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角田さんという人は面白い人だなとパーソナリティが分かるエッセイ。八日目の蝉の監督との対談を読んだ後にもう一度映画を観たいなという衝動に駆られる。監督の映像化に対する思いなどを知ることが出来て面白かった。
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2002〜2015様々な所で書いたエッセイや対談、鼎談などをまとめて収録。タイトルと、表紙の写真と内容が、なんとなくマッチしているのだろうか?
ついジャケ買いしたくなる写真に興味を惹かれた笑
三浦しをんさんへはだいぶ突っ込んだ答えにくい質問をバンバンされていて面白い笑
表彰された時の受賞のことばがいい。そこから話すんだ、と持っていき方が素晴らしい!
作者と監督とで対談する、八日目の蝉、とても興味深い。
何が、というのでなく、全体的に角田光代節でクスッと笑えたり、話のネタに触れたりと興味深い。
面白かった。
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角田さんの本が好きで、もっと知りたくて読んだエッセイ本。
角田さんが一人で世界中旅していたり、トレイルランやボクシングなどのアグレッシブなスポーツをしたりする方だと想像していなかったので驚いた。自分の興味があるものにぽんっと入って取り組んでいく姿が素敵で、こういう年のとり方をしたいなと思った。
三浦しをんさんとの対談の中で、本の選び方でジャケ買いや好きな作家から選ぶ他に「書評を見て選ぶ」と言っていてそんな選び方があるのか〜!と目からウロコが落ちた。文庫の一番後ろにあるから一番最後に読むものだと思いこんでいた。
生活や恋愛、本に関する対談にしても(一番好きな「さがしもの」の「彼と私の本棚」に少し言及されていて嬉しかった)、人生の先輩の話を隣で聞いているようで居心地の良い本でした。
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自分の問題を解決できるのは、自分しかいないのである。
だれも、何も、私ほどには私のことを知らないし、私ほどには私のために働かないのだ。
のめり込むと気がつかなくて、気がついたときにはもう手遅れなんだけど、少しでも気がつかせてくれてありがとうございます、角田光代先生。
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三浦しをんさん等との対談も収録したエッセイ集。
厳しい母親に育てられた反動で、きれいに整理整頓された家の中は落ち着かないという著者。相当なトラウマと化してる様子。
買ってきた本を玄関の上がり口に座って読み始めることがあるという三浦しをんさんの言にクスリとさせられた。
また、本格ミステリーは殺人を描くにもややこしい殺し方をするが、ハードボイルド作家にしてみると、そんなの中国人の殺し屋に十万円渡せばすぐに殺してくれるとなる、という船戸与一氏の言も可笑しかった。
「書評を書くうえで私が禁じ手にしているのは、最後にひっくり返すやり方です。『こういうところがよかった』と褒めておきながら、最後で『だが、ここはいただけない』とやったり、逆にすごくけなした後に、『しかし、ま見るべきところもある』とする手法は、どっちにしても、私はしたくないと思っている」というしをんさんの言にどきりとする。ともすれば私もそんな書き方をすることがあるので。
後半の恋愛論はなかなかすんなり腹に落ちなかったが、「ときに自分自身を否定すらして、価値観をすりあわせようとする。そんあこと、恋愛でなきゃできっこない。」という部分にはそういう面もあるかなと感じた。
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角田さんのエッセイや対談など。
特に面白かった所。
話していて、相手に理解されていない。と気付き、何となく尻つぼみ的に話を終え「何も話していませんでした」というふりをしてることが多い。相手もどこから聞き返していいのかわからないのだろう「だれも何も話しませんでした」と、調子をあわせた顔つきをしてくれることがある。てとこ。
あとは酔っぱらいを素面の状態で観察してる所や、家計簿を偽装工作しちゃうとこなど。
三浦しおんさんとの対談も面白かった。
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恋愛に関する疑問から書く女の孤独まで、愛おしい人生の機微を味わった女性作家ならではの視点で、恋や人生、そして文学を語るエッセイ集。
常に新しい観点から私たちに文学を教えてくれる角田作品。本作では、同世代の吉本ばなな、三浦しをん両氏との対談が面白い。いつか、最前線で活躍する女性作家の皆さんで、大放談をやってほしい。
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共感するとこ多し。特に”してやられる機内食”はまさに。
なんでたいしておいしくないのにワクっしてしまうんだろう。
よしもとばななとの対談、あまり気が合ってない感じをうけたのは私だけ?
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エッセイやら対談やらをまとめた本。面白かった。
思えば私が角田さんの本を読み始めたのは「八日目の蝉」が発端だったなあ。読み返したくなった。
意外だったのは「恋愛」について語っていたこと。やけに納得。