感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2018年09月14日
読み始めは、ほのぼの日常の謎系と思った。
が、徐々にミステリ度がアップしてきて、
なかなかに手に汗握る展開に(^ ^;
十八年前の事件の真相は?
ヒカリは何故死んだ?
行方不明のミツバチは今?
「主人公」の探偵役は、美術館のカリスマ学芸員。
が、探偵の一人娘が通う保育園の先生目線で話は進む。
...続きを読む先生も色々と鬱屈した思いを抱えているが、
「ものの見方を変える」ことで救われたりする。
その「視点を変える」ことが大きなテーマの一つで、
世界の名作絵画の「解釈」に絡めて、
一地方都市の盛衰と人々の思いを浮き彫りにする。
作者は、かなりの「手練れ」とお見受けする(^ ^
予想もしてなかった「過去の確執」やら、
意外な人間関係やら、全てのトピックが
ある一点に向けて集約していく山場は見事(^ ^
最後の最後まで予想を裏切る展開と言い、
実に内容ぎっしり密度の濃い一冊(^ ^
この作者の本は初めて読んだ(と思う)が、
ぜひ他の作品も読みたくなりました(^.^
Posted by ブクログ 2022年02月10日
仁とはどんな人物なのか、桜子との関係、おりおり堂はどうしてできたのかなど気になることがたくさん出てくる。最後までその謎はわからなかったが、その謎が読者の読書欲を揺さぶっているように思う
Posted by ブクログ 2021年08月29日
シリーズ第一作。32歳の派遣女子・山田澄香が出張料亭のイケメン料理人・橘仁の助手になった。澄香にも仁にも色々な過去があったようだが、まだそれは明かされない。美味しそうな料理、美しい季節の描写、そして時々出てくるユーモラスな心理描写。面白かった。続きが楽しみ。
Posted by ブクログ 2021年05月28日
澄香さん、なかなかおもしろい人なんだけど、たまに妄想についていけない(笑)二人が抱える何かが、これから明らかになるのかな。おいしいごはん食べたいなー
Posted by ブクログ 2019年03月30日
同世代と言う事もあって澄香に共感しつつ、そんなイケメンなんて出会えないわー!!と一人突っ込む。
澄香に、仁に、何があったのかも気になる。
ライトに読めて面白い。