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CIAのスパイが任務で失敗し、ほとぼりを冷ますためド田舎に潜伏させられるが、そこで2人の老婦人に巻き込まれて大騒ぎするというドタバタ喜劇ミステリ。
楽しくてあっという間に読み終わり、次巻をすぐに読みたくなること請け合い。
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なにこれめちゃくちゃ面白いな!
ちょっぴり(?)暴れすぎた所為で「ワニの町」に身分を隠してやって来るCIAの凄腕工作員&町を陰から仕切っている凄腕おばあちゃんたち。
話のテンポが良い上にもうセンテンスごとに面白い。これ映画化してくんないかな…。
これは古い町で辣腕を振るう女たちの物語。出てくる女性みんな強いけどやはりどこかに抱えているものもあるし(主人公も間違いなくなにかを抱えている)。強すぎる女性たちだけど、どことなく共感できるところも好きだ。
そしてまだまだ続くらしい「ワニ町」シリーズが楽しみで仕方ない。
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twitterで紹介されているのを見かけて読んでみたが、思ったよりずっと面白かった。
なんせ、登場人物たちが強烈。CIA工作員なのに、カッとなりやすい主人公のフォーチュンもどうかと思うが、ガーディとアイダ・ベルのおばあさんコンビときたら。
本シリーズの舞台はルイジアナ州のシンフルという架空の町。アメリカ南部の小さな田舎町なのだが、そんなところに、こんな最強なおばあさんたちがいるとはびっくり・・・でもないか。日本でも地方のお年寄りはピンシャンしている方多い気がするし(自分が地方出身だからそう思うだけなのか)
フォーチュンは、ガーディとアイダ・ベルに(ある意味)唆されて事件の捜査に巻き込まれるのだが、フォーチュン以上に無茶苦茶な2人に、笑わせられた。
そして、何やら親子間にトラウマがありそうなフォーチュンも、素直に自分に向き合えるのか。
シリーズ化しているようなので、続きも楽しみである。
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2017年のミステリ。腕利きのCIA秘密工作員のヒロインが、ルイジアナの湿地帯に囲まれた小さな町で潜伏中に起きた過去の事件を地元の老婦人と解決すると言うもの。数ページおきに笑える描写、ふざけてるわけでなく本人の懸命さや2人の老婦人との会話も全てが面白く、そして、真相への哀しさも充分味わえた。映像化しても絶対ヒットしそう。
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すごく好みの作品。楽しかった!
身を隠すためにやってきた主人公(スパイとしては優秀で正義感もあるけれど一般的な常識には欠ける)が次から次へと巻き込まれ、事を起こし……なミステリー。なんだけれども笑ってしまうくらいのドタバタがたくさん。
強いおばあちゃんたちが好きな人にはおすすめしたい、映像でも見てみたい作品。
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最初から最後まですごく面白かった!
話の本筋はもちろん、キャラクターも魅力的で思わず声を出して笑ってしまうほど楽しく読み切りました。
特に好きなのがバナナプディングについてのお話。
とはいえ、書ききれないほど面白い場面が永遠に続くのでほんとに最初から最後まで楽しかった。
続きも楽しみです。
おもしろい!!
めちゃめちゃ面白かった!!主役のヒロインの言動、行動、考えてることすべて面白いし、老女2人、特にボケ担当の方が…。思わず読んでて吹き出してしまうわ!!全部で4冊出てるみたいなので、早く全部読みたいわ。チャーミング副保安官とのラブはあるのかしら?!このままでも十分楽しめるんだけど、やっぱりラブもないと寂しいからなぁ
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おもしろかったー 読んでて元気が出る本だった
強いおばあちゃんたち最高
主人公も子供が売られそうになってたから本来の仕事と関係ない殺人をしてしまって咎められてるところで良いやつじゃんってなったし ハイヒールだけでやってのけてるのもウケた
川にクッキー捨てたのはハ?ってなったけど
本になった時点でシリーズ10冊出てると書いてあったので全部読みたい あとグッズのネットショップも後で見る
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おもしろかった。全然重たくなく、お年寄りは元気で、アメリカンジョークもたっぷり。
長期入院とか、隔離とか、他に楽しみがないときにシリーズいっき読みしたい。
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〈ワニ町シリーズ〉第一作『ワニの町へ来たスパイ』
洋画コメディ映画を観ているように、思わずクスッと笑いが出てしまう、元気で明るい軽快なミステリー
超凄腕C I Aスパイのフォーチュン
暴れ過ぎたせいで敵から狙われる身となり、潜伏しているはずが事件を吸い寄せてしまう
そこに、2人の屈強なおばあちゃん達との運命的な出会い
この個性的なキャラの3人が、小さな町で大暴れする
舞台は南アメリカ南部ルイジアナ州の湿地帯
湿地帯と言えば、『ザリガニの鳴くところ』の印象が強くイメージが抜けないが、本作品はとにかく明るい
目玉となるのは、フォーチュンと2人のおばあちゃん達とのテンポあるやり取り
そこに絡む保安官助手も良い味出している
最後に事件も良い感じで収束
私が気に入ったのは、激しいバナナプティング争奪戦♪
保安官助手が現れた時の、フォーチュンの毎回普通ではない格好(^^;;
2作目は、どんよりした読後感の後に読むことにしよう!
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☆4.2
CIA秘密工作員のフォーチュンは潜入任務中に指示のない大暴れをしでかしてしまい、しばらくの間身を隠さなければならなくなった。
しかもCIA内部に裏切り者がいるようで、身を隠すことは限られた者以外には極秘。
事情を知る上司から、自らの姪をヨーロッパに旅行に出すから、彼女になりすましてルイジアナの田舎町シンフルにある家に潜めと告げられる。
静かにしてあまり人と関わらずにやり過ごそうとしてたのに、家の裏の川から人骨は見つかるし、町を取り仕切る老婦人たちの行動に巻き込まれるしでまったく潜めない。
陽気で達者な老婦人のガーティとアイダ・ベルのことを好きになってきたフォーチュンは、変なところばかり見られてしまう保安官助手に目をつけられながらも事件の真相を追いかける。
冒頭からドレス姿でハイヒール片手に大立ち回りなフォーチュンに度肝を抜かれ、大人しくなんてしてられるの?なんて思っていたら、シンフルの町は彼女以上のファンキーな奴らが仰山いるけったいなところで、彼女の方が振り回されるという意外な展開に。
フォーチュンは仕事ばかりしてきて人間関係は得意じゃない。
そんな彼女がガーティやアイダ・ベルと関わっていくようになって、いつの間にか「どうでもいい」なんて思えなくなっていく姿にちょっとニヤニヤする。
この罪深き町で、もっともっと罰当たりに、愉快に爽快に活躍していってくれそうな期待を感じさせる素敵なシリーズ一作目だった。
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身を潜めたはずの工作員が事件に首を突っ込んで大騒ぎ!会話と展開が面白い愉快痛快ミステリー #ワニ町
■あらすじ
CIA秘密工作員である主人公が仕事で失敗して身を隠すことに。田舎町で別人になりすまし、おとなしく日常を過ごすはずだったが、なんと引越当日に人骨を発見してしまう。事件に関わらないようにするはずが、隣人たちと交流するたびに、どんどん深みにはまっていき…
■きっと読みたくなるレビュー
おもろい!
アメリカのシチュエーション・コメディを見ているようですね。これは人気シリーズになるのはわかるなー。
物語の展開が面白過ぎる。やらんとすることがすべて裏目に出る。会話はすべて食い違って、誰しもがああ言えばこう言う。ただ意識も気品も高いシニカルな笑いが最高でした。
そして登場人物がみんなラブリーなんですよね。
主人公フォーチュンなんて、頑張れば頑張るほどハチャメチャになってくる。それでも必死にやりくりする姿が、申し訳ないけどめっちゃ笑った。
ガーティとアイダ・ベルなんかめっちゃ可愛いの。こんなにも破天荒でパワフルなおばあちゃん見たことないよ。
そしてイチオシなのは保安官助手のカーター。完全にツッコミ役で、フォーチュンとのやり取りなんかは爆笑。もうこれは漫才ですね。
それでいてストーリーや謎解きの地盤はしっかりしてるんですよね。終盤に様々な謎が明らかになっていくんですが、これが唸るのよ!ずっとコメディタッチで進んでいくので、ミステリー部分がずっと煙に巻かれてるんですが、めっちゃ綺麗に収束します。愉快なミステリーの代表ともいえる作品でした。
■ぜっさん推しポイント
やっぱり面白い物語は、筋、人物、設定がよくできてますね。次から次へと楽しい展開が巧妙なんです。
そもそも田舎町で静かに身を隠していなければならないのに、なんでこんなオオゴトになっとるんじゃ。いきなり死体が見つかるし、隣人の老婆は強烈だし、関わらないと決めたのにどんどん関わってくし、そして事件の真相なんてひっくり返りましたよ。ほんとプロットがよくできているエンタメ作品でした。
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アメリカ合衆国南部の湿地帯が舞台の小説と言えば「ザリガニの鳴くところ」を思い出すし、スプリングスティーンの歌が脳裏で再生されるんだけど…。
この小説は同じような舞台でも全然違って、なんだかご陽気なユーモア調。そういやハイアセンっぽいのかなぁ。
ミステリーらしいのだが、謎解きはあってないようなもの。思ってたドンデン返しすら、ない方向の逆の意味で裏切られるまっすぐさ。主人公もサイドキックのおばあちゃん2人も、イケメン保安官補佐もド直球にコメディーアクションを演じてくれる。
思ってた雰囲気とは違うがご陽気に楽しめた。シリーズ続編も次々に翻訳されているらしいので追いかけ決定。
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異動が決まりました
ちょっとたいへんな部署なんですよね
今のペースで本読めるかな?
と、心配になる中、また新しい作家さんの新しいシリーズに手を出しちゃいました!テヘ
でも面白かったからいいや
種明かしがかなり爽快で、読後感良し
魅力的な登場人物が最後まで魅力的なままで次回作への期待感も良し
ただちょっとしつこかったかな〜?
まぁ、ちょっとしたり顔で言っちゃいますが、「笑い」ってのは緊張と緩和なわけですよ(受け売り)
ずーっとボケ続ける漫才は疲れちゃうだけなのよね
緊張の部分の割合がもっとあれば、もっと面白かったと思うんだよな〜
ひたすらドタバタ劇が続くんだもの
ただユーモアミステリーとしてはかなりいい線行ってると思います
続けて読も!
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ワニ町シリーズ、第一作目。
ある理由で田舎の町に隠れ住むことになったスパイのフォーチュン。
本人はいたっておとなしくしているつもりなのに、トラブル吸引器な彼女は、色んな面倒事に巻き込まれる。
ルイジアナの葉村晶か、と思うくらいに彼女もまたタフだった。
一人称で、痛快でテンポ良く進んでいく展開で楽しく読めた。
ただ、会話の言い回しが個人的にやや長く感じられて、それが読みにくく感じた。
海外小説を読みなれていないせいかもしれない。
また、ルイジアナの独特な空気感に無知なため、そこを楽しめなかったのが残念かな。
もしいつか、ルイジアナに行くことがあったら、きっとこの小説を持っていくし、思い出すと思う。
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初のジャナ・デリオン。
東京創元社のTwitterで面白そうだったので購入。
CIAの潜入捜査官フォーチュンが、しばらく田舎で身を隠す話。。。なんだけど。
初日から骨は出るわ、アリゲーターはいるわで運のなさに笑う。
おばあさま二人も曲者すぎて笑。一応、ラストに一捻りはしてあるので、最後まで楽しめる。
軽く、安定して読める作品だった。
本国では20作くらい出てる様。
年一で出てもあと15年は楽しめる!
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CIAエージェントの女性が訳あって田舎町に身を隠すことに。しかも自分とは真逆のタイプになりすまして。
私は頭の中にシャーリーズ・セロンを思い描きました。もっと若い女性なのでしょうけれど、アラフィフになっても美しく颯爽としている彼女のイメージがピッタリで。
ひたすら目立たないようにしなければならないのに、彼女が立ち寄る先では何かが起こる。舌打ちが聞こえて来そうで可笑しい。
婆様ふたりが最高です。チャーミング保安官にはジョシュ・デュアメルとかどうでしょ。もうちょっと知名度の高い俳優のほうがいいかしら。とにかく楽しい!
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最初はなかなか入り込めず、中断したり、また読んでみたり…を繰り返していたが、中盤からは三人の掛け合いが面白くて夢中で読んだ。
シンフルの個性的な住人たちも楽しすぎるが、身を隠すために、静かに暮らしたいフォーチュンが意に反して巻き込まれていく様子も面白い。
読み終わった時は少し寂しくなって、またすぐみんなに会いたくなってしまった。
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序盤の展開に面食らって、もう少しで読むのをやめるところだった。ヒロインは、麻薬組織の男をハイヒールで殴り殺した(!)CIA秘密工作員。組織と内部密告者の目から身を隠すために赴いたルイジアナでは、いきなり裏庭にワニは現れるわ、人骨が出てくるわ、隣人や保安官補がズンズン家に入ってくるわ、もう大騒ぎ。こういうドタバタ劇って苦手なんだよね…って思って。
いやいや、放り出さなくて良かったー!途中からは話のリズムに馴染んできて、どんどん惹きつけられていった。何と言っても会話がいい。ちょっと(かなり)ブラック風味のやり取りが実に小気味よく、楽しい。会話で笑わせられたのは久しぶり。(フロストもハップ&レナードももう読めないから、このシリーズを知ったのはとても嬉しいなあ。)
ヒロインを始め、出てくる人はみな一癖も二癖もあるヤツばかり。最初は、この人どうなの?と思うんだけど、だんだんそれぞれの人物像が見えてきて、それがとっても魅力的だ。特に二人のおばあちゃんのカッコイイこと!ラストの大立ち回りはお見事の一言で、ほんと、スカッとした。
それぞれの人にまだまだ語られることがありそうで、この後の展開に期待がふくらむ。すでにあと三作出ているようなので、是非読みたいと思った。
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CIAの女スパイの一人称で描かれた少しブラックなユーモアで綴られたミステリー。明るく、タフで、ディープ・サウスのワニの町に展開するテンポの良い冒険譚が何とも味わい深いシリーズ開幕作である。
ヒロインのフォーチュンは、CIA腕利きスパイとしての職務中、中東の砂漠で、ついある大物を殺してしまったことから、敵組織のボスから手配状を出されてしまう。直ちに帰国を命じられたフォーチュンは上司の計らいでルイジアナの湿地帯にある小さな集落のようなところに身をひそめることになる。
亡くなった老女の家に、娘として潜伏することになるのだが、家のすぐ裏には、バイユーが流れ、ワニが棲んでいて、着いた途端に老犬が人骨を掘り出してしまう。警察には睨まれ、町の味のある老女たちには突っ込まれ、二転三転の熱い冒険が始まる。
ドタバタ劇のように次々とフォーチュンの身にふりかかる不幸な出来事から抜け出すための四苦八苦の行動を、彼女自身の皮肉とユーモアたっぷりの一人称が怪しく語り進む。
ディーリア・オーエンス『ザリガニの鳴くところ』でたっぷりと味わったノースカロライナの湿地の描写も凄かったが、アメリカ南部の自然とそこに住む人間たちのタフネスぶりは半端ではない。ジョー・R・ランズデールのハップとレナード・シリーズの流れを汲む南部ユーモア・ミステリとしてこれは人気が出るだろう。
亡くなったおばあちゃん含めて、その親友であったガーティやアイダ・ベルなどの老婦人たちが、実はヒロインを凌ぐくらいの存在感と個性を持っていて、この町全体がとても好きになってしまうのだ。
警察の暴力的な捜査や、押しの強い保安官補の登場回数の多さ、バイユーからにらみをきかせているワニ、等々、このシリーズを取り巻く粘度のどろどろの濃さは半端ではない。
なるほど本国ではこのシリーズは10冊以上出版されており、邦訳のスタートは遅かったものの既に3作の翻訳を読むことができる。本書を知ったのは翻訳ミステリー札幌読書会での課題書に挙げられたからで、それまではぼくはスルーしていたシリーズ。読み始めたからには、全部読み続けていきたい。
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ずっと気になっていたワニ町シリーズ第1弾。
面白かった…!
ピンヒールを武器だと認識してしまってるちょっと、いやだいぶアレな(!)凄腕CIA工作員と、パワフルなおばあちゃん達のドタバタが楽しくて楽しくて。
シンフルの町の住人たちも個性派ぞろいで、やり取りをずっとみていたい。(バナナプディング戦争て!)
久しぶりの海外小説で、「名前が覚えられないあるある」にかなり苦戦したけど、表紙を描かれてるイラストレーターさんの人物相関図を見てから一気に物語に入り込めた。気分はもうシンフルの住人。
後半はぐぐっと惹き込まれて楽しく読めた。
マージとマリーの秘密はまさかまさかだったなぁ。
松島由林さんのイラスト好きだなぁ。シナモンとガンパウダーの人物相関図もすごく素敵だったし、物語に更にのめり込ませてもらった。
あと、登場人物たちがコーヒーをとにかく飲む、飲む!こちらまでついつい飲みたくなってしまう。
バナナプディングにチョコレートパイ、動脈が硬化する音がきこえるセブン・デッドリー・シンズ…いかにも海外のハイカロリーな食べ物達が魅力的なのも好きなポイントだった。
はあー、楽しかった。
2巻以降のあらすじもとても楽しそう。
シリーズ追いかけようっと!
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東京創元社さんのツイートで気になっていたシリーズ一作目。
主人公フォーチュンがとにかくいい!好きなタイプですマジで。フォーチュン会いたさに次も読む(笑)ラストの衝撃もすごいけど。なるほどなー!!
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アメリカでは大人気ミステリ?だそうです。
いろいろやり過ぎて、中東の武器商人から懸賞金を掛けられてしまったCIAの女スパイ、フォーチュン。
ほとぼりを覚ますためにルイジアナの田舎町に身分を隠して向かったのはいいが、到着早々に人骨を発見してしまう。
おとなしくしていたいはずなのに、地元のパワフルなばあちゃんたちに引きずられるように事件にかかわってゆくことに。
途中までは、アメリカンホームドラマを読んでいるよう。
「じゃじゃ馬億万長者」とか、「奥さまは魔女」とか、「フレンズ」なんかにありがちな、観客の拍手や笑い声などが効果音として入っているアレです。
ドタバタとした展開が続きますが、ラストはアクション、ほろりとした展開にも。
ばあ様2人が良い味出してますね。
人気が出るのもそのあたりでしょう。
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これは面白かった…!任務に失敗したCIAの女性スパイが一時身を隠す為に潜伏中の小さな田舎町でひょんなことから町内会のおばさま達と共に屍体遺棄事件の真相解明に挑むというコージーミステリー。中盤過ぎまでは物語に入り込めなかったし、ミステリーとして読み応えは然程然ないけれども、主要登場人物達のキャラクターが立っていて、かなり良質なエンタメ作品に仕上がっている。映像化されていないのが不思議なくらい。物語にもう少し奥行きがあると尚良かったが、名刺代わりの第一作目ならこの内容でも十分なのかしら。シリーズ続編も楽しみ。
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悪者はわかりやすーく悪者だし、ご都合主義では?と思わなくもないし、緻密なミステリって感じでもない。が!軽快で最後まで一気に読まされた。ミステリ要素とはまた別の、最後の種明かしが好きだ。
ルイジアナの小さな町の雰囲気が五感をもって想像される。作者はルイジアナ出身だというし、リアリティを感じるのはそのおかげかな。キャラクター達の会話も生き生きしている。明るく書いてあるけど割とブラックでは?てとこも、ある。
日本人的には、生活の中での銃への距離感がちょっと面白く感じられた。翻訳はちょっと、元の英文が透けて見えちゃうとこもあったかな…ただ、アメリカンな雰囲気ともいえるかも。