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Posted by ブクログ
「ほめる」を取り入れることで、いい効果(生徒数アップ、免許合格率アップ、事故率ダウンなど)が出た事例が紹介されています。
ほめ方も紹介されていますが、大事なのは相手を理解すること。
それには、信頼関係を構築して、相手を尊重して話すことが欠かせません。
この2つを成し遂げるために、「ほめる」ことは非常に有効なツールであることを学びました。
ただ単にほめればいいということではないのですね。
奥が深いです。
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「ほめる」ことの本当の意味は、
この本を読むまではわかりませんでした。
ほめるとやる気が出るなど、
何のためにほめるというのがあいまいでした。
でも、この本に答えが書いてあります。
「ほめる」=今どのくらいの基準に届いているかを知らせる
相手のできていることは○○です、次は○○だね!など、
今の現状を伝えること、次につながる行動を起こしてもらうことのために
ほめるんだということがわかりました。
だからこそ、相手を観察して、先入観にとらわれず
前と比べてよくなっているところを認めていく。
本当にスッキリわかる本でした!
実践していきます
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「叱る教習所」から「ほめちぎる教習所」に方針転換した結果、入校者数右肩上がり、免許合格率アップ、卒業生の事故率ダウンした自動車教習所のお話。
「ほめる」ことのメリットが数字で提示され、「ほめちぎる教習所」になるまでの経緯や導入方法などが丁寧に書かれています。
ほめることの目的は次につながる行動を起こしてもらうこと。相手が慢心してしまうほめっぱなしではなく、ほめて上がったモチベーションを何に使うかまで伝えることが重要。ここでなるほど!と思わず唸りました。
相手に成長してもらうことがゴールで、「ほめる」はあくまでその手段。上司部下の関係だけでなく、親子関係でも使えそうな考え方で、とても身になる本でした。
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◼️所感
ほめる大切さを伝える本として、読みやすく説得力がある。ほめシャワーやタイプ別ほめ指導など勉強になった。
◼️やること
ホメゴロシートを全員分かく。
目を見て挨拶+ポジティブ一言。
初対面でほめる
すぐほめる
自信がない人はまず相手を認めるところから
実際してくれたこととそれが引き起こす大きなことをほめる
相手の自己受容感が最大になるように聞く。
ピグマリオン効果→期待されると伸びる
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教習所といえば、叱られる、怖いところというイメージでしょう。私も運転が下手なので、こっぴどく叱られた、苦い思い出がよみがえります。
この本は、そんな教習所のイメージを覆す、褒めまくる教習所(南部自動車学校)のお話。
教習所の数が減り続けている業界のなかで生き残るために、それまでの叱る方法から、褒める方法に変えたことで、生徒からは人気が出て、卒業生の事故率は減って、教官たちの気持ちもよくなったと。
書いてあることにもなるほどと思うことがたくさん。
教官たちが、なかなか褒めることができないことに対する、褒め方のアドバイス(タイプによるほめ方の違い)なども多々具体的に書いてあって、面白い。
確かにこれくらい考えれば、褒められない人なんて、世の中に存在しないでしょう。
誰にだって褒めるところはあるし、肯定していくことで、ポジティブな雰囲気になり、お互いに持っている能力を活かしていけるという。
つい、人のあらを探してしまいがちになるが、このように視点を切り替えて、周りを明るくしていけたらいいなと思う。
気を付けて考えないと、難しいですが。
ある意味褒めることに慣れるのもよさそうです。
この本に書いてあるモノを褒めて褒める練習するとかは笑ってしまうが意外と良い効果が上がるのではないかと思う。
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2年ぶりに新卒が入ってきた。これまでほとんど後輩の育成というものをしたことがない私はやる気に燃えていたけど、その一方で「どう育成していいかわからない」という壁にもぶち当たっていた。教え方というのはきっと、「自分がどう教わったか」が影響する。私が新卒だったとき、あまりにも教える態度が悪い先輩たちの姿を見て「自分に後輩ができたら絶対にこうはなりたくない。反面教師にしよう」とたくさんのことを学んだものの、あまりにも反面教師ばかりだったせいで正しい教え方がわからなかったのだ。
わからないなら自力で学ぶしかない。本屋に行ってみると、教え方の分野で一番気に入ったのがこれだった。表紙を見たとき、「私も新人だったとき、もっとほめられたかったなぁ」と思った。
ほめる、というと「おだてるばかりじゃだめだ」とか「厳しいことも言わないと成長しない」とかいう人もいる(まじで社内にいる)。でもそういうのって結局、「自分が厳しくされてきたから」という経験に基づいた思い込みでしかない。なぜなら「ほめることでパフォーマンスが上がる」ということは、数字で証明されているからだ! これがもう一番テンション上がった。ほめることで合格率が上がったり事故率が下がったり、そういう結果が数字で! 出てる! 強い! ただ「ほめられるとうれしい」という気持ち的な話だけでなく、たとえば脳科学的な効果とかいまどきの若者の傾向とか、そういう根拠でがっつり支えてくれていると、私みたいな理屈っぽい人間はめちゃくちゃ萌えてしまう。根拠萌え。
あと「ほめる側にもいい効果がある」という話がすごくよかった。人をほめるときって、一歩間違えれば「ほめてあげてる」という気持ちになりかねないけど、人をほめることで自分自身にどういう影響があるかがわかっているとそういう傲慢さも軽減されそうだ。具体的なほめ方も載っているから実際にいま少しずつ実践してるけど、「人をほめよう」と思うことで自然と人のいいところを探そうというマインドになるのもいい効果だなと思う。
【読んだ目的・理由】教え方を学ぶため
【入手経路】買った
【詳細評価】☆4.1
【一番好きな表現】研究によると、「ほめられる」ことによる効果は、金銭報酬を得たときと同じくらい脳の線条体を活性化させたといいます。線条体は運動や学習、意思決定など、広い分野での「やる気」に関わっていると考えられており、その働きにはドーパミンというホルモンが関わっているとされています。また、さまざまな心理学的研究から、金銭報酬は現代人において最も強いモチベーションを生む報酬であると考えられています。つまり「ほめる」という行為は、人間にとって最高レベルの「やる気」を引き出すことができるのです。しかも、今回のこの報告では、ただ「ほめる」だけで、やる気が上がるだけでなく、実際に運動技能まで向上したのです。(本文より引用)
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教習所には本当に嫌な思いでしかないため気になって手に取った。
ほめるお仕事についていたのもあって目新しいことはなかったように思う。
人をタイプに分けてそれぞれ効果的な褒め方があるということは意識したことがなかったな。
ただ、「大人の日本人の仕事に対する意欲が下がっている」ことと、「仕事中どんなときにもっとも嬉しいと感じたか」の調査を並べて書いて、モチベーションの低下に対する対応策のように書いているけれど、
それって本当に対応策なの?たぶんこと人の言いたいことのために印象操作されている感が少しある気がしてならない……
Posted by ブクログ
先生が厳しいとされている教習所を「ほめちぎる」教育方針に変えた南部自動車学校のお話と、ほめることのメリット・その方法を説明した本。
ほめることはプラスになるのか。会社の後輩を見てるとついつい教育という名の指摘をしてしまい、いいところは全く見てないのかもしれない。ほめることでやる気を上げて前向きにすることが大事なのかもと考えさせられた。ただほめるのはむずかしいんだよね、なんとなく。
いろんなほめかたがあるのだけれど、要は、その人・行動のよいところを見つけて肯定してあげること。これみたい。指摘はそのあとで、こうすればいいよ的な言い方で。
後輩のよいところを探すのが、上司の仕事なのかもしれない。
Posted by ブクログ
このやり方でうまくいっているのならそれはそれで一つの正解なのだろう。
ただ、すべてがすべてこのようにうまくいくとは限らないという事も肝に銘じておくべきこと。
ようは現状がうまくいかない時にいかに対処方法を考えられるかという事が大切な事。
いずれ褒めるという事も有効にならない時代も来ることだと確信している。
監修の坪田信貴さんはいらない
Posted by ブクログ
ほめると社員のモチベーションが上がった。
全国に広がるほめる自動車教習所
銚子太陽自動車教習所、東名自動車学校(静岡)、ドライビングスクールアジマ(長野)、関自動車学校(岐阜)、八戸ノ里ドライビングスクール(大阪)、南部自動車学校(三重)、南福岡自動車学校(福岡)
担任制=生徒の成長過程が見える。
ドンマイよりナイストライ。
怒りの正体は相手が思い通りにならないこと。
532回言わないとわからない=何回言ってもわからない、はあたりまえ。
外面だけでなく内面をほめる=相手の良いところを見る。
すみません、をありがとう、に言い換える。ありがとうを口癖にする。
すごい、さすが、すばらしい、をまず口に出す。
日記を書く。どんなに様であれポジティブに捉える。
すべての人は無知で非常識である、と考えることで他人にイライラしなくなる。