【感想・ネタバレ】赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD 4のレビュー

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Posted by ブクログ

深い物語。人間というもの、人間社会というものの、残酷さ理不尽さ、どうしようもなさ。その中で足掻く人の勁さ。
イデオロギーなぞで人が幸せになるか、と言った流転の海の熊吾のセリフを思い出す。

漫画なのに語られる言葉が重い。
『不完全であるところの実在の人間は、その理念を遂に、地上に実現することはできないのだ。美しい理念は、人間の邪悪なる欲望によって歪められ、汚され続け、やがて人々はそれを現実と呼ぶようになるのだろう。どのような政治体制になろうとも、そこからこぼれる者、はじき出される者は必ず出てくる。』
単なる理想主義に走るのではなく、こうした現実、人間と人間社会の特性をふまえて、制度の限界も踏まえて、制度設計しなきゃね。と、藤田一照老子の言葉も思い出す。
精進。

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2024年04月17日

Posted by ブクログ

4巻はドルトン・トランボの刑務所での囚人セシルとの話”ラブレター”と
架空の俳優ジョン・エヴァンスの話”愛するニーナ”が珠玉。
”ラブレター”はトランボの再生決意の回。

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2019年08月08日

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