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Posted by ブクログ
アンネ・フランクの温かく優しいお話が中川李枝子の訳でわかりやすく伝わってきて、さらに、著名な絵本作家である酒井駒子の挿絵で心はたちまち少年少女の気持ち(懐かしさ)に胸を打たれる。ほっと一息したいとき、眠る前にページを開いたら、読書をいっしゅんで、月の光の元や、晴れた草原の元へ導いてくれる──
感想追記──
きっかけは酒井駒子さんの絵が好きで手にしたのがはじまり。読んでいくと、頁をめくるたびに、アンネという一人の若き作家の見ていた世界や考え方がお話を通じてじぶんに投影されたようで。いつでもこの本を読み返せば、また、アンネという世界に出逢える。共に旅できるのだ。
Posted by ブクログ
アンネの日記を読んだ後にどんな物語を書いていたのかが気になり購入しました。
アンネの日記を読んでからだと、より理解度が増した気がします。
15歳くらいの子供かと思いきや時折ハッと気付かされる大人のような、そんな狭間をところどころ感じる文章でした。
外の世界への憧れや想像力が溢れていました。
挿絵が酒井駒子さんでくまのブラーリーがとっても可愛い!
訳者はぐりとぐらなどでお馴染みの中川李枝子さん。
あとがきも読み応えありました。