【感想・ネタバレ】遺族外来のレビュー

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Posted by ブクログ

二人称の死、三人称の死など、死や遺族外来について学びが多かったです。遺族とどう接したらいいかある程度わかりました。
ただ、「どうして亡くなってしまったのか」遺族に聴く人に対して、「共感力がない」と厳しく批判していましたがそこが納得いきませんでした。遺族でなくても、友人や恋人の死は受け入れがたく、死を乗り越えるためには、どう亡くなったのか知る必要がある場合もあるかもしれません。遺族に対する共感はあっても、「残されたすべての人」に対する共感を本書からは感じられませんでした。

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2021年10月16日

Posted by ブクログ

夫を亡くした妻、娘を亡くした母など、身近な人との死別による強いストレスに対して治療や緩和を行うのが「遺族外来」らしい。その遺族外来を専門とする著者が様々なケースを紹介している。印象に残ったのは、遺族がうつ病に罹患するケースが多いことと、周囲のなにげない一言が遺族にとっての強いストレスになるということ。だからこそ、著者は、遺族にどう接するべきかという教育を進めるべきだと説く。多死社会を迎えて、なるほどと思った。

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2017年11月05日

Posted by ブクログ

死ぬことについて語るのは、生きている人にしかできない。
生き延びないと死について語れない。生きている人は死んでいないし、死んだらもう自分の体験について語れない。なんかわかんないな、これ。生きてるってとても奇妙なことだよ。

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2017年08月27日

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