【感想・ネタバレ】愛する人に。 ~新装版~のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ひどい別れ方も、見方を変えれば“その人の優しさや幼さ”なんだって。へぇー。笑

関係性や状況、正義や常識や理性ではなく、“その人”を見ること。更には”自分”の声を聞いてあげること。

全て取っ払ったら、中心に幸福な感情がある。
小さくてよく見えなくても、時に真っ暗になっても、そこにはちゃんと光るものがある。

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2024年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何かを真剣に見つめている横顔には、
嘘がありません。
真剣な人は、人からどう見られるかを考えて
取り繕う余裕はないからです。
何かを見つめる横顔は「素顔」そのものです。
だからこそ、
その人の価値や生き方がそのままに表れます。
その人の人間的存在が鮮やかに浮かび上がり、
そのほんとうの表情に
人は自然と惹きつけられるのです。

何かに一生懸命になってたり、
真剣になってたりする人は、
素顔がしっかり入ったすてきな横顔を持っています
そんな横顔には多くの人が惹きつけられます。
さらに、人の横顔に興味がある人は、
人を「人間」として捉える力のある人です。
そういう力を持つ人もやはり、
強い魅力を放っています。

相手が何らかの形で無力な部分について
手を差し伸べてしまったら、
それはあなたの立派な愛です。
そして
相手もあなたの無力にたいして
「つい」手をさしのばしてくれたなら
それもやはり、愛と呼べると思います。

本当に愛が欲しいと思うなら
本当に必要とされたいと思うなら
私たちは私たちの弱さをみつめてそれを恐れずに
相手の方に投げ出す強さを担わなければならない
そして
そこで訪れるかもしれない不幸と孤独に耐える力を
養わなければならないのだ。

大切な人の苦しみや痛みに触れる時
心が震える。
手を差し伸ばした時
握り返すその人の手の温度が
心の空洞を埋める。
その人の強さや、明るさや、優しさや、美しさや、あらゆる人間的輝きと同じくらい
いやそれ以上に、
その人の痛みや孤独が愛の対象となる。
もしその人が
痛みや孤独や寂しさや涙を見せてくれたとしたら
それ自分の前に投げ出してくれたとしたら
それ以上の幸福はこの世にあり得ないだろう



自分の一部の感情、優しさ、愛
を差し出しても返ってくるものが
冷たくてトゲトゲしてて
心を痛めつけるものだったりすることがある
自分に問題があるのか、何がだめだったのか
そんな事を思う事が多かった
けどこの本を読んだら
愛を差し出して
愛が返ってくることがどれだけ奇跡なのか
愛を差し出して
愛が返ってこない事がどれだけ傷き不幸か

けどそんなリスクを背負っても
愛を
自分の心を差し出す事がどれだけ尊い事なのか

私は愛のある人でいたい
この気持ちはずっと私の根底にある
これからも自分の無力を認め
傷つき苦しみながらも
愛し愛されている
必要とし必要としあっている
そんな関係を築ける事を信じていよう



満員電車の例えがすき
私たちは厳格に自分と他人を区別してて
どんなにくっいてても他人は他人
その他者、他人が
名前のついた、自分にとって意味の持つ
唯一無二の個性が出現することが
どれだけ劇的な事なのか気付かせてくれた

大きな絵画の例えも
夜空の星の例えも
全てが心を温かく気づきがあるものばかりで
この本がとっても好きと思った

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2021年01月25日

Posted by ブクログ

本屋で中身をちらとみて、今読むものだな。と、思い続編とまとめて購入。前のめりになり、ブレーキの効かなくなる自分にはすごく良かった。わかりやすい。

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2014年03月15日

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