えば哲学書であり結論はなくても
いいのかもしれない。

何が大事かをこの世で考えることが大事だと
触発される本でした。

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2011年08月26日

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