【感想・ネタバレ】でーれーガールズのレビュー

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自分が岡山の女子高校生に、戻っていくかのような 
懐かしく若い いっぱいいっぱいなストーリー。
岡山が愛しくなる。

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2024年02月17日

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あまり期待してなかったのに、すごく良かったです。高校時代の回想を間に挟みながら、進んでいくストーリーで、回想部分を含め、友達っていいなあって改めて思わせられました。最後の展開は予想外で悲しい結末。でもなぜか清々しい後味でした。自分の一番の友達って誰だろう、大切にしないとなあと思わず、思わせられました

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2023年12月30日

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映画を観て、足立梨花を観て、読みたい思うて再読しました。ほぼ同じ、それ以上ですね、映像見てからなのでついつい浮かんでしまうから、良いのか悪いのか、この問題は昔からあるので。現在と30年前と毎号切り替わるのが上手で読みやすい。原田マハさんの好きなものベスト5に入っていたので、タイトルが好きだ。それよりも原田マハさんが岡山県の高校にいたこと、母校を題材に書いたことが驚きました。そんなあるんだなぁと。だから現実味がある話なのかなと、あゆと武美の友情、ラスト武美の名を呼ぶ場面で泣きそうになったら

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2023年08月23日

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学生時代、仲良しだった同級生。
少しの嘘が少しのずれになり二人の仲はずれてしまう。
そのままの状態で大人になった二人。
後ろめたい気持ちがありながらも、母校に呼ばれ二人が出会うことになるが。
原田さんのこの手の話に弱い私は号泣してしまいました。

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2022年05月17日

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有名漫画家の鮎子が主人公
母校である高校の記念講演を依頼され岡山へ
高校時代と現代の話が交互に語られる
話の展開がうまかったです
解説を読むと、どうやら著者の高校が舞台だとか
実体験も多く盛り込まれているのかな?

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2022年02月20日

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青春。
あの頃に戻りたい。
振り返ってみると、不思議とどんなこともキラキラしてたなぁって。
その時その時の時代を精一杯生きたいと、改めて思わせてくれた作品でした。

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2021年12月08日

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人気漫画家になっていたアユコは、30年ぶりに母校の記念行事で講演をするために高校時代を過ごした岡山を訪れる3日間の物語。
彼女を招いたのは母校の女子高で教師をしていた武美だった。彼女は1年生の終わりに転校していった親友だった。
また同級生たちも集まり前々日には同窓会も行われるし、翌日にはサプライズサイン会とか、でーれー素敵な物語でした。
ストーリーは現在と80年代の岡山を行き交いながら母校での講演へと繋がっていきます。変わらないものは市内を走る市電に洋菓子店「白十字」のチーズケーキに鶴見橋。この橋はアユコが2次元の恋人ヒデホと待ち合わせた場所だった。アユコが描いた恋愛漫画を見てしまった武美が「この物語は実話である」との1コマ目のことわりをリアルに信じて二人の恋に興味を抱き応援しだしたのでした。とゆうか漫画の彼氏に武美自身恋してしまったのだから、漫画家としてのアユコの才能はすでに開花していて最初のファンが武美だったようです。
現在の武美は夫を亡くし、義理の両親と一緒に暮らす身の上にも義理堅さを感じつつ、当時通った喫茶店「ドンキホーテ」でのエピソードや、長い地下道の真ん中あたりで風呂敷広げてブローチ売ってた無精髭のオッさんとか、同年代の男子との出会いに、クリスマスイブのエピソードと青春時代が走馬灯のように駆け巡り、恋よりも友情を選んだ16歳のアユコの気持ちもビンビン響いてきました。
光の中にいると明るさに気づかないものだとか、ハマさんらしい上品な表現やユーモアがちりばめられていた岡山を堪能しました。
そしてラストの展開は期待と違ってたのですがあっけなく切なくって、デーレー泣かせてくれました。

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2024年03月07日

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原田マハさんが高校時代を赤裸々に語った?ガールズ青春物語。27年振りの同窓会、自分の同窓会を思い出した。でもただの同窓会で終わらないのが、マハ作品。改めて友達っていいなーと思えた。

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2023年12月22日

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解説を読んで驚いた。原田マハさんが過ごした高校が舞台になっている、と。
岡山弁が難しく、でも、「でーれー」心に染みる物語だった。
少女漫画的な部分とリアルな部分とが交錯し、最後は胸熱だった。

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2023年06月10日

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面白かった~

大学時代から15年ほど暮らした岡山。
細かい地名が出てくるだけでうれしくてたまらない。
友人が住んでいた奉還町なんて、ローカルすぎる。
天満屋、1番街など、本当に青春を過ごした場所。
懐かしすぎる。。。

原田マハさんが過ごした女子校が舞台。
卒業して15年。
記念式典で講演をする今と青春時代を各章で少しずつ進んでいく。
そして最終章。
これまでのことが急な展開に。

非常に面白く読めました。
岡山弁や人柄の良さ。。
映画もあるようで、そちらも是非手に入れたいと思います。

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2022年10月20日

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ネタバレ

荻原一子
岡山白鷺女子高校の国語教師。創立百二十周年の記念事業実行委員。結婚してだんなの苗字と武美が字画的に合わないって占い師に言われ一子をペンネームとして使用している。

佐々岡鮎子(小日向アユコ)
岡山白鷺女子高校進学クラスZ組卒業生。人気マンガ家。アユたんはデビュー当時のニックネーム。高校入学時に小平から岡山に引っ越してきた。

南原みずの
旧姓篠山。鮎子の同窓生。

中谷純一
鮎子の恩師。三十年前は中村雅俊似のイケてる中年だった。

高畑
鮎子が二十代から通っている渋谷の美容室オーナーでスタイリスト。鮎子のひとつ年下。

あずみ
美容師見習いの男の子。

秋本武美
鮎子の同窓生。高校一年の春休みに広島に転校した。鮎子を率先してからかったちょっとワルそうな子。

ヒデホ
高校時代に鮎子が大好きだった。神戸大学文学部フランス文学専修。

沖本
別冊お花畑(通称ベッパナ)の編集長。

ユリ
マコ
アケミ
タカちゃん
堀田
シラサギ一年Z組同窓生。

チーコ
倉敷出身の人と結婚して民芸店を営んでいる。

アッコ
瀬戸内市で姑と同居。

鈴木淳
県下でも有名な進学校の聡明高校生。中学に入る時に国分寺から岡山に引っ越してきた。

荒川雄哉
別冊お花畑編集部部員。

優里奈
荒川ファンを自称するアシスタント。

熊田朝子
白鷺女子高の校長。

徳永美智子
事務局長。

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2022年09月21日

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他の作品とは雰囲気が少し違い女子高生の青春モノでした。原田マハさんの過去と現在を繋ぐ物語の進み方が読みやすく好みです。映画化もしているようなので見てみたい。武美は最初から気づいていたんじゃないかな。

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2023年06月10日

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ネタバレ

そうか、解像度が高いってのが自分に刺さる小説のひとつの形なんだ。いやこんなことありえないんちゃう?と思いながらも、伏線の存在に気がつきながらも読み進めさせられたのは、岡山弁と固有名詞が作り出す異世界感=解像度のなせる技なのか。鶴見橋には行かねば。「恋を失った」という表現がすごく良かった。失恋=フラれること、と考えていたけれど、2人で作ってく恋っていうのを失うのが失恋なんだ。高校生の物語を読んで自分の高校時代を思い返すことがなかったのも不思議。女子校の話だったからかな。

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2022年02月10日

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私学生時代ちょっと岡山にいたので、電車とか表町とか懐かしいです。大手まんぢゅう、好きだったなぁ。
デーレーって岡山弁思い出した。あんまりよい思い出がなかった土地だったけどこうして振り返ってみれば、だからこそ私福祉や心理の仕事している原点がここにあるように思う。

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2021年08月09日

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27年後の現代の自分と、女子高生の淡い思い出を併せて描くことで瑞々しい青春時代を鮮やかにしてくれる。
売れっ子漫画家の設定をもっと活かして欲しかったのと、親友の唐突の死の展開に違和感を感じつつも感涙してしまう。
空想のボーイフレンド、ヒデホ君の存在を親友の武美に信じ込ませるところにも無理を感じました
岡山を、そして1980年代を経験した人には格別のノスタルジーを感じそう。

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2021年02月23日

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いまや立派な漫画家で、立派なおばさんにもなった主人公が、母校の講演会の依頼をきっかけ親友たちとの思い出を回想し、再会も果たす。

キラキラした青春時代と、現在の自分の違い、学生の頃に友達に伝えられなかったこと、過去と現在を行き来するんだけど、とてもスムーズに読めた。泣けたーー

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2020年11月30日

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ネタバレ

本作の主人公あゆと同じように私も学生時代だけを岡山で過ごした。

30年前とは言わないが、ほぼそれに近い過去に。

表町に奉還町、市電に桃太郎大通りなど懐かしい思い出がつい昨日のことのように蘇りました。

「でーれー」「○○じゃ」岡山での初日を迎えた日(まだTVが到着していなかった)、友達もいない夜にワンルームマンションから歩いて行った本屋さんで若い女性の店員さんが話していた岡山弁に衝撃を受けたのが懐かしい。

まぁ、その年の夏までには岡山弁をマスターし、今でも地元人に公認を頂けるレベルで岡山弁を話せる私には他人事ではない青春時代を思い出させてくれました。

久しぶりに岡山の友達に電話をしてみよう。



説明
内容(「BOOK」データベースより)
一九八〇年、岡山。佐々岡鮎子は東京から引っ越してきたばかり。無理に「でーれー(すごい)」と方言を連発して同じクラスの武美に馬鹿にされていた。ところが、恋人との恋愛を自ら描いた漫画を偶然、武美に読まれたことから、二人は急速に仲良しに。漫画に夢中になる武美に鮎子はどうしても言えないことがあって…。大切な友だちに会いたくなる、感涙の青春小説。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
原田/マハ
1962年東京都生まれ。関西学院大学、早稲田大学卒業。伊藤忠商事、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館勤務後、キュレーターとして独立。2005年『カフーを待ちわびて』で第一回日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で第二十五回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2020年08月10日

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おばさんになった漫画家が母校の創立記念の講演者として呼ばれ、当時に思いを馳せるお話

漫画家の小日向アユコは母校の創立記念講演に呼ばれ、卒業以来30年ぶりに岡山にやってくる
その前々日に開かれた同窓会で、親友武美と再開する
鮎子と武美の思い出は、鮎子が当時ノートに書いていたマンガの彼氏ヒデホだった


こじらせた黒歴史も突き詰めるとちゃんとした作品になるものなのですね
ってか、武美はどの程度までヒデホの存在を信じてたんだ?
同窓会で合ったときのやり取りから考えるに、どっかでその疑問には確信を持ってたんだろうけど
高校生の当時はどうだったんだろうね?
手首の跡に関しては、現実逃避の色合いが強いと思うんだよなぁ
鮎子は武美にそんな逃げ道を与えたって事じゃなかろうか?

田舎を舞台にした女子高生の友情物語としてはなかなか良いと思う

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2020年07月31日

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学生時代の甘い記憶やほろ苦い思い出などが思い起こされるよう。最後にはマハさんの好き(とどこかで読んだと思う。)なハトが出てきて良い感じ。

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2024年04月12日

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星3.5
原田さんのセンスの良さにはいつも脱帽させられる。人の気持ちの描写を繊細に、分かる分かる!というリアルさを醸し出しながら、感動、ユーモア、寂しさ、切なさなど喜怒哀楽全てを詰め込んだ作品に仕上げてるところはさすがとしか言えない。

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2024年03月05日

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漫画家となった佐々岡鮎子は故郷岡山の高校へ講演会に参加するため帰省する。
高校時代の友人と再会し当時の友情、恋愛を回想していく。
高校時代ならではの悩み、しょうもないかっとう、友達との時間が楽しく生き生きと描かれている懐かしさを覚えるお話。

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2024年02月12日

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原田マハは好きな作家さんなので、本屋で手に取った本。
ただ、これは女性漫画チックでライトノベルな感じだった。
おもしろいし、最後は泣けるけど、原田マハの本領では無いような気がする。

「でーれー」ってのは岡山弁で「どえらい」って意味なのかな。
東京から岡山に引っ越してきた主人公が、わけもわからずその土地に馴染むように「でーれー」を頻繁につかうもんだから、それがあだ名になったという。
主人公は、売れっ子少女漫画作家で高校時代に住んでいたのが岡山。
その女子校の創立記念式に講演を頼まれて、久しぶりに岡山に帰った所から、昔の想い出が始まり大半は思い出話。
登場人物が女子高生ばっかりだから、内容も当然女子高生の青春物語になる。
女性には良いのかもしれないね。

読み終わるまで知らなかったけど、これも映画になってたんだね。
本より映画で良いんじゃないかな。
イメージ通り。

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2023年03月30日

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女子高生の友情を描いた作品です。
良かったです。最後は感涙です。
80年代の固有名詞が続々と登場し懐かしいなあって感じで読みました。
映画見たら昔を思い出すんだろうな^_^
全国の高校オタクとしては山陽女子高等学校インプットしました。早速Wikipedia検索したら、何と現在は共学校になっているとのこと。岡山県筆頭の歴史ある私立女子高という伝統が一つ昔の姿を変えてしまい残念な気持ちになりました。

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2023年03月24日

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小説の中に出てくる場所、お店、学校を思い浮かべ、自身の高校時代にタイムスリップして作品を味わえた。

読んでいる途中で読んだことがあることに気づき、定期的にその時代を懐かしく思う自分がいることに気づいた。

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2022年04月19日

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女子高校生青春小説は辛いものがある。
岡山もよく知らないのでいまいち入り込めなかった。確かにウルっとくる場面はあり、楽しめた。
映画化されていることも知らんかった。

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2022年03月15日

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岡山の高校生の青春。
主人公が創った男性が登場するマンガを通して友達になり、でーれーガールズになる。
最後に二人が再会できてよかった。
後半は胸が苦しくなる物語。

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2021年12月25日

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読んでいるのは鮎子と武美の物語なのに、教室や制服の描写からわたしが思い出すのは、他でもないわたしの学生生活でした。思い出すと叫んでしまいたくなるほど恥ずかしくって、胸の奥がきゅーっとなってなんだか泣きたくなっちゃうようなこともついでに沢山思い出しました。たくさん、たくさん今の私をつくる出来事があったんだな。あの頃の自分に会えた気がして、胸が熱くなりました。

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2021年11月09日

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高校時代に喧嘩別れした友との事を思い出した。
今でも心残りで、あの時ちゃんと言葉にして伝えれば良かったなと思う後悔がいっぱいだ。
でも松岡修造も言ってたけど、
過去を思うと怒りが生まれて、未来を思うと不安が生まれる。だから今をしっかりと生きる。
そんな感じに思えた本でした。

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2021年08月26日

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面白かった

1980年、東京から引っ越してきて、岡山の女子高に通う「あゆ」。まわりに溶け込もうと変に方言を使うことで馬鹿にされつつも、漫画作成に夢中。彼女の作成した漫画は恋愛漫画。その漫画を通して親友になった「武美」。

ストーリとしては、
有名漫画家になった「あゆ」は母校の創立記念日に講演をする事になります。その依頼をしてきたのが、当時の親友の「武美」。
岡山に戻ってきた「あゆ」はその場所場所で、当時の思い出を振り返ります。
そして、漫画に夢中だった自分と「武美」との関係を振り返ることに。

岡山の方言の暖かさ。
そして、当時の女子高生の気持ち
さらに、その時起きてしまった事件
ちょびっと切ない。
なんか、青春っていう感じ。

そして、創立記念日当日..
そう来たか...

「大切な友達に会いたくなる」
そのとおり、高校生の時の友達と会いたくなりました。

まさにそんな小説です。

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2021年02月13日

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雰囲気からしてきっと自分が好きな青春小説、でもって自分の大好きな放浪息子の作者である志村貴子先生のイラストが表紙になってたらそりゃ買うでしょ……。
お年を召された(オブラートに包まれた表現)売れっ子漫画家が高校時代を振り返る、という形で進む話だったのでちょっと期待とは違ったものの、甘酸っぱい少女の体験とかけがえのない友情が描かれた素敵な物語だった。
自分の中で「岡山」というと宮本武蔵出生の地、もしくは5時に夢中!の木曜レギュラーである豹のオバサンこと岩井志麻子さんくらいのイメージしかないんだけど、この本を読むことでそのうちふらりと訪れてみたい場所、になった。元々実際の土地が舞台になっている作品が好きで、なんでかっつーと登場人物達が過ごした街の空気を直に吸うことで、より物語を感じられると信じているから。今作では武美が魅力的な女の子だったから、鶴見橋にはいつか行ってみたい、という気持ちにさせてくれた。行ってみたい、じゃなくてな、でーれー先の話になったとしても、絶対行かなきゃおえんよ。よろしゅーな、未来の俺。

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2019年03月09日

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