【感想・ネタバレ】闇の虹水晶のレビュー

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深い内容。

内容が深い。昨今のファンタジーのヒーローとは違い、泥塗れで闇に翻弄され苦しみながらも、そこから抜け出していく。だからといって、最後に真っ白なハッピーエンドが来ることなく、呪いを抱えたまま前に進んでいく魂を獲得する。これこそ人生。感動しました。

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2021年09月21日

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オーリエラントシリーズより好き!
世界が明るい。女の子も魅力的。こっちの世界は続かないのかしら…もったいない。
と思ったら、続編があるとな。これは見逃せない。

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2020年09月06日

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ネタバレ

すごい良かった……
感情の渦が主人公の中で纏めあげられていく表現の言葉の奔流がすごい。

憎しみ、嫉妬とかの負の感情、欲望を全て纏めて飲み込んだ成長?というか進化?の果てに自分の望みを叶えて、己の幸せを手にした主人公。全てを自分の力で掴んだわけじゃなくてなんか色々重なったけど、最後の最後は我を押し通した肝の強さにスカッとした。
全てを運命に委ねる悟りの境地から、欲望を携えて帰ってくる姿に、人間臭さを感じた。

とにかくトリエリエとヒスタルサが最後まで生きてて良かった!

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2020年01月04日

Posted by ブクログ

主人公の心が救われていく経過が 乾石さんの作品群の中では
かなりわかりやすい設定だと好感を持ちました。

いつも思うんですが 乾石さんの作品はアニメではなく
お金をかけて作りこまれた実写映画で堪能したいと思うんです。

見果てぬ夢で終わってしまうかな。。ああ観たいなあ。

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2018年10月12日

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スピード感が良かった。
呪いに翻弄されるだけだった主人公が、ラストで呪いすら受け止める様は読んでいてハラハラした。
なんだかんだ、この人の作風は好き。

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2018年05月15日

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この作家さんのお話はいつも、言葉の奔流というか鉄砲水というか、とにかく巻き込まれて流されるのが快感になります。いつのまにかナイトゥルと一緒に悟りをひらいてしまった気分です。

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2018年04月21日

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人の感情から石を創る、創石師。特殊な人であるけれど持っている心は皆と同じ。傷つき、絶望し、それでも少しずつ立ち直っていく。闇も 希望も そのための力になる。

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2018年04月20日

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乾石作品にハズレなし。本作も然り。
水樹和佳子や佐藤史生のマンガに通じるものを感じた。
続編希望。

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2018年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新しいシリーズ。
創石師のナイトウェルには、使えばおのれが滅ぶ、使わねば国が滅びよう、という呪いがかけれている。
人の感情から石をつくる希な才を持った彼は、それ故に、故国、家族、許嫁を殺された。
殺した仇に仕えることになったナイトウェルは、ある日、怪我人の傷口から取り出した黒水晶に、まぼろしを見せられるようになって。

世界観や主人公の置かれた位置か面白い。呪いのせいて力を使うことによって、命を削ってゆくためか、前半の投げやりな所か切ない。
後半、謎が解けてきてから、物語の展開がさらに加速して面白くなってゆく。

この新しい世界での物語の続きがあるようなので楽しみ。

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2019年06月22日

Posted by ブクログ

人の感情から立ち昇る靄を手にして石を創り出す“創石師”ナイトゥル。なかなか面白い設定ね。
闇水晶が見せる幻と現の世界が交差するお話は多少回りくどかった気はするけど、まあ上手に繋がって、架空の地勢を背景に語られる独特の世界観や死生観にも結構興味を惹かれるものがあった。

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2018年04月08日

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