感情タグBEST3
Posted by ブクログ
夜通し読んでしまった
話が進めば進むほどマークが壊れていくのが怖いし
本人は自分はおかしくない寧ろおかしいのはステファニーの方だと思っているのが更に怖い
読んでいるこっちは明らかにマークの方が異常行動を起こしているのを知っているから
ステファニー、ヘイデン逃げて!ってなる
パリから自宅へ何かを連れて帰り、今もまだ自体にいる・・?
Posted by ブクログ
南アフリカとパリが舞台。
強盗に襲われたショックからギクシャクしてしまった関係をなんとかしようと、パリにやってきた夫婦。ハウススワップ(家を交換して観光したりする)で見つけたアパルトマンは、事前の説明とは似ても似つかない陰気で不潔な部屋だった…。
わりと早い段階で、南アフリカに帰ることができるのがちょっと意外だったけど、どうやらよくないものを連れてきてしまった模様。夫のマークが、だんだん壊れていく様が怖かった。
妻のステファニーと幼い娘のヘイデンに、早く逃げて!と言いたくなる展開と、正体のわからない恐怖がジワジワ来る感じには、読んでいて神経がすり減ってしまった程。
結局、最後までジワジワモヤモヤが解消されず…消化不良な感じではあったけど、怖かったという点では、ホラーとして私の中では及第点である。
Posted by ブクログ
初めて読む、南アフリカが舞台の作品。
途中、『シャイニング』を思い出し、最後は『リング』を思い出した。
本文にも、『シャイニング』が出てきたので、作者の作り出す『シャイニング』感に、まんまとはまったのかも…
この作品、『シャイニング』、『リング』に共通するところ、母は強く、夫は取り憑かれがち。ってことでした。
Posted by ブクログ
強盗に入られたトラウマから気分を変えようと、ハウススワップを試みた夫婦。パリのおしゃれな休暇を期待していたのに、紹介された建物はとんでもなく気味の悪い場所で。度重なる怪異と不幸。次第に高まる夫婦間の不和。じわじわじめじめ嫌~な感じのお屋敷ホラーです。
ただし。案外と早く例の場所から抜け出せたのが意外だと思ったのですが。ほっとしたのもつかの間……それだけじゃダメだったのか!!! 普通の(?)幽霊屋敷の方がましですね。そしてそもそもの原因となったものが何だったのかはっきりと明らかになっていないところも嫌さ倍増。ラストもまた嫌。これぞホラーです。
Posted by ブクログ
小野不由美『残穢』好きなら絶対楽しめる! 映画になったら面白いだろうと思っていたらやはり映画化権をスピルバーグ率いるアンブリン・パートナーズが獲得したって書いてあり納得! 次にどうなるのか、それが気になってどんどん読み進めた。怨念って残るんだろう、きっと世界中のどの場所にいても。
Posted by ブクログ
『シャイニング』のアパルトマン版に『ペットセマタリー』を少しスパイスした感じのホラー。初読の作家だったけれど、なかなか面白かった。
ただ、「あれ」の正体を蜘蛛の様な四つ足動物(だか昆虫)描写で表わしたのは少し興醒め。そこはぼかしたままでいて欲しかったし、むしろマーク視点で描かれるだけのゾーイの死の真相は、私の読みが足りないのかもしれないが、もうちょっとはっきりさせて欲しかった。
呪いのような元凶を別の誰かに押し付けて回避、でも災いは繰り返す…な終わり方は『リング』っぽく、もやもやエンドが苦手な人には向いていない。