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Posted by ブクログ
ちばてつやの18年ぶりの連載漫画。
フルカラーの漫画が美しく、豪華。
80歳でこのクオリティは驚異的。
TVでもこの漫画をかいているところが、特集されていたが
とにかくバイタリティあって元気。
その元気さが漫画からも伝わる。
内容は、過酷な終戦の引き上げの状況だが、
ちばてつやの持つ快活さが、悲壮感持たずに読ませてくれる。
日本に変える為に1年間中国の中を移動し、かなりの人数が亡くなる中、運にも恵まれてちばてつやの家族は帰国する。
他国での敗戦は、本当に大変だったのだなと思う。
満洲引き上げの話は
満洲引き上げの話を知らない大人が増えてきているらしい。ちばてつやの漫画は群集の一人一人の表情まで書き込まれて、その恐ろしさが伝わってくる。群集を描かせたらこの人の右に出る漫画家はいない。皆さん、正座して読みましょう。
すごいの一言です。
満洲からの引き揚げは、よく話に聞きますが漫画で読むと実際に情景がわかりました。すごいの一言です。小さな子供を4人連れての逃亡生活と帰国までの道のりの長さにご両親の気持ちを考えると胸が詰まります。素晴らしい作品です。ありがとうございます。
Posted by ブクログ
ちばてつや先生の自叙伝的コミック。ラジオで知って購入。
ちば先生が満州からの引揚者だとは知らなかった。
ほんわかタッチの絵だけど終戦から帰国までの過程は過酷。
Posted by ブクログ
老漫画家の近況と少年時代を振り返るエッセイ漫画。現在のちば氏によるジョーの絵もある。
過酷な体験をしていても丸みがあって温かい絵を描けるのが凄い。
自伝
ちばてつやの自叙伝と日常エッセイコミックです。
引き揚げの船の中で亡くなった人をそのままにしてはおけないから水葬にするわけだけど、これ家族は堪らないだろうなぁ。
そりゃ日本まで連れて帰ってあげたいよ…
お父さんがボロボロのみっともない姿をさらすのを恥じて実家絵に帰るのを日が暮れるまで待ったというのも切ない。