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おもしろかった!
ロミオとジュリエットがもうちょっと大人だったらこういうお話になれたかもしれないのに、と思いながらあとがきを読んだらまんまそうだったようで笑ってしまいました。
すずね先生らしい、きめ細やかな心理描写で、色々含みがあるのも分かりやすく、共感しやすい物語でした。
努力が報われる様子って、いいですな。
ぜひこれを映画にしてほしい。そしたら本家にツッコミ入れたいとこが全部おさまってとにかくいいお話ですわと思えるのに、と思うほどよいお話でした。
ロミオとジュリエット
ロミオとジュリエットをモチーフにしたストーリーですが、この物語の主人公たちは子供の頃に会ったことがありお互い恋心を抱いていました。(尤もヒロインは幼かったせいか淡い気持ちだったようですが)
ヒーローの母と弟は敵の一族から嫁いできたであるヒロインにひどい仕打ちをしますが、兄にコンプレックスを持ち文句ばかり言っている弟はともかく母親の方はヒロインの健気さに絆されていきます。
ヒロインが素直で健気なので好感が持てました。ヒーローもヒロインに一途で、自分の家族からヒロインを守る姿勢をハッキリさせているところが良かったです。
少しラブシーンが多すぎだと思いましたが、好きなストーリー展開で楽しく読むことができました。
良かったです。
仇同士の家との政略結婚の話。
主人公も優しく明るくて可愛かったです。
ヒーローが小さい頃からヒロインが好きで王様に頼んで政略結婚させてもらったんでヒーローはヒロインに最初から甘いです。
でもヒーローに演技して愛し合うふりをしようと言われるのでヒロインはずっと偽りなのだと勘違いして進んでいきます。
仇の家で嫌がらせに耐えながらも義母と少しずつ仲良くなるところとか良かったです。
仇同士の確執を伝えるためだとはいえディーノが片眼を失ってしまうのは少し悲しかったです。