感情タグBEST3
Posted by ブクログ
万智さんの短歌はもちろん、息子さんとの日々の暮らしを綴ったエッセイはいつも楽しく読ませていただいている。
私にも3人の子ども、息子が2人いるので、「男の子ってそうだよね」と共感するところも多いけれど、万智さんの大らかで子どもを見守るあたたかいまなざしは、いつも見習いたい、私もそうでありたいと思う。
息子さんも成長して、プライバシーの問題もあるかも知れないが、これからも少しでも息子さんとのやりとりや暮らしの様子を読ませてもらいたい。
Posted by ブクログ
エピローグでタイトルの理由がわかった。
この本は先日読んだ「たんぽぽの日々」の続きだったらしい。息子さんの卒園時期から小学5年まで。
自然豊かな石垣島での子育てにちなんだうた。
最後まで温かい気持ちで読めた。
わたしにも「ありがとうのかんづめ」届かないかな。
でももう受け取ってるのかな。
Posted by ブクログ
俵万智
1962年 大阪府生まれ
サラダ記念日
一人息子のシングルマザー
東北大震災を機に石垣島へ移住
子育てエッセー
前向きで暖かい日常と子どもへの愛情が良く伝わってくる
Posted by ブクログ
雑誌に掲載されていた子育て短歌ダイアリーの
後半部分。幼稚園から小学生時代を綴っている。
シングルマザーとして、親元の仙台に暮らしていた時
東日本大地震が起こり、落ちつかない一時期を
逃れていっとき避難のつもりで沖縄へ。
友人の住む石垣島へ滞在したのがきっかけで
その小さくて限りなくあったかいコミニュティー、
あふれんばかりの圧倒的な大自然!
体験を重ねるうちに、移住を決める。
インドア派を自称する俵万智さんが
免許もなく移動の不便もなんのその。
「助けてください」と心を込めた「ありがとう」を武器に?!
子供にとっては変えがたい経験を。
言葉を紡ぐものとしての、息子さんに触れる言葉たちは
とても、印象深い言葉が多く、良い作品でした。
子育てを過ぎてしまったひとにも、
真っ只中にいる人にも、
ともに、素敵な一冊になるのでは。