【感想・ネタバレ】間違われた女のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

間違いが何重かにある。

1 男性がすでに引っ越した女性に手紙を出しているので、受け取っている女性は間違い

2 女性が受け取った手紙の宛名を「マコ」と読んだが,送った人は「アコ」のつもりだった。

3 受け取った女性の友人が引っ越した女性だったが、手紙を見ても自分宛だとは思わなかった。

4 男性に、新たに女性の友人ができたが、意思疎通がうまくできていない。

5 新たな女性の友人は、男性の性格,行動をうまくつまみきれず、間際まで行動に出れていない。

最後の最後に、そんな馬鹿なという結末が待っている。

自分が書いたら,軟弱だから亡くなる人は別の人にするだろなと感じた。
こういう恐い話が書ける作家を尊敬します。

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2012年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めて読んだ小池真理子さんの本です。

怖かったような、なんというか、不思議な小説でした。
ストーカーは気持ち悪いけど、単に「キモいーありえなーい」
みたいな感想ではないんですよね…でも実際にこういう目にあったら
めちゃくちゃ怖いですよね。本当に、夜も眠れないと思います。

女性の皆さんは本当に気を付けてほしいと思います。
夜道とかね。

昼間でも要注意ですからね。

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2013年01月26日

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ネタバレ

ミステリー作家時代の作品。

恋愛小説の小池真理子も好きだけど、昔のミステリーも好き。これも面白かった。

まだ「ストーカー」っていう言葉がない時代なのかな。いつの時代も勘違い男っているもんだ。

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2011年09月10日

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ネタバレ

てっきりタイトルの「間違われた女」=雅子を中心に最後まで進むのかと思いきや、彼女が途中でまさかのフェードアウト。単なる脇役に感じられた金物屋販売員・千世子が重要な鍵を握ってのクライマックスの展開は、意外性に富み、知らず知らずのうちに話へ引き込まれていた。この小説全体をリードするのが「間違えた男」=秀実なのを考えれば、事実上の主人公は雅子ではなく彼と言っていいのかもしれない。全く本筋とは関係なさそうだったプロローグ部分が後半で絶妙な具合に絡んでくるなど、随所で小池真理子のストーリーテリングの上手さが光る一篇である

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2024年03月21日

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ほとんど知らない男からしつこく届く気味の悪い手紙。
まだ携帯のない時代だからこそ、恐さが増すような気がします。

男のたどった顛末が悲しい。

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2014年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

学生時代に恋焦がれた相手に、執拗に手紙を送り続ける児玉。最初は手紙を送られた雅子の立場から「コイツキモイなー」と思ってましたが、中盤彼が救われる可能性が出始めた頃からは、少し児玉を応援する気持ちが芽生えてきました。

もちろん、雅子に対して行ってきたことが許される訳ではありませんが、児玉のそれまでいいコト無しだった人生を思うと、ちょっと感情移入してしまって…。リア充な人や女性の視点で読むと、だいぶ違う印象なのかもしれませんね。

そんな経緯もあったので、読後の感想としては「救いのないお話だったなぁ〜」と。思わずため息を漏らしてしまいました。

ところで本作のタイトル、ネタバレし過ぎなんじゃないでしょうか。

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2011年11月05日

Posted by ブクログ

登場人物は少ないけれど
状況がころころと転回するので飽きない。
心理的に異常のある人物が鍵になっているせいだけど
読み終わって
あまりにも都合よすぎる展開は
どうも鼻について仕方ない。

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2011年10月26日

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こういうストーカーものって本当怖いな。
間違われた方もたまったもんじゃない。

最後は、納得のいく終わり方だった。

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2011年10月11日

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