【感想・ネタバレ】運命のひとのレビュー

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Posted by ブクログ

私は、高校・大学の頃、高倉健の任侠映画にはまっていました(^-^) 山本甲士さんも同じだったのではないでしょうか。「運命のひと」(2018.1 文庫)で、主人公の岩瀬修をして、高倉健に憧れ、任侠映画に惚れて大きくなっていく少年の姿を描いています。高倉健のような昔気質のテキ屋(焼きそば屋)の中間(なかま)のおっちゃんがとてもいい味をだしてます。また、修の従姉の岩瀬弥生、心臓病で中学の時急死しますが、二人の純愛ぶりに昭和を感じます。この本は「銀幕の神々」(2015.1)を改題・文庫化したものだそうです。「銀幕の神々」は2年半前読んでますが、再読しても、初めて読んだような感動に近かったです。加筆改稿されてるような気がします。

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2018年02月06日

Posted by ブクログ

高倉健世代ではなく、任侠映画もほとんどみたことがなかったが、すごく興味がもて見てみたくなった。
線の細い少年が人との出会いで成長する様が共感でき、イッキ読みした。夕方読み始め、深夜までかかったので寝不足気味。(笑)
中間さん、弥生、小田とキャラも愛せる人ばかり。
しかしもう少し、深く掘り下げたほうがもっと感情が入り込めたかも、感はあった。
ラスト前のエピソードが少しファンタジーっぽいけど、弥生の想いが切なくて、すごく好き!

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2022年10月22日

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