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『幸せとお金の答え』について
この本を読んでもやはりお金は大事だなと思った。使い方と考え方さえ間違えなければ。ほんの少しのお金でも食べる幸せ、遊ぶ幸せ、得る幸せがあると思う。でも、お金を得すぎてしまうと欲がなくなるっていうのも確かにそうだと思った。お金で買える愛はないけどお金で買える幸せは日常にも溢れてると思う。欲が自分を明日へと送り出すっていうのも、日常で仕事をしてお金を得てそのお金で休日に幸せを得る、頑張っている自分にご褒美としてプレゼントを買う、これも間違ってないと思う。このくらいが人間にはちょうどいいんじゃないかな。
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好き、という言葉は素敵だ。
その対象を示すだけで、才能になり得るから。
この本は、お金に特化した話だけど、
他のことにも当てはめて問いかけてくれる。
その好きっていう熱量、どんなもんよ?と。
自己啓発書籍ならまだしも、小説仕立てで、
一歩踏み込んだ視点が養えて、いろんな角度(物理的にも)で、モノを考えさせてくれる一冊です。
ちなみに私はこの本を通して、
落語・芝浜を好きになりました。
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九十九の台詞「人の信用を形に変えたものがお金なんだよ。〜だから僕たちは人を信じるしかない。」がとても印象的。お金が人の人生に大きな影響を与えることを改めて実感しました。読み終わりは、辛いことや上手くいかないことがあっても貪欲に生きていきたいと思わせてくれる本です。
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億男 / 川村元気
3億円を当て「億男」になった主人公が、15年来の親友とのやりとりを通して「お金と幸せの答え」を探す物語。チャップリンの台詞「人生に必要なもの。それは勇気と想像力とほんの少しのお金さ」をキーワードに歯車がぐるぐる噛み合っていく、面白くて発見の多い本だった。
お金のことで思い悩むことがあれば、必ずこの本に戻ってこようと決意。あとは「お金」について真剣に学んで、ルールを理解しなければならないと思った。「当たり前のことを当たり前に行う」ことの難しさはどこにあるんだろう、考えてみればなんで今までこんなにもお金そのものへの理解を軽視していたんだろう…?
どれだけ考えて経験したらこんな本が書けるんや…凄い…また読みたくなったら瞬間で借りる
大好きなお金の本
タイトルに惹かれ、手にした。
本書はお金に対する小説であり、本来学校や家庭で一番教育する必要があるのもにも拘わらず、日本では全くされていないお金にまつわる話である。
お金が好きな人、または小お金持ち気分になりたいかは、ぜひ読んでください。
お金は素敵なものですね!
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お金と幸せについて考えさせられる本
登場人物は大金を手にしたことで人生を狂わせていく
この本を読んで、自分にとって本当の幸せとは何か、それにどうお金が関わってくるのか、を見つめ直すきっかけとなった
お金は稼ぐよりも使う方が難しい
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お金は個性も思想も何もかもを飲み込み平均化してしまう。本作品の登場人物は全員お金に関する悩みを抱えていた。主人公はお金に対する答えを求めたが結局見つけることはできなかった。個人の意見として「足るを知る」ことが1つの答えだと考えている。しかし主人公のように大金を得てしまった場合はどうすればいいんだろうか。思想を飲み込まれれば「足るを知る」こともできない。
世に蔓延る名言として「お金が全てじゃない」というものがあるがそんなことはないのかもしれない。何でも、愛でさえもお金で買えてしまう。だからこそ恐ろしいのだ。全てを得られるからこそ物事の優先順位がつけられない。大金持ちにとっては高級な物も低級な物も差が生じなくなる。愛もゴミも同等となってしまうのだ。お金があれば出来る事が沢山あるのと同様にお金が無ければ出来る事が沢山あるのだと感じた。
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お金と信頼・信用(クレジット)のお話でした。
結局ふわっとした着地だったのかなぁ。冒頭の1万円が1gってのはすごい印象に残ってる。お金がある安心感。切っても切れないお金との関係、額が関わらず。チャップリンの言葉、必要なのは勇気と想像力とちょっとのお金…。お金の本質とは…。何かしたいという欲、望む力が大事だね。それはお金がないとできないのか、お金があればできるのか。本当に欲しいものは…?
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お金と幸せとは?という問いかけについて考えさせられる話。読後、自分なりの回答としては、幸せとは多面的なものであり、一言でこれが幸せだということは原理的にできないと思う。あらゆる要素、面の集合体として幸せがあるのであって、お金は幸せになるための1つのツールに過ぎないし、反対に、お金が幸せを保証してくれるわけでもない。
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温度感がちょうどよくて読みやすかった!!!おもしろかった〜あと改めて表紙の装丁もシニカルで味わいがある
ある日宝くじで3億円当たってしまった主人公。本当にほしいものは手に入るのか…?
主人公一男がいろいろなお金持ちたちに話を聞きにいくのはなかなかおもしろい。無理がない展開だし。主人公の性格が強すぎないことでむしろ、お金の話がよりすんなり入ってくる。
印象的だったのは「百瀬の賭」かな。頭の中だけでお金が動いていたとしても、それは本当にお金があるのと変わらないんじゃないか…今は仮想通貨とかも出てきているから、この時よりさらにお金の実態がない一面も強まっているのかなあと思った。
一男には幸せになってほしいな。大人になったらお金をたくさん稼ぐ人になりたいと漠然と思うけれど、その先に何があるか、ひいては幸せがあるかっていうのは考えたことがあるようでなかった気がする。お金をうまく使える大人になりたいな。
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生きていくうえで、ほとんどの人がかかわりを持つはずなのに、そのことを学校では教えてくれないものの典型がお金の話だと思う。特に日本では。
この話の主人公・一男はそういう典型的な日本人の姿といってもいい。真面目に働いているのに、弟のせいで家族と離れ、幸せではない生活を送っている。宝くじが当たって、お金で幸せを取り戻そうとする一男は、ベンチャーで成功した親友・九十九を訪ねたところ、九十九は三億円とともに失踪する。九十九の行方を追いながら、いろんな成功者(=お金を持つ人)と会い、それぞれのお金との向き合い方に触れる中で、お金と幸せの関係を自分なりに考えていく話。お金と自分の関係を見つめなおすことは、自分の幸せの意味を見つめなおすことなのかもしれない。
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【宝くじが当たったらもう一度読みたい】
お金とはなにか。
大金持ちになったらどうなるか。
ここに描かれた人はみな空虚になってしまっていたけど
そうじゃない人も大勢いるんだろなーと思いながら。
宝くじ高額当選すると何やら冊子がもらえるらしいことは知っていたけど
この本も一緒に読んでみてはどうでしょう。
動画配信サービスのダイジェストでは
ギラギラ具合のすごいシーンばかり流れていたので
これも観たことはないけどカイジ的な?
感じなのかな〜、いつか観る(多分観ない)かもー?
と一応マイリストに入れる程度の
勝手なイメージがついてた。
先に小説読んでよかったかも。
映画も観てみたい。
九十九さんみたいな陰のあるだけどどこかかわいらしいみたいな男性のキャラ、好き。
またまた知人に借りた本。
人に本を借りるのってほんとに楽しい。
自分の世界が広がる。
もっと本の話がしたいなぁ
Posted by ブクログ
「億男」感想
お金との向き合い方を落語と絡めて教えてくれた。
オチまでついて非常に読みやすく、大事な事に気づかせてくれる。
1、愛
本当に愛している物を見失ってしまう
2,信用
心から信用出来なくなってしまう
3,夢
夢と引き換えにお金を得る後悔
それが3人の億り人を通じて紹介される。
「幸せ」とはそれらお金では買えない、人と人との間に芽生えるものである。
万左子の「あなたには欲がない」というセリフが胸に刺さった。
自分が今本当に欲しい物は何なのだろうか。
今何を欲するべきなのか。
もう一度見つめ直したい。
Posted by ブクログ
お金と幸せの関係、それぞれの形を考えた
お金を貯める自分
何がしたいのか、なんの目的があるのか
幸せ求める自分
幸せとは何か、何を幸せと思うのか
自分が生きていたくないのは
欲がないからだと思う
たまに物欲がある自分に安心し喜ぶように
生きるための欲
大切なことだと思う
Posted by ブクログ
まぁまぁ面白かった
お金と幸せって何なのか
お金で買えないものはあるのかないのか。
あると思いたいだけなのか。
落語の芝浜や死神の話が出て来て、少し知ってると読みやすくて深く理解しやすいと思う。
十和子の旦那さんがかっこよかったなー
知ってることを知らないフリするのは難しい
お金に目がくらまないように!
Posted by ブクログ
お金持ちになるという疑似体験が出来る面白い小説だった。お金があれば必ず幸せになるとは限らない。逆に不幸を招くケースが多いように感じた。自分が大金を手にしたらと置き換えて読むと楽しめるのではないだろうか。やはり人生はお金では買えないものに価値があるのだろう。
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稼ぎ方の本が世の中に溢れている中で、お金の使い道や幸せについて考えさせられる一冊。
一男が九十九に大金を盗まれ、その足跡を追って十和子、百瀬、千住と会う。その後妻の万佐子に会い、九十九から大金を取り戻し、億男となる。
惜しむべきは、共通の趣味だった落語のストーリーにもっと話の流れをリンクさせた方がよりよかった。九十九がもっとストーリー内で暗躍し、親友のために奔走して欲しかったので星3つ。
個人的にはかなり面白かったのでオヌヌメです。
Posted by ブクログ
お金のこと真剣に考えたことなかったなって気づいた。お金で買えない幸せもあるけど、ないよりあるに越したことはないと思う。学ぶことは真似ること、納得。人生にお金はつきものだし、お金の事に関してもだけど色々な知識を身につけて学び続けることは大切だなって感じた。モロッコ行きたい
"人生に必要なもの。それは勇気と想像力とほんの少しのお金さ。" チャップリンの言葉胸に響いた。
Posted by ブクログ
お金というのはどういうものなのか、持っていると幸せになるのだろうか…と考えるきっかけになった。
ただ、最後の終わり方が個人的には、よく分からなかったなぁ…
Posted by ブクログ
お金とは?を考えさせられる本。ただストーリーには期待し好きてしまっていたせいか私はあまり面白くなかったです。
お金ってら紙切れなのに、あるのと無いのでは気持ちも周りも変わる。恐ろしいですよね...
そんな意味も含めて様々な視点で書いているところは面白いです。
※本の概要※
宝くじが当選し、突如大金を手にした一男だが、三億円と共に親友が失踪。「お金と幸せの答え」を求めて、一男の旅がはじまる!
Posted by ブクログ
お金と幸せについてがずーと流れる題材。
紆余曲折ありながらもなんとなくストーリーと、オチは見えてきてしまうかも。
お金にまつわるビジネス書がわりに読むなら良いかも
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読みました(^-^)
お金は人を変えると聞きますが、もし自分が大金を手にしたらどう変わるだろう?と思いながら読んでいきました。宝くじが3億当たっても豪遊せずにちょっとした贅沢をしながら今の生活のまま暮らしていきそうな予感がします。
一男と万佐子さんの出逢い方がとても素敵なところや、登場人物に漢数字が使われているところがいいですね!
2023年大晦日に読み納め(?笑)したことをここに記す。
Posted by ブクログ
九十九の失踪から三人のお金に対する考え方を見ていく理解しやすい展開になっている。
それぞれがとてつもない才能や体験をしていたり、あっさり億単位の金を稼いだり目の前に現れたり、少し現実味のないこともあるがそれぞれで解釈できる話だった。
個人的な感想は、必死に生きて欲をそのままに生きていればあとはお金がなくてもなるようになる、ということ。
印象に残ったワード?
十和子…お金でも顔でも彼のことが好きであればいいじゃないか
百瀬…お金も人間関係も同じように、信用や賭けるってすばらしいことなんだ
千住…お金でどんな強固な友情も壊れ得る、そして失敗する
Posted by ブクログ
お金に対するそれぞれの登場人物の想いが交差する作品でした。
偉人のお金に対する名言も交えながらのストーリには納得する場面も思案する場面もありましたが、いつの時代もお金には悩まされるのだなと思いました。
Posted by ブクログ
借金を抱え、別居する主人公が、宝くじに当選
どうしたらいいかわからず、大学の時の親友で金持ちの友人に相談する
が翌日、3億円とともに友人は失踪
友人と共同経営していたメンバーを訪ねて友人を追う
さいごに友人に行きつくが・・・
お金の使い方について考えさせられる本
Posted by ブクログ
中盤までめちゃめちゃ面白かった!
けれど、最後の方は正直意味が分からない感じでモヤっとしたまま終わった。うーんもったいない!
一男が九十九の知人に話を聞きに回り、そのお金持ちの知人たちの言葉がそれぞれなかなか刺さるものだった。
お金ってなんなんだろう。
Posted by ブクログ
お金と幸せの答えを見つけたい。
一男と九十九、二人足して百になる。お金を稼ぐ事に天才的で億万長者になる九十九と、とことんついてない一男。学生時代に入った落語研究会で、得意な演目が芝浜だったりと、ところどころに散りばめてあるわかりやすい伏線。
サクサクと読めて、まあ面白い。
Posted by ブクログ
サクサク読めた。でも、何故かおちなかった。私がそれ程の大金を持ったことがないからかな。何かを得られると、何かを失う。お金もそういうものなのか。