感情タグBEST3
Posted by ブクログ
個人的にはすごく好き。
あとがきで「働く女性が気分転換に読んでスカッとするファンタジー」を書いたとありましたが、まさにそんな小説でした。
技の名前や流派、建国記に関連した王族の設定など、ちょっと凝りすぎなところはあるかもしれませんが、私は厨二心が程よく擽られました(笑)
主人公が男装の麗人、ということでもっと恋愛的な要素があるのか?と思いきやほとんどなかったのも個人的には良かった。
Posted by ブクログ
次々と現れる魅力的な登場人物、そして淡々と語られる様は三国志を読んでいるようだった。とても面白かった。一番驚いたのは,この作品を生み出したのがあの「ハルさん」の著者だということ。作家さんって凄いですね。
あらすじ(背表紙より)
仰の国では、王の徳が失われ、世情が乱れ始めていた。「王を殺す刀」を作ったという罪を着せられて両親を殺された柳紫鳳は、女であることを隠し、「絶命殺」と恐れられる暗殺者となり、旅を続けていた。ある日立ち寄った酒場で、月家刀を手に入れたという男たちから、塞北盗侠こと胡桃核が奪おうとするところに遭遇する。この月家刀こそ、紫鳳の父の作った刀だった。だが…。