感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アヒルバスからファンですが、これもまた好みの作品でした。生い立ちを見せずに漫画のアシスタントの世界を描く、そしてデビューチャンスを幸運に手に入れた。東京に行かずにバスで通うとか応援したいと、それが妹の為だと、妹が漫画を書いてと頼む文章が1番泣けた。そこから始まったんだねぇ。大学の推薦をあんな風に取り消されて、彼女とも別れて、どんでん返し、でも漫画家の道が正しい様な気がする。漫画家の生活を書いて欲しいて思う。多分妹さんの側にいながら書くんだろうな
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富山と東京、この距離をバスと新幹線を使い分けて、上手いなぁ。最後のまとめも、景色と意気込み、上手いです。
所々に、職業意識の大切な要素も語られていて、読んで良かった。
Posted by ブクログ
漫画家(不在率高し)のアシスタントが主人公のお話。
基本的にはコミカルなタッチで描かれているが、
同じく漫画家を題材にした「バクマン。」と比べ(漫画と小説を比べるのもどうかと思うが)、熱気がある雰囲気ではなく、どちらかというと哀愁漂う雰囲気。苦労性な主人公の影響か?
富山の料理が美味しそう。
Posted by ブクログ
2022/12/12
あれ、山本さんにしては物足りぬ。
もうちょっと先まで見せて欲しかった。
アル中の先生の書いたのがやっぱり一番だったのはよかった。
物語を作り続けるしんどさやろか。
どの人の未来も気になるからまたどこかでお会いしたい。
Posted by ブクログ
富山から東京の出版社に漫画の持ち込みに行った青年が、失踪癖のある大御所漫画家のアシスタントをするはめに!漫画業界の真実が垣間見れる痛快エンターテインメントお仕事小説。
山本幸久さんには珍しくラノベ寄りの作品。それでも登場人物の個性は、いつもより過激でイメージしやすい。ただ残念なのは、文庫版のお楽しみであるスピンオフ短編が、電子書籍だけというところ。出版社にもいろいろ戦略はあるでしょうが、紙媒体の読者も大切にしてほしいなあ。