【感想・ネタバレ】週末夜汽車紀行のレビュー

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Posted by ブクログ

鉄道紀行文として『秘境駅へ行こう!』と本書を読み継いだ。どうしても宮脇氏の紀行文と比較してしまう。著者の鉄道旅は、列車を乗り継いで早朝に首都圏の駅に到着して出社するというスタイルが、文章とともに宮脇氏に似ている。しかし冗長な面、例えば鉄道旅なのだから停車する○○駅の「駅」は基本的には不要だ。終盤では乗るべき最終の新幹線や、乗るべきではない南海フェリーに乗船してしまう刹那的行動は理解に苦しむ。夜行列車が年々少なくなっていくご時世にあって、本書は過渡期を記す貴重な記録になるかもしれない。

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2017年08月19日

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